片山ユキヲのレビュー一覧

  • 花もて語れ 9

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    ネタバレ

    ハナちゃんと満里子さんの同居生活がスタート。
    満里子さんのいたずらを大目に見るハナちゃんの度量の広さに
    感心する。

    その新居にてクリスマスイヴパーティーが開かれる。
    火野葦平の『皿』をみんなで群読する。
    就活中で気力をなくしていた山吹さんは群読中に我と向き合い
    見出していく。

    『何かの理由で捨てた情熱、何かの理由で持ち続けることは
    叶わなかった熱情。
    でも、たとえあなたがその情熱を忘れても、情熱の側は
    あなたのことを忘れはしない。』
    心に響きました。

    そういえば藤色朗読教室の前にいた引っ込み思案な人は
    新メンバーとして次回登場するのでしょうか?
    気になる・・・・。

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    2015年02月13日
  • 花もて語れ 9

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     正直いまの自分に重ねてしまって心がえぐられるようでした。

     倍返しだっ!。初っ端から始まる満里子とハナの共同生活。最近ハナちゃんのスペックはストップ高なのに対して、満里子はダダ下がりっぱなしですね、今回の生活はひどいというレベルを越して生活できねぇだろこいつと思わせてくれるほどでした。そりゃハナに本音で喋ってって言われたら数千倍にして返されますよ。だけど、そんな2人でも一緒に生活して楽しそうなのがとても微笑ましい2話でした。

     あなたの時間に価値はありますか。今回の朗読は落語にもある皿屋敷のお菊もでてくる火野葦平の河童曼陀羅の1篇「皿」。皿を追い求める亡霊であるお菊と河童の情熱を山吹と谷

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    2013年08月30日
  • 花もて語れ 1

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    朗読の漫画があるなんて、ビックリ‼
    声に出して読むことは大切と思っていたけど、他人に大きな影響を与えるとは思っていなかった。どうしても歌には負けてしまうと。二巻以降が楽しみです!

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    2013年08月04日
  • 花もて語れ 6

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    宮沢賢治がテーマということで、わたしの地元のいい風景がふんだんに盛り込まれていて嬉しい限り。ストーリーは心を締め上げるような切なさだけど。

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    2013年03月14日
  • 花もて語れ 6

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    週間連載になって、やや長めのストーリー展開になっている。間延びした感じはあまり無いのだが、密度を保ってほしいと思う。

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    2013年03月09日
  • 花もて語れ 7

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     朗読のステップ4。朗読の技術もさることながら今回はキャラの心理描写が色濃く出た感でした。花の迷いと満里子の決意、今思う自分の気持ちを込め宮沢賢治の「おきなぐさ」を朗読する。

     ステップ4の真髄。第6巻から課題とされている「立体的な場面」の表現方法。人との対話における欠かせない要因「間」がその鍵だったとは思いつきませんでした。今回のおきなぐさでの賢治の問いかけととてもマッチしているテーマだと思いました。他にも小さなアリからみた視点における表現、観念的視点の変換、真っ赤な天蓋のシーンなどどれをとっても唸る演出でした。物語の賢治との対話と聞いてくれる人との対話、それらすべてを取り持つ「間」。本当

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    2013年03月02日
  • 花もて語れ 7

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    今巻は恋愛のぐしゃぐしゃはあんまりなくて(ゴメンね山吹くんw)賢治の「おきなぐさ」が中心。ひとつの作品を読み込むためには時代・歴史・作者の人生を考慮する必要がある。(これは絵を読む時もそう)それを丁寧におってました。


    しかしながら、この「名作を残すと研究と称して手紙やら酒の愚痴やらまで丸裸にされる」感じは、毎度有名人は大変だねと言いたくなるわー

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    2013年03月02日
  • 花もて語れ 2

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    宮沢賢治さんの本を読んだことないけど、読んでみたくなりました。片山ユキヲさんは見せ方がうまいですね。満里子さんの葛藤しているところとか。一気に引き込まれる。

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    2013年02月18日
  • 花もて語れ 1

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    朗読って奥が深いんだね。確かに黙読だけでは想像できない部分ってあるのかも。本を読むことの楽しさを教えてくれるマンガだ。

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    2013年02月18日
  • 花もて語れ 6

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    全員いい人すぎてあかんスパイラルに入ってるよ! だからこそうまくほぐれそうな期待もあるが。辛い場面でもそういう救いがあるのは嬉しい。

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    2012年12月05日
  • 花もて語れ 6

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     朗読を通して自分の感情・位置の再確認をする満里子さんは綺麗でした。それでも、まだまだ自分の中に溜まったものを吐ききれてない様をみるとこれからそれがどう解決するのか、花の心情の移り変わりも気になるし、やっぱ週刊に移って展開の速さがより週刊誌向けになった気がしました。
     今回の朗読のポイントの場面の立体化は声でそんなことができるのかと満里子さんと同じ感想を持ちました。これを朗読家たちがどう表現するのかすごい興味深いところです。

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    2012年12月03日
  • 花もて語れ 2

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    ネタバレ

    最後に、佐倉ハナの朗読の才能を見出した折口氏の登場を匂わすなんて、次の巻も読まなきゃいけないじゃないか・・・!

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    2012年12月03日
  • 花もて語れ 1

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    小学生の時の教科書に載っていた 宮沢賢治の「やまなし」。
    何度読んでも全く意味がわからなくて、(確か、先生も意味を教えてくれなかった)だから、ずっと、宮沢賢治が好きではなかった。
    最近この「花もて語れ」を、いろんなところで目にしだした。
    「“朗読コミック”とはなんなんだ?!朗読をどうマンガにできるのか?」という疑問をいだき、購入した。
    そうだったのか!「やまなし」って、そういうお話だったのか!
    途端に私の中で宮沢賢治への評価が変わった(苦笑)。

    朗読の素晴らしさは実感している。
    同じ本でも、自分で黙読したときより、誰かに読み聞かせてもらったときの方が強く心に響くときがある。
    一番強く感じたの

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    2012年10月30日
  • 花もて語れ 2

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    面白かった。
    朗読という題材をうまく使って、
    スポーツマンガとは違うけど、
    なんだか熱いものを感じてしまう。

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    2012年10月12日
  • 花もて語れ 5

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    朗読の外側で緊迫した展開にハラハラするものの、物語と表現の力で大団円にも納得。前半ごちゃついたのは掲載誌の都合だから仕方ないよね。

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    2012年09月25日
  • 花もて語れ 5

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     ハナのなかで朗読が生きているのがすごい良く感じました。朗読で自分を見つめなおして、朗読を通して人とコミュニケーションして、人にはいろんな趣味がありますけど自分の好きなことを自分の生きる術にしているのはすごいですね。
     後半の朗読は黄金風景でしたが、自分が知らない物語のほうが作中のキャラと一緒にのめり込めるからみていて楽しいですね。

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    2012年09月23日
  • 花もて語れ 1

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    お兄ちゃんに言われて読んでみました。最初は絵があんまり好みじゃなかったのですが、次第に気にならなくなってきました。やっぱり話がおもろいからですねー^^

    朗読というものにあまり興味がなかったのですが、この漫画を読んで久しぶりに興味が湧きました!

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    2020年02月11日
  • 花もて語れ 3

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    朗読をテーマにしたマンガの第3巻。2巻の終わりから続けて、斎藤隆介の「花咲き山」をメインに物語を展開。とても濃い内容。最後のひきもあって、雑誌連載を読んでいない身としては、次巻の刊行が待ち遠しい。

    個人的には朽葉さんのキャラクターにさらなる期待をしたい(笑)。

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    2012年01月02日
  • 花もて語れ 1

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    入院のお見舞いに友人が持ってきてくれたのがこの「花もて語れ」の既刊3冊。タイトルだけは聞いたことがあるものの内容については知らず、興味をもって読み始めたらストライクな内容。選んでくれた友人に感謝感謝大感謝。

    主人公は就職したてのOLで、第0話では幼少の頃のお話。引っ込み思案でおとなしい女性が、朗読をきっかけに変わっていく内容のようだ。

    実は近年、自分でも朗読をやる機会をもちたくて、いろいろと調べ物をしたり本を読んだりしていた。シンクロニシティというか、まさにいいタイミングで読む機会に恵まれてうれしい。この本には朗読協力・朗読原案として東百道という専門家が参加していて、朗読に関するノウハウが

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    2012年01月02日
  • 空色動画(1)

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    ひとりぼっちで好きな絵を描いて過ごしてた女の子と、帰国子女と、バンド娘が自主制作アニメを作る。
    全然繋がりがなかった三人がアニメを作りつつ友情も作っていく様子が熱い。やってることは動画描きとかなのに(笑)熱くてほろりとする。

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    2011年11月07日