あらすじ
生まれて初めての「朗読会」に、二人のリレー朗読で挑むことになった、ハナと満里子。しかしその一方で、その朗読の出来次第では、二人のどちらかが「朗読の日」の出演者に選ばれるかもしれない。ハナと満里子はチームメイトで、しかもライバル!? そしてハナと折口の再会は!?
友情、情熱、才能をめぐる物語が加速する、青春「朗読」ストーリー第3巻!!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「花さき山」で、だだ泣き。
多分、これは、半分以上、「花もて語れ」の力ではなくて「花さき山」の力だという気もします。
でも、こういう強い物語を伝えてくれて、原典に当たるきっかけになるのなら、こういうマンガもいいねと思います。
Posted by ブクログ
このコミックの1巻と2巻を読んでいるときに
朗読と演劇の違いの疑問を感じていたが
その答えがズバリ3巻にある!!
朗読会デビューしたハナたちの題材にした本
斎藤隆介の「花咲き山」のなかで印象に残った文
やさしいことをすれば花が咲く。
命をかけてすれば山が生まれる。
うそではない、本当のことだ・・・・・。
恐ろしいはずの山姥の言葉が現代人を癒してくれる。
Posted by ブクログ
花咲き山のあやが我慢する気持ちは
妹弟をもつ人なら誰もが経験したことがあるのではないか。
妹弟がいなくても、
それが友達だったりしても
自分の欲求を抑えて
涙をこらえた経験があるはずだと思う。
そんな切ない気持ちを思い出させてくれた。
Posted by ブクログ
「花さき山」
セリフ・間・聞き手・行間いろんなものを教えてくれる。
これまで読んできた本達を繰り返し読見返して朗読してみたいと思わせてくれる。本当にいい作品。
Posted by ブクログ
「花咲き山」の物語に重なる天城姉弟のエピソード、満里子が父親にハナを連れてきてくれてありがとうって言うシーン。もらい泣きばかり…。ハナと満里子のコンビがすごく好きになりました。ストーリーも折口先生が動き出して続きが気になるところ。
Posted by ブクログ
なるほどーセリフとは何か、また一つ朗読の奥深さを知りました。セリフの受けての感情まで朗読で表現するってのはすごい、そしてどの相手に対して言ってるか意識する。すべての文字に意味があるっていうのがすごい伝わってきた巻でした。
Posted by ブクログ
圧巻の表現力と構成力。日常シーンの暖かさと厳しさが朗読場面で凄まじい激しさのカタルシスを迎える! このマンガは笑顔がとびきり優しい。
Posted by ブクログ
朗読をテーマにしたマンガの第3巻。2巻の終わりから続けて、斎藤隆介の「花咲き山」をメインに物語を展開。とても濃い内容。最後のひきもあって、雑誌連載を読んでいない身としては、次巻の刊行が待ち遠しい。
個人的には朽葉さんのキャラクターにさらなる期待をしたい(笑)。