落合由佳のレビュー一覧

  • 君の火がゆらめいている

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    障害のある兄弟を持つ「しょうかい児」がテーマです。
    児童書なのに、優しく綺麗な展開はなく、どうしょうもない心のドロドロも、周囲の無関心や悪意も、救いのない状況も、こらえきれなくなった心からあふれるように描かれています。

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    2026年04月26日
  • YA! アンソロジー わたしを決めつけないで

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    女なのに女子力がないとかわたしは、どうでもいいと思う。
    なぜなら、なくたってスポーツが得意だったらかっこいい。
    勉強ができたらすごい。
    たくさん笑いあったら、幸せ。
    だから、女子力がなくたっていいところは、たくさんある。
    しかも、そのいいところを見つけてあげれば、その子の気持ちもハッピーになると思ったからどうでもいいと思う。

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    2026年04月25日
  • 君の火がゆらめいている

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    小学六年生の葉澄は、発達障害のある双子の姉・菜々実の通院や学校送迎を日常的に手伝っている。菜々実も大切だけれども、いつも菜々実の都合が最優先になる。何かを諦めるたび、仕方ないと思う反面、胸の奥にモヤモヤがたまっていく。

    そんな中、中学生となった葉澄は、菜々実の付き添いで行った病院で顔見知りとなった恵太と、障害がある子のきょうだいが集まった「きょうだい会」で再会する。明るく元気いっぱいの恵太だが、彼にも障害のある弟がいた。

    今年度中学生の部の読書感想文課題図書。 

    表紙の雰囲気から、今時の中高生の好きな悲しい恋愛ものって感じだけれど、中身は〝きょうだい児〟を扱った物語。

    大人でも障害のある兄弟の面倒はどうするのか、将来は誰が面倒をみていくのかといったことを悩むのに、中学生には荷が重すぎる。

    ある有名な方が、「母親は将来、姉のお世話をさせるために、私を産んだ」と言っていたのを思い出した。

    自分のための人生なのに、親や兄妹のために未来を決めてしまうと、後悔の人生を歩んでしまう。

    〝きょうだい児〟について、いろいろ考えさせられた。

    課題図書というだけあって、薄くとても読みやすいのでオススメだけど、男子はこの表紙を手に取って読むのだろうか?と女子向けになってしまうかなという疑問が残った。

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    2026年04月16日
  • 君の火がゆらめいている

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    障害や重い病気のある兄弟姉妹がいる子ども、「きょうだい児」のことをテーマにした物語。障害を持った菜々美の双子の妹、葉澄が主人公。「きょうだい児」や障害に対する認識も様々な人たちが、菜々美や葉澄を通して、少しずつ変わっていく様子が分かりやすい。葉澄もやはりきょうだい児である恵太と出会って救われる。明るく強いように見えている恵太も実は重い気持ちを背負っている。まずは知ることが理解を深めることにつながるとあとがきに作者が書いていた。知って考えるきっかけとなると思う。

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    2026年04月06日
  • 要の台所

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    がみババ先生、再び!国籍の違いも言葉の違いも、料理なら乗り越えられる?そんな風に思える要とサリタの関係が素敵。スパイスはあってもなくても変わらないものじゃなくて、よりおいしくするもの、そして誰かを少しだけ支える存在みたいなものなんだと感じられた。天兄ちゃんの登場、成長もみられて嬉しかったな。台所は、今を生きるわたしたちの要、かっこいい。

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    2026年03月25日
  • 要の台所

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    ネタバレ

    要の物語の中で作っていくたくさんの料理はどれも魅力的で、実際に作ってみたくなるようなものばかりでした!要が国の壁を乗り越えて作る料理がとても好きです。この物語に出てくる料理を教えてくれるおばあちゃんは最初読者の私でも怖いなぁ〜と思っていましたが、読み進めているうちにどんどん見えてくる優しさにとても心が温まりました。
    この本は日常的な暮らしに舞い込んでくる様々な課題に立ち向かい、時には悩んだり、笑ったり
    そんな要の物語です!
    ぜひ手に取ってみてください!!

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    2025年06月21日
  • 天の台所

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    高学年に人気の本。
    家族と「食」にまつわる話で、カジュアルにまとまっていて読みやすいと思う。
    4〜6年生向きかな。

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    2024年11月19日
  • 要の台所

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    5.6年。自分の思いを周りに伝えるのが苦手な要。隣人のネパール人のサリタちゃんが気になる要は、光のアドバイスからがみババと出会い、言葉で伝えられない思いを料理で伝えようとする。
    天の台所2巻目。がみババだけでなく、天と兄弟もあってシリーズを楽しめる。しっかりとした文量で高学年からの読み物として、知ろうとすること伝えること、子ども食堂のテーマの中での成長を見せてくれるお話。

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    2024年10月19日
  • 天の台所

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    児童書とあって、たいへん読みやすかったです。
    でも、私が子どもだったらこの本を読むことはなかったかもしれない。子どもの頃の私は、本よりも漫画の方が好きだった。いわゆる絵本や児童書の類は、あまり読んでこなかった。小説を読むようになったのは大学生の頃からだったように思う。
    もしも読んでいたらもっとちゃんと、私もばあちゃんに料理を習っていたかもしれないなぁなんて思ったけど、どうかなぁ。主人公の天だって、おばあちゃんが生きていた頃は料理なんて全然興味がなかったはず。成長して、おばあちゃんと一緒に台所へ立つ未来もあったかもしれない。でも、立たなかったかもしれない。それはわからない。失ってからじゃないと気付けないことって案外たくさんあるよね。天たちのそばに、ガミばあが居てくれてよかった。ガミばあとのやりとりには思わずクスっと笑ったり、涙を流したりしました。
    大切な人を亡くした悲しみは、完全に癒えることはないのかもしれないけど。それでも前を向いて生きていく姿には、胸を打つものがありますね。

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    2023年10月17日
  • 天の台所

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    幼い頃に事故で亡くなってしまった母親の代わりに、美味しいごはんを作ってくれていた祖母までも、突然の病で旅立ってしまう。
    長男の天は、シングルファーザーの父の手助けをするため、そして弟や妹のために、近所のがみばあの教えを受けながら台所に立つ。
    ストーリーはさして珍しいこともなく、予想通りに進んでいくが、やっぱり子供が健気にがんばっている姿には胸打たれる。年のせい?"おてんとう焼き"はちょっと作ってみたくなる料理だった。

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    2023年09月25日
  • 天の台所

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    台所を守っていたおばあちゃんが亡くなってぽっかり穴が空いてしまった主人公。料理を通じて成長していく姿がまぶしくたのもしい。

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    2023年08月09日
  • 5分間ノンストップショートストーリー こはなへようこそ! しあわせ運ぶお弁当屋さん

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    サクッと読める、いろんなお弁当のお話。それぞれ人がつながっていく感じ、好きなので楽しかった。
    こはなのお弁当だけじゃなく、誰かのためにつくったお弁当、つくってくれたお弁当、中にはそれ、お弁当?って感じのもあったけど、おもしろかった。挿絵もかわいらしい。

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    2023年03月02日
  • 天の台所

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    これは面白かった。
    読みやすい。
    流れもはっきりしてるし、家族の再生が子供にもわかりやすく描かれてる。

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    2022年07月09日
  • 天の台所

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    おばあちゃんを亡くし、ポッカリと穴が空いてしまった一家が、料理を通して成長していく物語。

    少しずつだがしっかりと成長していく描写に、心が温まった。
    特に良かったのが、SNSに上げられた主人公が作った料理に向けられた、心無いコメントを、「これは、いいや」と取捨選択していた場面だった。

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    2022年01月10日
  • YA! アンソロジー わたしを決めつけないで

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    ああこんな、1つのことをじっくり熟成して悩む時期があったなぁと思いながら読んだ一冊。
    今は、悩みすら高速に過ぎ去ってしまって、悩ませてももらえない感じ。時間の流れがすごく早くて生き急いでいる中に自分がいると思う。
    だからこそ、10代の頃の悩みが懐かし羨ましい。

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    2019年09月21日
  • マイナス・ヒーロー

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    久能凪人は、バドミントンジュニアクラブ時代にクラブのエースで犬猿の仲の兄の航を打ち負かした女の子と中学に入学して再び出会った。その女の子、羽野海は実力がありながらも万年2位の「シルバーヒーロー」と呼ばれていた。ある日、凪人は羽野を優勝させるためのアドバイザーを引き受けることなる。凪人は、これまでのバドミントンの知識を駆使しながら羽野の力になろうとするが、なかなか優勝を勝ち取ることができない。凪人は、バドミントン部でもマネージャーとして入部するが、一部の部員との確執や自信喪失でバドミントン部を離れてしまう。しかし、「わたしを百パーセント信じてくれるのは、久能君だけ!」という羽野の言葉に再びやる気を取り戻す。そして迎える中学校最後の大会。凪人と羽野は最後の戦いに挑む。マイナスだらけの自分でも、誰かのマイナスをひっくり返すために陰で戦う。そんなヒーローになりたい。

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    2019年07月02日
  • 流星と稲妻

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    何をやっても続かない善太が唯一続けている剣道。大きな体を生かした豪快な面が得意だが、地道な練習が苦手で集中力がなく、なかなか上達しない。一方宝はおどおどしていて体も声も小さくて弱そうなのに、頭脳的な試合運びで善太に勝ってしまう。悔しくてたまらない善太は初めて本気で練習に取り組むようになった。

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    2019年05月17日
  • マイナス・ヒーロー

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    身体が弱くて、大好きなバドミントンをあきらめた凪人は、実力はあるのにいつも準優勝におわる女子選手、羽野のことが気になってしまう。だから、アドバイザーを頼まれたとき、断りきれずに引き受けてしまった。人並みに練習できない分、人のプレーの研究に時間を費やしてきた凪人のアドバイスで、羽野だけでなく、他の部員たちの実力も上がってきたが、それを面白く思わない奴もいて…。中学校のバドミントン部を舞台にした、熱くてピュアな物語。

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    2017年09月22日
  • マイナス・ヒーロー

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    主人公・凪人は兄とともにバドミントンをやっていた。
    兄は名プレーヤーだが、自分は体が弱いこともあって思うように活躍できない。いつしか凪人は兄に嫉妬心を抱き、誰か兄を負かすプレーヤーが現れないかと思うようになる。

    凪人の思いが通じたのか、兄に匹敵するプレーヤーが登場! しかも、それは万年二位でシルバーヒーローといわれた女の子だった?!

    やがてケガで故障した兄はバドミントンを辞め、自暴自棄に。
    凪人も打ち込めるものがなく、ひねくれた日々を送っていた。
    そんなとき、凪人にコーチになってほしいと言う女の子が現れる。それは、かつて凪人の兄と同じくらい強かったシルバーヒーロー・海。

    ひねくれ者で心を閉ざしかけていた凪人が海の指導をすることによって少しずつ変わっていきます。
    主人公・凪人はひねくれていますが、物語はどこかまっすぐで児童向けにぴったりでした。

    仲違いをしていた兄やチームメイトとも最後は協力し、共に歩んでいく姿もよかったです。
    バドミントンの専門用語の解説があったり、もう少しバドミントンをやらない子にも臨場感が伝わる書き方だったら更によかったと思うのですが、これが一作目と聞きましたので今後の期待も込めて星はひとつプラスで4つにしました。

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    2017年08月25日
  • 君の火がゆらめいている

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    中学生の課題図書。障がいのある兄弟が居る子(=きょうだい児)の話。

    毎日のこと、家族は本当に大変で、きょうだいの複雑な気持ちが少しわかった。周りが少しづつでも手を差し伸べることができれば良いと思う。

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    2026年07月26日