【感想・ネタバレ】花もて語れ 13のレビュー

あらすじ

朗読コンクール二日目、
自由作品審査。
五十土がいなくなった舞台に
ひとり立ったハナが読むのは、
あの日に読もうと決めた、あの作品。
想いを届ける最終巻!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最終巻は芥川龍之介の『蜜柑』。
最終話は有島武郎『小さきものへ』。

ゆっくりと読み進めてきた本作だが、最終巻に向けての5巻ぐらいは、一気に読んだ。文学や朗読を真っ正面から漫画で表現することに挑んだ、素晴らしい作品だと思う。

0
2017年12月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「週刊ビッグコミックスピリッツ」で、長期連載されていくのかと楽しみにしていたのに、これが最終巻ですか・・・。

幼くして両親を亡くしてしまい、引っ込み思案な女の子だったハナが当時 教育実習生であった折口先生から言われた言葉。

『きっと伝わる。伝えたい気持ちがあれば。』

このメッセージの集大成、見せ場となるハナの朗読の舞台。
芥川龍之介の『蜜柑』を選んで伝えたいとした相手は、折口先生だけでない。
ハナの朗読を聴く人々へ向けられたものなのだ。
そして、このコミックの読者にも伝わっているでしょう。

ハナは、次は自分が励ます側に立つと、決心する。

日頃、私も感じていたのだけど、人は人を励ますために生まれてきている。

それを、忘れてはいけない。

0
2015年02月13日

Posted by ブクログ

無事完結ー。
週刊連載に移った頃、流れが一瞬止まって、進行がだらだらになったときは(やべえこの週刊なのにくどくどしいこれは師匠の悪い癖が)と思いましたが、最終巻の淀まなさといったら。
ずっとこうだったらよかったのに。

0
2014年10月18日

Posted by ブクログ

どんな作品でも、最終回前の方が盛り上がって面白いことが多いですが、この作品もその例から漏れませんでした。この巻はお話を終わらせるための、最後の一筆という内容でしたが、もちろん蛇足にはなっておらず、良い作品として完了しました。音を漫画にするというと音楽がぱっと思い浮かびますが、音楽よりもさらに表現が難しい朗読を取り上げ、それをきっちりと描き上げた作者の片山さんの力量は素晴らしいですね。次回作も期待します。

0
2014年10月01日

「青年マンガ」ランキング