感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2017年10月28日
この巻も、文学作品を読み解く上での重要な鍵が紹介される。地の文における視点の転換。題材は芥川龍之介の『トロッコ』である。
漫画ならではの、ビジュアルを伴った言葉の呈示で、文字だけでは思い至らなかった作品世界の情景がぱっと目の前に開ける。
トロッコに重ね合わせる主人公の感情も印象的に読み手に迫る。...続きを読む
逃げずに路上朗読に挑戦する主人公。
「ま、どんなやつでも、本気さえ出したら、なんだってできるってことだの!」
路上ライブを続ける主人公の友人の言葉が、読み手にも突き刺さる。
Posted by ブクログ 2015年02月13日
自分に自信がなくて引っ込み思案で臆病で、
自分から進んでは何ひとつできない。
まわりの皆に助けてもらっても迷惑をかけてばかり・・・。
そんな自分から打破したハナ。
誰もがそうだろうけど打破するには
自己アピールやどうしていきたいかの自らの態度
それから人とのコミュニケーションを全面に押し出して...続きを読むいかなくてはならない。
それがハナは出来た!
レパートリーが増え
かな~り前進した成長ぶりに拍手を贈りたい。
Posted by ブクログ 2012年04月19日
表現するということは何か。それをどのようにコントロールするのか。テーマは深い・・・。いろいろ教えられるものがある作品。週間連載になるようだが、クオリティは落とさないで欲しい。
Posted by ブクログ 2012年04月08日
物語はそこに書かれたモノだけでなく、
行間・視点の転換それぞれを
注意深く読んでいくことで
よりその話の深い思いまで共感させてくれる。
四巻まできて、より一層次の話が見たい。
結局今回も読んでいきながら、
自然と涙が出てくるのはなんでだろう。
本当に良い作品。
Posted by ブクログ 2014年06月28日
よく「映像化不可能と言われた○○がついに映画化!」なんてコピーを見るけどCG技術の進歩で恐らく作れない映像なんてもうないだろう。むしろ本当に「映像化不可能」なのはこういう作品なんじゃないかと戦慄すら覚えながら絵に釘付けになった。漫画だけにできる表現がここにある。
Posted by ブクログ 2017年05月13日
『トロッコ』は昔から嫌いだった。可哀想で泣いてしまうから。今日も泣いちゃった。ちっ。(2016-10-18L)(2017-04-23)