片山ユキヲのレビュー一覧

  • 夜明けの旅団(1)
    第二次世界大戦のヨーロッパ。突如現れたパペットと呼ばれる死霊が人間を襲う世界で出会った、ジョニーボーイとハニーバニーの二人。復讐のジョニーボーイ。孤独のハニーバニー。
    目指すは、ノイシュヴァンシュタイン城。そこにジョニーボーイの父親の仇がいる。

    二人はどんな物語を紡ぐのか。生きる目的が復讐のジョニ...続きを読む
  • ふろがーる! 1

    情報本

    マンガというより情報本といった感じの本です
  • 花もて語れ 1
    朗読の声色やトーンを絵柄、すなわり表情やイメージや内声や讃嘆する観客で描く。
    結構無理なことにチャレンジしている。
    ……それよりもまんま澁澤が出てきて笑った。

    宮沢賢治「やまなし」
  • 花もて語れ 1
    もっとしっとりとした感じを期待していたので、全体的にリアクションオーバー気味に感じる。「視点の転換」っていう考え方は面白いと思う。
  • 花もて語れ 1
    「朗読」の漫画。なんだそれと思ったけど、評判を耳にしたので1巻を試しに買ってみた。漫画として好きかと言われたら、絵も話運びもそんな好みではない。続きを買うかはわからない。

    ただ、色々なことを思い出した。
    のりのりで絵本の読み聞かせをしてくれた母のおかげか、小学校で毎日出た国語の音読の宿題は全然苦じ...続きを読む
  • 花もて語れ 10
    恋愛パートが入ってくると、とたんにモヤっとしだす。そしてあと3冊で完結とか書かれてるし。

    ところで、週刊連載なのに毎回毎回同じ説明をたたみかけるのは師匠の影響でしょうか。
  • 花もて語れ 1
    1話を読んで、画力が足らないのか、これがギャグ漫画なのか感動させようとしているのかわからず、入り込み辛く思ったこともあった。けれど、謎の感動があって面白い
  • 花もて語れ 5
    ハナちゃんが可愛くなってる…!
    早々とハナと麻里子の関係に焦点が当てられてそれが続いてるけど、藤色教室の皆をもう少し掘り下げてほしいな、なんて。どんな朗読するんだろう。折口先生、再登場したはいいけども、2人の恋愛を巡るただの置物臭が。
  • 花もて語れ 4
    次巻から週刊誌に移るみたい。このクオリティで週刊誌って…鬼畜…!
    勉強にもなる漫画。
    麻里子さんのキャラ変わったな...
  • 花もて語れ 1
    勢いに圧倒されます。朗読の場面はぞくぞくする。
    「やまなし」は小学校の教科書で読み、「よく分からない、けどなんか怖い」印象だった記憶がある。クラムボンといった単語のイメージが強い。朗読で聞いたらどんな気持ちだったのかなあと思います。
    始まったばかりなのでこれからの展開に期待。
  • 花もて語れ 8
    朗読会でハナが披露したのは
    宮沢賢治の『注文の多い料理店』

    観客席に居る折口先生や藤色先生が
    作者や登場人物の心情を掘り下げての解説が
    ハナの朗読とともに理解を究明した。

    コミックの域を超えて朗読会の臨場感を
    表しているのはスゴイです。

    ハナちゃん一皮も二皮も剥けましたね。
  • 花もて語れ 7
    満里子が読んだ宮沢賢治の『おきなぐさ』って
    童話なのだけど悲しい。

    天に召されるふたつのおきなぐさ。
    そして、種子は風にのって新しい命へのバトンタッチをする。

    おきなぐさの終わりと始まり。

    満里子はレクイエムとして妹の死を悼むだけでなく
    ハナへのメッセージをも込めたのがよかった。

    前巻の旅行...続きを読む
  • 花もて語れ 8
    うーん、やはり週刊連載になってから面白くなくなりました。
    もっと腰を据えてじっくり描いてほしい作品です。

    前から思ってましたが、各話のオーバーラップがひどいです。
    連載だと「前回のおさらい」みたいな感じになると思いますが、
    単行本で読むと三歩進んで二歩下がる感じでイライラします。
  • 花もて語れ 1
    題材が珍しくて、
    一話目が少々重く感じたけど、
    朗読を通じて人との繋がりを描いているのは
    すごく面白いと思った。

    話も朗読する内容と被さるように作っているので
    朗読する作品についても
    その考えが一辺倒ではないと思うけど、
    考えが深まると思います。
  • 花もて語れ 5
    週刊誌に移ったため冒頭は振り返り的な内容。でも朗読シーンはグッと胸に迫る。次巻は満里子さん活躍らしい。そして何だか色恋展開みたいだが、、、どう転ぶかなぁ
  • 花もて語れ 4
    ハナと芥川と「トロッコ」の物語世界が重なって後半は盛りだくさん。地の文における視点の転換も興味深いものがあった。
  • 花もて語れ 1
    まずタイトルが秀逸。どんな話か読んでみたくなる。そして、漫画で朗読の話をやるっていうんだから驚かされる。
    ただ、描きたいことに表現力がついていってない印象も。テーマ的にはもう少ししっとりとまとめて欲しいけれど、演出過剰で騒がしく感じてしまう。
    あぁ、でもクオリティの高い朗読を一度聞いてみたくはなる。
  • 花もて語れ 1
    坂本真綾さんが元々この作品を知っていたのか、帯には疑問が持てますが…
    朗読の素晴らしさを伝えたい著者の気持ちは強く伝わりました。ハナちゃんが世間知らず過ぎてビックリ。
    学生振りにクラムボンという単語を聞いた気がしますね!懐かしいー
  • 花もて語れ 2
    朗読をテーマにしたマンガの第2巻。月夜に本が雁のように飛んでいく表紙が好き。

    第1巻の最初の「試練」と対峙し、また友人を得ていって物語が動き出していく。第1巻から続いて宮沢賢治の「やまなし」、「春と修羅」、高村光太郎の「ぼろぼろな駝鳥」をとりあげている。「春と修羅」は巻末に詳細な解説がついていると...続きを読む
  • 花もて語れ 1
    絵や展開は本当に好みでないのだけど、朗読という題材が面白い。宮澤賢治の「やまなし」の解釈を読んで、うわぁ~~~~~~~と思った。とりあえず1巻しか読んでないけれど、続きが気になる漫画。