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“徒”の理想郷 『無何有鏡(ザナドゥ)』 創造を巡り、“祭礼の蛇”の代行体・坂井悠二と、フレイムヘイズ 『炎髪灼眼の討ち手』 シャナが、刃を交えていた。 その渦中、琥珀色の風が吹いた。 吉田一美が、宝具 『ヒラルダ』 へ願った想いを受け、“彩飄”フィレスが戦場に現れる。 一大決戦の舞台となった御崎市は、この転機と共に、激動を経て終幕へと向かう。 フィレスを呼んだ吉田。 生け贄のヘカテー、ほくそ笑むベルペオル、神殿を支えるシュドナイ。 襲来する“徒”を屠るカムシン、神殿上空に舞うヴィルヘルミナ、そこへ向かうマージョリー。 そして、対峙するシャナと悠二。 人間、“徒”、フレイムヘイズ。彼らが向かう先が、今ここで決まる。すべては、悠二とシャナの決着の行方にゆだねられていた──。
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Posted by ブクログ 2011年10月16日
圧巻の最終巻。贅を尽くした描写の饗宴と、全てを根こそぎ持っていく結末。
結局悠二は面倒な男で、シャナは意地っ張りで、でも二人とも、成長した。
カムシンの生き様が、何か響いた。
吉田さんのようなキャラクターがいることも、この作品の魅力かな。
広大に拡げた風呂敷を見事に畳んだ、ライトノベルの代表作かと...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月13日
2002年に1巻が発売されて、早9年。ついに本編が完結しました。最終決戦に入ってからは、次々と新キャラが投入され、ストーリーや人物相関を把握するのに手こずりましたが、最後にここまできっちりと纏めてくれるとは。最終巻は、主要なキャラに見せ場が用意され、次々と話が展開し、最後にこの人まで登場するとは驚き...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月28日
シリーズ最終巻。最後まで話を広げていって、まとめるのが追いつかなかった、という印象です。
「祭礼の蛇」の「大命宣布」によってフレイムヘイズたちは使命を失うことになりますが、その中でシャナは、自分の立っている足元を見なおし、自分の信じるままに、悠二と対峙することを決意するというのが、前巻のないようで...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月03日
新しい世界の創造の時を迎えて、紅世の徒が、フレイムヘイズが、自分たちの思いをぶつけ合う姿に心震えました。助けるために己の命をかけるもの。永遠であるために新しい形をつくるもの。それぞれの思いの強さに、ただただ圧倒されるようでした。そして、何より悠二とシャナの結末。お互いを思いながらも、お互いを思うが故...続きを読む
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