吉野源三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすかった。でも本のほうが評価良いのでそっちも読もうと思った
物語形式でスラーっと読めるが、あまり感動はしなかった
君たちはどう生きるか は、「素晴らしい人になるにはどうあるべきか」という理想像を示す作品ではなく、「そのために自分はどうありたいのか」を自分の頭で考えさせる作品という感じだった。
物語の中では、正義とは何か、正しさとは何かが繰り返し問われる。ただ与えられた正解に従うのではなく、自分が正しいと思うことに向き合い、行動することの難しさと大切さが描かれている。
また、人は決して一人で生きているのではなく、どんな人も何かに貢献しながら社会の中で生きているという考えがあり、偉人、友達、貧しい人、悪い人など様々いるが、普段見過ごしてしまうような他者の営みの中にも学ぶべきことがあると気づかされる。
さらに、人間には自分自身の生き方を決定する力がある一方で、失敗や弱さから逃れられない存在でもある。しかし本作は、それらを否定するのではなく、失敗や苦しさの中から「どうすればよかったのか」を考え続け、これからの人生に教訓として生かすことが大切だと感じた。
この作品の核心は、正しい生き方の答えを提示することではなく、自分自身に問いを持ち続ける姿勢をもち、「自分はどう生きたいのか」を考えていきたい。 -
購入済み
当たり前のことだけど・・・
自分が常日頃感じ考えているような内容なのかな?と思い敬遠していましたが、NHKの番組で取り上げられてるのを見て、確認のために読んでみました。
予想通りの内容でした。
不寛容社会の今だから、特に心に響くのかもしれないですね。
でもこれを読んで少しでも自己中心的で攻撃的な人が自分自身を見つめ直し、相手を思いやる心を持ってもらえることを願いたいですね。
文章だけの部分も漫画にして欲しかったです。
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Posted by ブクログ
若者に向けて、不易のメッセージ。
最初に出されたのは1937年だという。内容は少々削られたところもあるらしいが、軍靴の足音が聞こえるその頃に、少年少女たちにヒューマニズムの考え方を、と書かれた本が、長いときを経て読み継がれている。時代の変化に耐え、読み継がれているものは、本当に大切な物語なのだ。
コペル君は中学二年生です。冒頭の文章が重要。14歳は、社会に批判的だったり、自分が大人に変わっていく頃だったり、変化の時期。その時に考えたい、自分のこと、友人のこと、社会のこと。勇気とは、正義とは。そして、どう生きるか。立ち止まって、考えて。
各章で、何か生き方を考えるヒントがある。どのテーマかひとつふたつは、ひっかかるはず。中高生に薦めたいな、と思う本だった。大人になってから読んだけど、中学生だったり高校生だったりした私は、どう読んだんだろうか。