吉野源三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近引越もあり、本を読む時間がなかったが、仕事にも役に立つかもと思い、一気に読破。
漫画と文章を織り交ぜていて、難しい内容を分かりやすく表現していた。
いじめに立ち向かう場面や、失敗を認める良心(コペル君)と、許す正義(友達)が描かれていて、感動する話だった。
特に、ゲーテの言葉「誤りは真理に対して、ちょうど睡眠が目覚めに対すると同じ関係にある。人が誤りから覚めて、よみがえったように真理に向かうのを、私は見たことがある」は覚えておきたい。
ただ、良心がしびれてしまっている人に対してはどのように対応するべきか、については、ヒントはあれど課題の解決にまでは至らなかった。
また「立派な人間ということ -
Posted by ブクログ
ネタバレ生き方について改めて考えさせられた。人生のなるべく早い段階で読んでおきたい本。個人的には中学生に読んでほしい。おじさんの噛み砕いた表現の仕方や言葉選びが哲学的でありながらも実践的でメッセージに深みがあった。目新しいことを言っているわけではないが、自分が教え諭す立場になった時にこんな風に話すことができたらいいなと思った。人は一人では生きていくことはできない。「網目の法則」で、当たり前だと感じることができていることに改めて感謝したい思った。
「ものの見方について」
昔の人はみんな、太陽や星が地球の周りを回っているという目で見たままの天動説を信じていた。これは、人間というものがいつも自分を中心とし -
購入済み
当たり前のことだけど・・・
自分が常日頃感じ考えているような内容なのかな?と思い敬遠していましたが、NHKの番組で取り上げられてるのを見て、確認のために読んでみました。
予想通りの内容でした。
不寛容社会の今だから、特に心に響くのかもしれないですね。
でもこれを読んで少しでも自己中心的で攻撃的な人が自分自身を見つめ直し、相手を思いやる心を持ってもらえることを願いたいですね。
文章だけの部分も漫画にして欲しかったです。
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Posted by ブクログ
若者に向けて、不易のメッセージ。
最初に出されたのは1937年だという。内容は少々削られたところもあるらしいが、軍靴の足音が聞こえるその頃に、少年少女たちにヒューマニズムの考え方を、と書かれた本が、長いときを経て読み継がれている。時代の変化に耐え、読み継がれているものは、本当に大切な物語なのだ。
コペル君は中学二年生です。冒頭の文章が重要。14歳は、社会に批判的だったり、自分が大人に変わっていく頃だったり、変化の時期。その時に考えたい、自分のこと、友人のこと、社会のこと。勇気とは、正義とは。そして、どう生きるか。立ち止まって、考えて。
各章で、何か生き方を考えるヒントがある。どのテーマか -
Posted by ブクログ
自分というものを大事にしていくこと、と、自分を取り巻くものを理解して生きていくこと。後者については、私が宇宙だったり経済だったりに興味を持った理由に近いものがあるなと感じた。
それから、ちょっと「社会の役に立ってなんぼ」というような主義があって怖いなと思った(でもそれは、社会のなかで生きていくにあたってはあたりまえのことでもあるのかな)。
それにしても、かなり昔(戦前)にかかれた本だということを感じさせない。改訂が何度かあったようだけど、、ぐぐってみて驚いた。
とりあえず、28歳、「君たちはどう生きるか」というよりも「どう生きてきたか」という問いに聞こえてしまって、少し苦しい本でした。