村井章子のレビュー一覧

  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

    Posted by ブクログ

    御仕事柄、速読。
    1929年の大暴落から証券と銀行の分離や
    FRBが機能強化されSECが設置され、預金保険機構が
    準備されと、、

    内部者取引や空売り規制etc。。

    人も進化するわけだ。というか学ぶんだ。
    今回のCDS絡みの問題もあったけど逆にそう思った。

    最後の「状況は基本は健全である」とこーゆー時期に
    人は口にする、的な終わり方はお決まりだね。

    最後に、いろいろな原因があるけど国民の所得が
    一部に偏るとバブルが発生するのはなんとなく納得。

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    2011年08月30日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

    Posted by ブクログ

    市場があやしい雲行きになったときの常套句、すなわち「経済は基本的には健全である」とか「ファンダメンタルズは問題ない」というものだ。この台詞を聞かされたら、何かがうまくいっていないと考える方がいい。

    そもそも人間は知っていることばかり話すのでもなければ、知らないことばかり話すのでもなく、知っているつもりだが実は知らないことを話すことが多い。

    「夢を失ってはいけない。夢が無くても死にはしないが、もう生きてはいない」マーク・トウェイン

    予言を外した予言者は惨めである。外した理由を説明したくとも、その大事な瞬間にもはや聴衆はいない。

    人間は確信が持てないときほど独断的になりやすい。

    自社株買

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    2011年07月01日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    「その数学が戦略を決める」の内容を、営利企業に絞った本。

    中身は、上記の本の部分集合を薄めて伸ばした上で、分析力をコアコンピタンスとするための組織の在り方について、常識論で分かる範囲の事柄を述べたもの。

    SCMやCRMが何かについて大よそ検討がつく人であれば、「その数学が戦略を決める」を読んだほうが有益。

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    2011年05月16日