片山ユキヲのレビュー一覧

  • 花もて語れ 3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このコミックの1巻と2巻を読んでいるときに
    朗読と演劇の違いの疑問を感じていたが
    その答えがズバリ3巻にある!!

    朗読会デビューしたハナたちの題材にした本
    斎藤隆介の「花咲き山」のなかで印象に残った文

    やさしいことをすれば花が咲く。
    命をかけてすれば山が生まれる。
    うそではない、本当のことだ・・・・・。

    恐ろしいはずの山姥の言葉が現代人を癒してくれる。

    0
    2015年02月13日
  • 花もて語れ 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大人になってからは朗読する機会はまったくない。
    ただ、黙読するのみ。

    2巻を読み終えて朗読会へ足をはこんでみたくなった。

    0
    2015年02月13日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    大人が楽しめるコミックを探していたら推薦されていたので、早速、今発売されている分をまとめて購入してみました。

    「朗読」というものをコミックで表現されている。
    これは新感覚。

    頭の中は「クラムボン」と「かぷかぷ」でいっぱいです。

    0
    2015年03月19日
  • 花もて語れ 4

    Posted by ブクログ

    話の構成が素晴らしい。
    朗読題材と、登場人物の経験や過去を
    重ねてこんなに濃密な話を作るなんて!
    感動した!!

    0
    2012年10月21日
  • 花もて語れ 3

    Posted by ブクログ

    花咲き山のあやが我慢する気持ちは
    妹弟をもつ人なら誰もが経験したことがあるのではないか。

    妹弟がいなくても、
    それが友達だったりしても
    自分の欲求を抑えて
    涙をこらえた経験があるはずだと思う。

    そんな切ない気持ちを思い出させてくれた。

    0
    2012年10月21日
  • 花もて語れ 5

    Posted by ブクログ

    本編のストーリーのほうが朗読される物語の影のようであるが、その劇中劇のような演出が面白い。太宰「黄金海岸」の読みはスリリング。週刊誌連載に移行して、どうなるかと思ったが、いまのところマンネリ化を感じさせない。

    0
    2012年09月20日
  • 花もて語れ 5

    Posted by ブクログ

    相変わらず面白いです。
    本巻から週刊連載になったので、ちょっと仕切りなおしです。
    そして絵も変わりました。
    ハナちゃんが下膨れのチンチクリンじゃなくなりました。

    0
    2012年09月03日
  • 花もて語れ 5

    Posted by ブクログ

    今回の話は
    「ごんぎつね」と太宰治の「黄金風景」
    「ごんぎつね」は本当に何十年ぶりに触れたのだろう。
    やはり人生の折に触れて、再び感じる作品はまた違う思いがあると思います。
    太宰治の「黄金風景」は本当に朗読、声に出して読むことの大事さを表現してくれているのだと思う。
    小説の読み方は人それぞれ違いがあるでしょう。
    私も好きな作品は何回と読み返して、その時々に新な発見と心象を読めるようになってきたと思うが、そのような楽しみ方を教えてくれているように思う。

    「人間のプライドの究極の立脚点は、あれにもこれにも死ぬほど苦しんだことがありますと言い切れる自覚ではないか」
    とりあえず、太宰の「東京八景」に

    0
    2012年09月02日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    小学生のころに習った宮沢賢治の「やまなし」
    クラムボンがなんなのか、私も判らなかった。
    内気で自分の思いを上手に伝えることのできない佐倉ハナが朗読に出会い、成長していく(であろう)物語。

    小さいころは音読が当たり前だった。
    小学生のころ「感情移入が上手だ」と、音読をほめられたことを思い出す。
    そして芋づる式に次々と音読に対する記憶は甦ってきた。
    幼稚園に通っていた妹の誕生日(だったと思う)に、両親がプレゼントしたディズニーの紙芝居。
    まだたどたどしくしか読めない妹の代わりに、私が読んであげていたっけ。
    感情を込め、臨場感たっぷりに読みすぎたせいで、妹と弟を泣かせた記憶(…

    音読だと思ってい

    0
    2012年07月27日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    おそらく日本初となる
    本格朗読漫画です♪


    たまたま本屋で
    綺麗な表紙に惹かれて手にとったけど
    こんな漫画があるなんて
    いやぁ〜もう
    ビックリです(^O^)


    声に出して本を読むことの
    素晴らしさや面白さを
    見えない声を絵で表現し、

    あったかい笑いを交えた漫画で
    教えてくれます。


    知識を詰め込むことが優先され
    現在では「黙読」が当たり前になっているけど、

    本当は声に出して読むことこそが
    本が持つ本当の面白さや
    物語の魅力に気付かしてくれる。


    帯にて推薦の文を書いている
    声優であり歌手の
    坂本真綾さんも述べている通り、
    『朗読』とは
    ひとりひとり違う
    声に宿る不思議なエネルギ

    0
    2012年06月28日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    宮沢賢治「やまなし」は、むか~しどこかで読んだ微かな記憶がありました。
    こんな深い内容だとは思わなくて、いろいろ気付かされた。
    このやまなしのくだりは、何度読んでも涙。

    0
    2012年04月21日
  • 花もて語れ 4

    Posted by ブクログ

    表現するということは何か。それをどのようにコントロールするのか。テーマは深い・・・。いろいろ教えられるものがある作品。週間連載になるようだが、クオリティは落とさないで欲しい。

    0
    2012年04月19日
  • 花もて語れ 4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    物語はそこに書かれたモノだけでなく、
    行間・視点の転換それぞれを
    注意深く読んでいくことで
    よりその話の深い思いまで共感させてくれる。
    四巻まできて、より一層次の話が見たい。

    結局今回も読んでいきながら、
    自然と涙が出てくるのはなんでだろう。
    本当に良い作品。

    0
    2012年04月08日
  • 花もて語れ 4

    Posted by ブクログ

    『トロッコ』の読み解きに「すごい!」と驚くが、その読解が朗読場面に一層臨場感を生み、朗読する物語までをも感動的にする。ますますすごい!

    0
    2012年04月03日
  • 花もて語れ 4

    Posted by ブクログ

    よく「映像化不可能と言われた○○がついに映画化!」なんてコピーを見るけどCG技術の進歩で恐らく作れない映像なんてもうないだろう。むしろ本当に「映像化不可能」なのはこういう作品なんじゃないかと戦慄すら覚えながら絵に釘付けになった。漫画だけにできる表現がここにある。

    0
    2014年06月28日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    「朗読」をテーマにした漫画。

    「普段の話声は小さくて、会社では失敗ばかり」の22歳の新卒女性が主人公なので個人的には感情移入しやすい。
    1巻の後半では、宮沢賢治の『やまなし』を題材としており、その解釈についても深く考察されているので読みごたえがあった。

    朗読の技術についても触れられているが、朗読の際に最も重要なのは「伝えたいと思う気持ち」であると感じた。普段の生活の中で自分の気持ちがうまく伝わらないとき、相手に対してイライラしてしまうことが多い。でも、イライラする前に「伝えたいと思う気持ちが足りなかったのではないか」と自省する必要があるのではないかと思った。

    唯一残念な点は今のところ1年

    0
    2012年01月05日
  • 花もて語れ 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とよ田みのる先生のtwitterをきっかけに知り、1~3をまとめて購入して一気読み。

    かつて、気持ちが沈んで仕方のなかったころ、放送大学やNHKといった落ち着いた雰囲気の音源を求めていたのですが、ある日たまたま朗読の音声ファイルをUPしているサイトを見つけてしばらく聞いていました。

    そのとき朗読に対して持った印象は、私がそういうものを求めていたせいだと思いますが、「穏やか」「落ち着いている」「淡々としている」といった"静"なものだったのですが、本作品を読んで、そうではない、と知りました。

    時に静かに、時に激しく。

    こんなにも感情を揺さぶられるなんて。

    気づいたら泣

    0
    2012年04月01日
  • 空色動画(3)

    Posted by ブクログ

    レトの台詞「創作とは…楽しい」にこの物語のすべてが詰まってる。ほかにも心に残る言葉はたくさんあったけど。すてきな青春物語だった。
    「つくることは楽しい」は、「花もて語れ」とも共通のテーマ、かな?

    0
    2011年12月04日
  • 空色動画(2)

    Posted by ブクログ

    「今のこのキモチ ひとりでは味わったことがないから(略)私はがんばる」。流されがちだったヤスキチが、雨の中自分を奮い立たせてかけずり回って。青いけど羨ましい青春だなと思う。いいなあ。

    0
    2011年11月07日
  • 花もて語れ 3

    Posted by ブクログ

    「花さき山」
    セリフ・間・聞き手・行間いろんなものを教えてくれる。
    これまで読んできた本達を繰り返し読見返して朗読してみたいと思わせてくれる。本当にいい作品。

    0
    2011年11月06日