吉野源三郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
未来を担う子どもたちに向けて書かれた本だが、大人も見るべきだと思った。
人間の本質や社会の本質が書かれている。
学校の教科書にすべき内容だと思うし、道徳の授業なんてこれ一冊で十分じゃないかと思った。
もっと言えば自分も含め、大人でも分かっていない人が多いので会社の新入社員教育に組み込まれてもいいと思った。
それぐらい当たり前だけど人間として生きていく上で大事な事が書かれてあると思った。
さらに凄いと思ったのは、この本が1935年の軍国主義、言論規制の真っ只中に書かれたという事。
先も見えない地獄のような時代で良き未来を願って書かれた本。
その作者の想いが今に繋がりジブリの作品にも繋がってアメ -
Posted by ブクログ
学生時代に何度か読もうと思ったが、結局読まずじまい。
その後、漫画化でヒットしたときに買って読んだのだが、そのときはあまり自分には刺さらなかった。
宮崎駿による映画の影響で、また取り上げられ始めたので、読んでみることにする。
岩波文庫は硬い感じがあり、少しハードルが高い気がするが、今回読んだポプラ社のやつは漢字にふりがなも振ってあり、子どもでも読むことができる気がする。
それにしても、自分はいい歳になったが、おじさんのような手紙でコペル君みたいな子を諭すことは到底できないなと思うとともに、今までの自分の人生が少し恥ずかしくなってしまいました(苦笑)。 -
Posted by ブクログ
同名ジブリ映画を観たことがきっかけで手に取りました。
一番印象に残ったのは、上級生たちの行動を言い表した言葉たちでした。
上級生たちは学校のためにという大義名分をもって、自分が気に喰わない イコール 間違った奴だと頭から決めつけてよくない行動に出ます。
「大きな誤りは、この人々が、他人の過ちを責めたり、それを制裁する資格が自分たちにある、と思いあがっていることです。同じ中学生に、そういう資格はないはずです。」
わかる、自分と違う考えの人ってなかなか受け入れられない。そして自分の間違いなんて本当になかなか認められない。
そして自分が正しいから正しくない人を攻撃してもいいような気になってしま -
Posted by ブクログ
ネタバレ漫画版が話題になっていたけど、なるほど確かにこれは子供に読ませたい内容だと思えた。
子どもだけでなく、大人もこれを読むことでハッとさせられることも多いと思う。
子どもの将来を心配してのことだが、とかく良い生活を送るには?苦労しなくて暮らすには?という正解だけを与えようとする傾向にある。
(自分含め)
これでは人生豊かになるどころか、自分の頭で考えられないロボットを作り出すようなものだなと思う。
それはおじさんの言うところの「値打ちのない」人に当たるとも言える。
貴賤に関わらず人間として立派な心持ちで生きること、何が正しくて間違っているかの自分なりの基準を持つこと、その考えに従い行動するこ -
購入済み
うーん
話題になっていたので、読んでみた。 内容は確かに考えさせられる。 間の文章は読んでない。飛ばしてしまう。
漫画の部分だけ先に読んでしまって為にならない気がします。
しばらくたつと記憶も薄れて今では内容はうっすらしか覚えていない。 読み返してみようとおもう。 -
Posted by ブクログ
全体感想
良い本だと思ったが、あまり刺さらなかった。
すでに見聞きしたり考えたりして目新しさがなかったのか。でも結局こういうことが原点にして一番大切さだということでもあるのかも。
印象に残った点、3点
・貧乏であっても卑屈になってはいけない。誇り高く、自分に自信を持ち肯定しなければならない。
・友達が殴られているところにコペル君は助太刀しに行けなかった場面。保身を優先して仲間を裏切ることは、マックスで自己嫌悪感じることといっても過言ではないと思う。自分の弱さを痛感させられる。
コペル君の偉いとこは、心から反省して正直に謝罪できたこと。ただそれも権力もなく守るべきものもない状況ではなく、自