【感想・ネタバレ】漫画 君たちはどう生きるかのレビュー

あらすじ

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人間としてあるべき姿を求め続ける
コペル君とおじさんの物語。
出版後80年経った今も輝き続ける
歴史的名著が、初のマンガ化!

1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん
多くの大人たちにも
共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに
真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。

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Posted by ブクログ

人は人間社会の中で生きており、誰か1人を中心に世界が回っているわけではない。
自分が痛みや苦しみを感じるのと同じように、自分以外の誰かも痛みや苦しみを感じるということを知る。
誰かを傷つけてしまうような過ちを犯した時、人は強い後悔から心を苦しめるが、心が苦しむということは自分の過ちを理解しているということ。それはすなわち自分の過ちを正し改めることができるということでもある。

人としての根本的な生き方を諭してくれる大切な書
自分の子供にも将来是非とも読ませたい一冊

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2025年04月19日

Posted by ブクログ

時代を超えた名著ですね。貧しさ、いじめなど、今にも通じるテーマの中で、胸に響くメッセージがあります。漫画のおかげでイメージができますが、小説をじっくり読んでみたいと思います。

1
2025年04月17日

Posted by ブクログ

歳を取ったから、仕事をしているから、子供を産んだから、立派な大人になったと思い込んでいたけれど、まだまだそんなことないと気付かされた。もう一度読んで、自分にとって「立派な人間」とは何か、言語化してみたいと思います。

1
2025年02月04日

Posted by ブクログ

中学生の頃、母が読むよう渡してきた。
当時はただ思春期の私でも読みやすい、共感しやすいものであるくらいに感じていたが、今だから分かる。親の立場として子にどのような気持ちで渡したか。人生という漠然とした、そして目に見えない、殆ど概念に近いものをどのように感じ取り受け止めるか、予習させたかったのだろう。
社会人になった今、ここで得た知見が効いている気がする。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

人として立派な生き方とは何か、について考えさせられる作品であった。息子が大きくなったら読んで欲しい。

少年コペル君が学校であった出来事を深く振り返っているだけでなく、それを見てノートに残す叔父さんが良いメンターとなって、正しい道に向かっていく2人が美しく描かれていた。

個人的に
"世間には、悪い人ではないが、弱いばかりに、自分にも他人にも余計な不幸を招いている人が決して少なくない。人類の進歩と結びつかない英雄的精神も虚しいが、英雄的な気魄を欠いた善良さも、同じように虚しいことが多いのだ。君も、いまに、きっと思いあたることがあるだろう。"
とい一節がかなりずっしりと入ってきた。

優しさと強さを兼ね備えた人でありたい。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

本作に登場する天動説と地動説が特に印象に残っている。
昔の人々は、天動説(地球を中心に他の天体が回転している)と信じていた。
それは、昔の人々が自分中心に世の中が回っていると考えたことに因んでいたのかもしれないと。
でも、人類は生きていくうちに地動説(中心になっているのは地球ではなく、地球自体が太陽の周りを自転しながら公転していたこと)に気づく。

私はこのことについて、これまでは地動説を発見することができた人類の科学的進歩に感動していた。
でも、本作を読んでからは、人間がモノや考え方を自分中心ではなく、俯瞰して見ることができるようになったという人類の心理的成長のようなもののも反映しているのではないか、と考えるようになった。
タイトル起用されているスタジオジブリ「君たちはどう生きるか」という作品も、こういう人の心理的な変化とか成長みたいなものを反映させている気がする。

0
2025年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人の在り方を教えてくれる本。
内容は小学生でも分かるよう優しいストーリー調になっている。
・物質の最小単位である分子のように、人はこの世界を作っている。
・人特有の痛みは、自分が取り返しのつかない過ちをおかしてしまったという意識。
・人は、自分で自分を決定する力をもっている。
・自分が中心で回っていると錯覚してはいけない。

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2025年09月29日

Posted by ブクログ

まず、知らず知らずのうちに自己中心的になっていないかという問いは、まるで天動説のように自分を中心に世界を捉えがちな私にとって、ハッとさせられるものでした。一方で、地動説のように自分を相対化して判断することの重要性を感じました。

自身の内から湧き上がる感情や考えは、本質に近いものかもしれません。それらを大切にすることで、本当に大切にしたいものが見えてくるのではないかという視点は、自己理解を深める上で重要な示唆を与えてくれました。

また、自身の存在が多くの人々によって支えられているという当たり前ではない事実に改めて感謝の念を抱きました。
同時に、私は世の中に何を生み出せているのだろうか、消費するばかりではないかという問いは、自身の行動を深く見つめ直すきっかけとなりました。
利他的な行動と利己的な行動は、同じ行為でも結果が大きく異なるというナポレオンの例は、そのことを鮮やかに示していました。

過去の行動に対する悔恨の念は、本来そうできたはずの能力が自分にあったからこそ生じる。正しい理性に従う力があるからこそ感じるのだという指摘は、自身の可能性を信じることの重要性を教えてくれました。

本書から得たいくつものヒントは、「いかにして善く生きるか」という普遍的な問いに対する探求を、今後も続けていく上でかけがえのない道標となるでしょう。

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2025年04月30日

Posted by ブクログ

物の見方について。
コペルニクス・自分中心の考え方から脱却する。自分は広い世界の一分子にすぎない。
周りに何を言われても自分の信念に従って生きていける立派な人間になる。
真実の経験。実際に体験してみてわかることがある。自分が本当に感じたことや、真実心を動かされることから出発して、その意味を考えていく。あるとき、あるところで、ある感動を受けたという繰り返すことのないただ一度の経験の中に、どういう意味があるのか、よく考えてみる。

誤りは真実に対して、ちょうど睡眠が目覚めに対すると、同じ関係にある。人は誤りから覚めて、よみがえったように再び真理に向かうのを、私はみたことがある。ゲーテ。

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2025年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本当に名作。
けど漫画にしたことで内容削ぎ落としてる分、おもしろさは半減している。人生のなるべく早い段階で全ての人が読んでほしい。

0
2025年02月16日

Posted by ブクログ

君たちはどう生きるか。
その言葉は物語の最後に出てきます…

少年とおじさん。
ある日少年は考える。
「人間って、分子みたいだ」
コペルニクスのような大発見かもしれないこの
発言から、おじさんは少年のことをコペル君と
呼ぶようになるー。


コペル君は、こんなふうに生きることにしました。
君たちは、どう生きるか。

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2025年12月03日

匿名

ネタバレ 購入済み

ジブリとはタイトル一緒なだけ

コペル君だけこれ殴られずに逃げおおせてるよね。
いや、謝罪は確かに大事だけど。

ジブリとは特に内容関係ない別物だから見ても見なくても

#ドロドロ

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2023年08月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここで紹介するには珍しく、漫画の読書です。
吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』の漫画化したもので、
その原作は、乃木坂46の齋藤飛鳥ちゃんがこの漫画版が出る前に、
どこかで推薦していたのではなかったかな。

とても好内容でした。
主人公コペル君は優秀な中学生で、
いろいろな発見をするような人、
れも哲学的だったり社会学的だったりすることをよく発見する。

人間は自己中心的なものじゃないこと、
そしてほとんど意識はされていないけれど、
たとえば一つの製品に関わる人が大勢いるなど、
みんなが社会的に繋がっていること、
そして自尊心が大事なこと、
などなど、
オトナの僕が読んでも、背骨を矯正されるように
自分の歩く人生の道をふらふらあみだに歩いていることに気付かされます。

もともと戦前の小説で、
対象とされているのも、当時中学校に通えるくらいの財力がある中で、
さらに富裕層に位置し、
そしてしっかり勉学に励み自分の性質を磨くことも忘れないような
(あるいはその予備軍)、
立派になろうとする子に向けたもののように感じました。
しかし、現代になって本書を掘り返してみれば、
ターゲット層として考えられる層は、
当時より貧困がやわらぎ義務教育が進んだ分もっと広範になり、
ほぼ誰が読んでも考えさせられるようなものになっていると思います。
だから、こんなにヒットしたんでしょうね。
でもまあ、戦前の本らしさがありますね、
精神の下劣な連中みたいなのには容赦ない態度みたいで。
そういうところはご愛嬌だし、いろいろ読む人ごとに考えればいい話。

本書に書かれていることが実に新鮮で、
加えて本質をついていることに驚かされるのですが、
せっかく何十年も前に発表された良書であっても、
コモディティ化しなかったことを
吉野源三郎氏は天国で悔やんでいるかもしれない。
今この機会にこそ、本書の内容が理解され、共感され、
広く知れ渡ればいいなあと思いました。

まだ読んでいない方はぜひぜひ。
おすすめです。

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2025年07月17日

購入済み

読み返したい

めっちゃ為になる!

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2018年12月20日

購入済み

ベストセラーだけのことはある

中学生の頃に誰かに勧められて原作を読んだという記憶がある。当時はまだまだ他人事として、義務的に読み終えたように思う。今回、漫画として再登場し、ベストセラーになっていると知り、ずっと気になっていた。改めて読み返してみて、「ああ、私のこういう物の捉え方は、ここからも影響されていたのかもしれない。」と思うことがあった。世代を超えて読み続けられる価値のある本が、今の若者たちにも手に取ってもらいやすい形で出版されたことは、とても嬉しい。

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2018年05月03日

購入済み

読んでよかった‼

素晴らしい本です。今年小学生になる息子にも、分かるときが来たら読ませたいです。40歳を過ぎ心身両面で辛いことが続きました。この本を読んで、久しぶりに爽快な気分になれ、悩んでいたことにどう向き合っていったら善いか、府に落ちた感覚になりました。

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2018年02月24日

購入済み

子供の頃に読みたかったと思いました。

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2018年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ものの見方や人間関係とはどんなものか。正しく、強く生きるとはどういうことか。
コペル少年におじさんから贈る珠玉のアドバイスが詰まった本。
1937年の作品であるが、その瑞々しさと輝きをもって 今も強く我々の心に 人間の在り方を語り掛ける。

消えてしまいたい失敗をすることもある。
なんとか言い訳を考えて、自分でそう認めまいとする。
そんなときにこの言葉を思い出せば、失敗を受け止めて、またきっと歩き出せる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
後悔ばかり押しよせるって言ったよね・・・。

いま君は、大きな苦しみを感じている。
なぜそれほど苦しまなければならないのか。
それはね、
君が正しい道に向かおうとしているからなんだ。
「死んでしまいたい」と思うほど自分を責めるのは、
君が正しい生き方を強く求めているからだ。
きっと君は、自分を取り戻せる。
あらたな一歩を踏み出すことができる。
僕たち人間は、
自分で自分を決定する力をもっているのだから。

してしまったことをいくら思い返したって、相手がどう思っているかをいくら考えたって それは君に変えられることじゃない。
だったら一度考えるのをやめてごらんよ。
変えられないことを考えるのをやめれば 余計な感情に足をとられない・・・。
いま自分がしなければならないことに まっすぐむかっていける。
同じ間違いを二度と繰り返しちゃいけないよ。

人間である限り、過ちは誰にだってある。
そして、良心がしびれてしまわない以上、過ちを犯したという意識は苦しい思いをなめさせずにはいない。
お互いに、この苦しい思いの中から、いつも新たな自信を汲み出してゆこうではないか。
正しい道に従って歩いてゆく力があるから、こんな苦しみもあるのだと。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

元来真面目な私は、人の役に立つ人間になりたい、正しく生きたい、困った人は助けたいと思いながら、流されてしまうことが多い。
次の言葉はそんな私の背中を押してくれる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「人類の進歩につくした人々」という本を読んでみたまえ。
英雄や偉人と呼ばれる人々は、人間の生活を明るい美しいものに変える流れを、正しく押し進めてゆくために非凡な能力を発揮した。
この流れにしっかりと結びついていない限り、どんな非凡な人のした事でも、非常にはかないものだということを知るに違いない。

よい心がけをもっていながら、弱いばかりにその心がけを生かしきれないでいる、小さな善人がどんなに多いかということを、
おいおいに知ってくるだろう。
世間には悪い人ではないが、弱いばかりに、自分にも他人にも余計な不幸を招いている人が決して少なくない。
人類の進歩と結びつかない英雄的精神も空しいが、英雄的な気魄を欠いた善良さも、同じように空しいことが多いのだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

人の不幸とはなんだろう、なぜ憎しみはつらいことなんだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
けがや病気で苦痛を感じるということは、苦痛を感じることで、からだが正常の状態にないということを知るためなんだ。
人間は本来、同志調和して生きてゆくべきものだからこそ、憎み合ったり、敵対することを苦しいと感じるのだ。
人間は誰だって自分の才能を伸ばし、その才能に応じて働いてゆけるのが本当だから、そうでないとやり切れなくなるのだ。
もちろん、自分勝手な欲望が満たされない人や、つまらない見栄にこだわって苦労している人もある。
こういう人たちの不幸は、そういう欲望や虚栄心を捨てれば、それと同時になくなるものなんだ。
その場合にも、人間は、自分勝手な欲望や見栄を張るべきではないという真理が、この不幸や苦痛のうしろにひそんでいる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ときに利己的な自分に気付きながら変えられないことや、自分の立ち位置が判らなくなることがある。
そんなとき、次の言葉を思い出したい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
たいがいの人が、手前勝手な考え方におちいって、ものの真相がわからなくなり、
自分に都合のよいことだけを見てゆこうとするものなんだ。
大きな真理は、そういう人の目には、決してうつらないのだ。
君が、自分を広い広い世の中の小さな一分子だと感じたということは、ほんとうに大きなことだと、僕は思う。

宇宙が地球を中心に回っていないように、世の中が自分を中心に回っているわけじゃないってこと。
誰か一人の人間を中心に 世の中は回っているわけじゃない。
世の中を回している中心なんて もしかしたらないのかもしれない。
太陽みたいにたったひとつの大きな存在が世の中を回しているのではなくて
誰かのためっていう 小さな意志が ひとつひとつ つながって 僕たちの生きる世界は動いている。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
コペル君は、こういう考えで生きてゆくようになりました。
そして長い長いお話も、ひとまずこれで終わりです。
そこで、最後に、みなさんにおたずねしたいと思います。

君たちは、どう生きるか。

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2025年09月23日

購入済み

君たちはどう生きるかを読んで

何か、感じさせるものがある

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2017年11月14日

Posted by ブクログ


コペルくんの叔父さんがコペルくんと出会ってから書き始めたノート。コペルくん自身が見つけた法則や浦川くんとの関係、上級生にいじめられるガッチンを救うためにたくさんのことを考え、経験し、成長していくお話。

漫画の途中におじさんのノートが入っていて、文章と漫画の組み合わせが不思議だった。
話が哲学的で少し理解をするのに困難した。

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2025年07月11日

Posted by ブクログ

まず漫画なので読みやすい
立派な人間になってほしいというお父さんの思いが深くて心に刺さりました
そして私はもう十分すぎる大人ですが(笑)、叔父さんの手紙には繰り返して読みたいと思う言葉が沢山詰まっていました
叔父さんの手紙を読んで、私の今までの人生を振り返り、残りの人生どう生きていきたいか考えたいと思いました
そして原作も読みたいです

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2025年06月05日

Posted by ブクログ

今となってはまぁそうだろなという考え
自分が本当に感じたことや心動いたことからその意味を考えるのが大事.自分の考えをごまかしてはいけない.
人間同士のかかわりが大事.

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

人間にとって大事なことを説いているなと言う感じの本。
当たり前だけどそれを意識して生きているわけじゃないし、なかなかできないよねってことを書いてくれていて、こういきたいと思った。川の流れのところはとても良い考え方。
どう生きようか、読み終わってから考えはまとまらなかった。でも、自分にできることや自分の知識を人の役に立てたいと言う気持ちは常に忘れないようにしたいと思う。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

「人間」としてこの世に生きるとは、どういう意味か。漫画でサクッと読めるが、心にスッと入ってくる言葉を多く吸収できる本。
人間が人間たる所以は、「感動」と「苦痛」を感じられることにある。感動したこと、その意味について考え抜くことで、新たな発見がある。この本では特に、「苦痛」への向き合い方について書かれている。人間であれば、人や自分を裏切り、心に苦痛を感じる時があると思う。だけど、心に感じる苦痛は、人間が人間として正常でない状態から生じ、僕たちはその苦痛から、人間が本来あるべき姿をしっかり心に捕えることができる。だから、心に苦痛を感じる貴方は、人間としてどうあるべきか分かっている証拠だ。その時の行動や考えを反省し、人や自分自身に謝ることができれば、その苦痛はこの先長い道のりで背中を何度も押してくれる存在となる。
一番心に残った言葉は、「いい心がけを持っていながら、弱いゆえにその心がけを活かしきれない、小さな善人が沢山いる。」という言葉。小学生から大人まで共通した言葉だと思う。社会に揉まれて自分の意見を曲げ、自分の正しいと思ったことを行動できない小さな善人にならないよう、自分を律していきたい。

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2025年04月29日

Posted by ブクログ

ジブリ映画にもなったので、興味があって読んでみた。

1937年に書かれた、語りつがれる名作と言われる作品をマンガとコラムのような文章の形で書かれている。

マンガのところは読みやすかったが、文章で書かれているところは、同じようなことを繰り返し書いていて、くどいくらいに長かった。もっと短くまとめられるのではないかと思った。

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2025年04月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・コペルの子供らしい悩みに対する、おじさんのアドバイスが非常にタメになる点が多い
・すべては分子の集まり
 ⇒自分は世の中の一部でしかない。中心ではないという視点を持つ
 ⇒俯瞰的に自分自身を見る
 ⇒「自分が正しい」と思い込みは避ける考え
・ガッチンを守れないコペル
 ⇒アドラー心理学に通ずる、自分で自分を決定する
  相手がどう思うか?という余計なことは考えないようにして決定する
 ⇒ここのおじさんのアドバイス方法が良かった。相手に考えさせる発言

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2025年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

繰り返し読みたい本。
小さい時に抱えた経験やその時に感じた感情を
コペル君が葛藤しながら、おじさんの考えを取り入れながら成長していく様子をみると
なんだか懐かしい感情になった。
もっと早く読みたい本だった


要約アプリから↓
・世の真理を学ぶためには、自己中心的な考え方だけでなく、自分を世の中の構成員の一人としてとらえるような俯瞰的な視点を獲得しなくてはならない。

・過去の偉人の言葉や行動をなぞるだけでは、「立派そうな人」にしかなれない。自分自身の経験を重視し、そこから何を感じたかを深く考えることが、真に立派な人になるための道である。

自分自身の過ちを認め、そのために苦しむことができるのは人間だけである。人間は自分で自分の行動を決定する力をもち、それゆえ過ちを犯すが、だからこそ過ちから立ち直ることができる。

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2025年01月15日

購入済み

うーん

話題になっていたので、読んでみた。 内容は確かに考えさせられる。 間の文章は読んでない。飛ばしてしまう。
漫画の部分だけ先に読んでしまって為にならない気がします。
しばらくたつと記憶も薄れて今では内容はうっすらしか覚えていない。 読み返してみようとおもう。

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2018年04月29日

購入済み

世代を問わず読んでほしい

若い人向けではあるが、
人は自分中心に物事を考えている、というところに関してはどの世代にもあるよね。

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2018年01月20日

Posted by ブクログ

小学生の私も中学生の私も、高校生の私もみんな、これまでの自分と一緒に読んでいるような感覚だった。

強くて深い後悔は、忘れなくていいんだ、見ないふりをしなくていいんだ、その経験がこれから何度も自分を後押ししてくれる、と思ったら、
今まで思い出したくなかった後悔の記憶も、自分の心強い味方なんだって思えた。

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2025年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マンガも混ざりながらだったので読みやすかった。
コペルくんの気持ちもわかるし、私も同じ立場になったら声を出せないと思った。勇気が出せないし、コペルくんのように後悔して逃げてしまうと思う。だから、おじさんのような人が近くにいて、背中を押してくれてとても良かったと思う。私もなるべくは逃げずに、過去の後悔を考えないで受け止めて前に進むようにしたいと思った。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

漫画なので読みやすい。
勇気を持って主体的にどう生きるか。子供にも読み聞かせたい。ゲーテの言葉が心に残った。

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2025年05月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もっと分かりやすい伝え方があるだろうけど
読者それぞれに考えさせるための敢えてなんだろうね。

変えられないことを考えるのをやめれば
余計な感情に足をとられない
いま自分がしなければならないことに
まっすぐむかっていける

当たり前な事が当たり前じゃなくなった時
人は不幸だと感じる
だけどその時にその有り難みを知る

今いる環境で何ができるのか
何をしなければならないのか
私もコペル君のように地に根を生やして生きていきたい

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近引越もあり、本を読む時間がなかったが、仕事にも役に立つかもと思い、一気に読破。
漫画と文章を織り交ぜていて、難しい内容を分かりやすく表現していた。
いじめに立ち向かう場面や、失敗を認める良心(コペル君)と、許す正義(友達)が描かれていて、感動する話だった。
特に、ゲーテの言葉「誤りは真理に対して、ちょうど睡眠が目覚めに対すると同じ関係にある。人が誤りから覚めて、よみがえったように真理に向かうのを、私は見たことがある」は覚えておきたい。
ただ、良心がしびれてしまっている人に対してはどのように対応するべきか、については、ヒントはあれど課題の解決にまでは至らなかった。
また「立派な人間ということは、人類の進歩に貢献できるかどうか」という節にはハッとさせられた。英雄になりたい訳ではないが、単なる社会貢献にとどまらず考えていきたい。

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2025年05月04日

Posted by ブクログ

ジブリ関連で読んでみました。
漫画だけれど、文字が多くて読み応えがあります。
小学校の時に受けた理科の授業と、人間関係で悩んだ日々も思い出した。あの時の自分に読んで欲しい物語でした。

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2025年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生き方について改めて考えさせられた。人生のなるべく早い段階で読んでおきたい本。個人的には中学生に読んでほしい。おじさんの噛み砕いた表現の仕方や言葉選びが哲学的でありながらも実践的でメッセージに深みがあった。目新しいことを言っているわけではないが、自分が教え諭す立場になった時にこんな風に話すことができたらいいなと思った。人は一人では生きていくことはできない。「網目の法則」で、当たり前だと感じることができていることに改めて感謝したい思った。

「ものの見方について」
昔の人はみんな、太陽や星が地球の周りを回っているという目で見たままの天動説を信じていた。これは、人間というものがいつも自分を中心として、ものを見たり考えたりするという性質を持っているためだ。自分ばかりを中心にして物事を判断していくと、世の中の本質を知ることができない。自分を広い世の中の一分子だと感じ続けなければいけない。天童説から地動説に変わったように。

「真実の経験について」
水が酸素と水素からできていること、それが1と2の割合になっていることは言葉で説明することができるが、冷たい水の味がどんなものかということは自身が水を飲んでみないかぎり、わからせることはできない。さらに芸術の面白さは、ただ目や耳が普通に備わっているというだけでは足りない。それを味わうだけの、心の目、心の耳が開けなくてはならない。それを開くためには、実際に優れた作品に接し、しみじみと心を打たれて、初めてそうなる。

肝心なことは、世間の目よりも何よりも、君自身がまず、人間の立派さがどこにあるか、それを本当に自分の魂で知ることだ。いつでも自分の胸から湧き出てくる生き生きとした感情に貫かれていなくてはいけない。いろいろな経験を積みながら、いつでも自分の本心の声を聞こうと努めること。

「人間であるからには」
自分が消費するものよりも、もっと多くのものを生産して世の中に送り出している人と、何も生産しないで、ただ消費ばかりしている人間と、どっちが立派な人間か、どっちが大切な人間か。いつも自分の人間としての値打ちにしっかりと目をつけて生きていかなければいけない。

「偉大な人間とはどんな人か」
英雄とか偉人とか言われている人々の中で、本当に尊敬ができるのは、人類の進歩に役立った人だけだ。勇気、決断力、鋼鉄のような意志の強さ、弱音も吐かず、挫けずと、この毅然たる精神を学ばなければならない。

「人間の悩みと、あやまちと、偉大さとについて」
自分の行動を振り返って、道理の心からそうではなく行動することもできたのにと思うことは、正しい道義に従って行動する能力を備えていたから。自分の過ちを認めることはつらい。しかし過ちをつらく感じるということの中に、人間の立派さもある。正しい理性の声に従って行動するだけの力が備わっているから、こんな苦しみもなめるのだと。私たちは自分で自分を決定する力をもっている。

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2025年03月23日

Posted by ブクログ

2025/02/12
•最後の章がよかった。
人間は正しい道に従って歩いてゆく力があるから、こんな苦しみもなめるのだと。
思ったより、ハッとさせられる言葉があった。

•誰かのためにっていう小さな意志が繋がって、私たちの生きる世界は動いている。
この言葉も素敵。

•私が日々生み出しているものってなんだろう。考えていきたい。

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2025年02月12日

Posted by ブクログ


漫画の部分はすらすら読めるけど、おじさんの手紙の部分はなんだか、よくわからなくてやっと読み終わった。それで、もう1回読見直した。2回目は、コペルくんの行動とおじさんの手紙のつながりが、まあまあ理解できた。ナポレオンについては、英雄ということしか知らなかったので、おじさんの手紙を読んで、ふぅーん、そうなんだとわかった。おじさんの手紙は中身が深くて、読めば読むほどいろいろな解釈ができるんだろうなと思った。

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2025年01月27日

購入済み

内容的には心に響くものがあったが電子書籍で文字が大変読みづらく本での読書が良かった。

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2018年03月27日

購入済み

まあまあ

しょうねんによんでもらいたいほんですね。

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2018年03月05日

購入済み

当たり前のことだけど・・・

自分が常日頃感じ考えているような内容なのかな?と思い敬遠していましたが、NHKの番組で取り上げられてるのを見て、確認のために読んでみました。
予想通りの内容でした。
不寛容社会の今だから、特に心に響くのかもしれないですね。
でもこれを読んで少しでも自己中心的で攻撃的な人が自分自身を見つめ直し、相手を思いやる心を持ってもらえることを願いたいですね。
文章だけの部分も漫画にして欲しかったです。

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2018年01月24日

購入済み

漫画?

内容は素晴らしい。
でも、漫画化というには消化不良。

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2017年11月11日

ネタバレ 購入済み

騙された

この電子書籍が出た当時、ジブリの新作絡みとの事で購入して読んだ 紙版も購入した 内容がいかにも古臭く、説教臭く、漫画なのに見開きで文字のみのページなんかも結構あって「なんだこりゃ?こんなのジブリで映画にするの?」と悪い意味で衝撃を受けた 1万冊程度は漫画を読んでいるがこの本はつまらなすぎて途中で読むのを断念した 2023.07.14遂に映画が公開され初日の初回に観に行った 公開前に流れていた情報ではこの本のタイトルだけ拝借?して映画の中身は異なるとの事 映画の中身自体は賛否両論となり私自身は十分満足だったが確かにこの漫画の内容とは全く関係なかった 映画では申し訳程度に亡くなった母から主人公への贈り物って扱いでこの本の原作本が出てきて主人公が涙するワンシーンがあったが正直カットしても全く問題ないシーンだった
映画を観て原作の漫画や小説を買うパターンは珍しくないと思うがこの本の内容はジブリ映画の原作ではありません
タイトルだけの流用だから買わなければ良かった
私が買って損したと思った漫画はかなり稀です

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2023年07月26日

購入済み

くっそ作品

まず、ストーリーがない
次に、当たり前の事をだらだらっ書く
更に、どういきるというタイトルが誇張
結果、時間とかねの無駄

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2018年12月05日

読みたいです。

が、いかんせん値段が高い

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2018年02月08日

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