高橋弥七郎のレビュー一覧
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弔詞の詠み手
新たなフレイムヘイズ、マージョリー・ドーと紅世の徒、屍拾いのラミーの話。これまでの話だと徒は世界の均衡を崩すような悪いやつというイメージだったが例外もいると知らされる。一方でフレイムヘイズ同士の価値観の違いからの同士討ちもあり得ると知る。マージョリーはシャナと悠二にとって敵に当たるが、彼女の悲しい過去とその側面をクラスメイト田中と佐藤と共に見ることができ、なんともむず痒くよっていい話だった!
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購入済み
坂井悠二とフレイムヘイズの出会
平凡な高校生、坂井悠二が異世界の住人〝紅世の徒〟の下僕、燐子に襲われる。そこに助けに入った少女がこの世の均衡を保つための存在〝フレイムヘイズ〟炎髪灼眼の討ち手(シャナ)だった。悠二は身体に紅世の宝具を宿した特別な存在〝ミステス〟であり、それを敵の徒であるフリアグネから守るフレイムヘイズのお話!シャナと悠二の青春小説のような甘酸っぱい関係にも注目です。すごく斬新で面白かった
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Posted by ブクログ
ネタバレソローはタイトルの通り、悲しい話だった。内乱の真実と、フレイムヘイズ殺しの宝具『トリガーハッピー』なんかができた理由がわかった。人間が味方であるはずのフレイムヘイズを殺すような宝具を望むってどういうことだろう?と多くのシャナ読者が零時迷子のできた過程をあたりで思ったと思うけど、それを納得させられた。
最後の狩人のフリアグネでは、動いてるものの一部が封絶に入ったらどうなる?や祭礼の蛇たちの昔の通名がなんだったのか?みたいな多くの人の疑問にも答えていて、とてもよかった。
これで終わりだなんて…革正団覆滅戦とかも読みたかった!
ユストゥスと三悠の物語とかを想像してしまう! -
Posted by ブクログ
ネタバレ雑誌収録の短編についてはもう、見事という他ない。
シャナという作品は当初「萌えと燃え」と言われていたけど、「燃え」だけで十二分に傑作であることが、シャナたちの登場しない過去編を読めば分かる。
「ソロー」
本編で何度か言及されたていた「内乱」の話と、ついでにフリアグネの過去話。この話で彼が手に入れた宝具が、のちの本編1巻で自滅の引き金となると思うと感慨深い。
「ノーマッド」
これは劇場文庫で読んでたので流し読み。シャナという作品の唯一最大の欠点は、この日常パートのどうしようもない白々しさだなと思う。
「ヴァージャー」
本編で、シャナが悠二と出逢う前に交流のあったフレイムヘイズを回想するシーンがありましたよね。いわく、お喋り男に爆弾女、乱暴絵描きに引き語り、偏執狂に肝っ玉母さん……と。その偏執狂の話。
紅世の徒にこういった「望みに真っ直ぐな故に歪んだ奴」は多かったけど、フレイムヘイズにもいたんだね。それだけ、人間と徒が近しい存在であったということを裏付ける一遍でした。
「フューチャー」&「ホープ」
これまでの24冊を愛している人向けの後日談。客観的に考えたら蛇足というか、書く必要のなかった話かもしれない。けどここまで読んできたファンで、この2つの後日談が気に入らない人はいないんじゃなかろうか。こういうのが嫌だったら、とっくに読むのやめているだろうから。
まあそんな感じで、最後の最後にふさわしい1冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最終巻である。非常に感慨深い。
祭礼の蛇が登場してから最終巻まで、ある意味では、シャナと悠二の凄まじく強大な痴話喧嘩だったといえるのではなかろうか。
紅世の徒たちが、あの結末を是としたのは、ややご都合主義的な何かを感じざるを得ないが、概ね良しと――いや、好しとしよう。個人的に気になるのは、世界に残された者たちと、新世界に旅立った者たちの今後かな。
なお最終的に「彼女」の存在を取り戻させた件については、このライトノベルの始まりがアニメ一期のように「彼女」という個人を読者に刻んでおくことが出来ていれば、より感慨深いものとなっていたかもしれないなと思える。