新井陽次郎のレビュー一覧

  • まっしょうめん! 心をのこす

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    春休みも成美は中学生になる前の最後の試合に向けて練習中。
    中学生への期待と同時に道場の今後が気になる。
    そんなごちゃごちゃした気持ちの中で試合が始まる。
    中学生でもないし、小学生でもない中途半端な春休み。

    『心をのこす』の副題通り"残心"について考える成美。
    剣道にも日々の生活にも通じる言葉かも。
    剣道も中々面白そうだ。
    中学生になった成美、話もここで終わりかな?

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    2026年01月02日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    好意(友情ですよ!)を持っている年下の同性から、好きな本だからと貸してもらった本作。なので丁寧に読みました。すると開幕早々いかにもなタイトルのBL(しかも年の差教師生徒もの)作品を購入する女子高生が登場、度肝を抜かれました。その後始まる主人公と年上彼氏との逢い引きシーン…。
    自分が隠れ腐女子なことをその子に見抜かれていたのか!?とビビリましたね。
    主人公の語り口が赤裸々で、そこまで描写しちゃうの?と戸惑いながらも、だからこそ主人公の遣る瀬無さがヒリヒリ身に迫ってきて、主人公の現実の切実さを常に感じました。が、全体的にはとてもカジュアルで読みやすい文体。そのバランスが良くて最後まで読み通せた。
    終盤の展開、主人公は始終「自分はフェアな手段を取ってない」と自覚してるんだよね。もっと甘えていいのにと感じつつ、それが許されないのが今の日本なのか…と反省。
    とても爽やかな青春群像劇を読ませてもらいました。読後感はとても良いです!!

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    2025年07月19日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    ネタバレ

    安藤純
    大阪の転校先で同性愛者であることカミングアウト。

    小林
    純が転校した高校の担任。コバリン。

    榎本
    純のクラスメイト。

    九重直哉
    純の隣のクラス。同性愛者。

    五十嵐明良
    純のクラスメイト。同性愛者。直哉とはゲイ用のマッチングアプリを通して知り合った。

    瞳
    明良の一つ年上の姉

    稲葉秀則
    明良の友人。

    原史人
    明良の友人。

    三浦紗枝
    美術部。BL本を買っているところを純に見られた。

    宮ちゃん
    紗枝の友達。

    高岡亮平
    純の幼馴染。

    姐さん
    佐倉奈緒。紗枝の腐女子仲間。大学生。

    相原莉緒
    BL好きの紗枝の後輩。

    今宮

    ケイト
    新宿二丁目で昼はカフェ、夜はバーをやっている店のイギリス人オーナー。レズビアン。

    佐々木誠。
    純の初めての彼氏。妻子持ち男性。

    小野雄介
    亮平の友達。


    僕

    兄ちゃん

    細川真尋
    転校してきた女の子。

    ジュン

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    2025年03月13日
  • こんな日のきみには花が似合う

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    イラストがかわいい!
    だけじゃなく蒼井ブルーさんの、日常系だけど小さな幸せが積み重なるような、エモい物語だった。

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    2024年03月14日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネットで知って気にはなっていた本。書店で手に取りました。タイトルが独特ですね。
    ライトに書かれているので青春の青臭さもありながら、性的マイノリティーについて深く思うこともありで、なかなか読みごたえがありました。わたしは読みやすかったと思います。

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    2023年09月11日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    2019年にNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化された『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
    その後の彼らを追った物語。

    大阪に転校した安藤純はいきなりクラスメイトの前でゲイである事をカムアウト。
    その堂々とした態度に彼の成長を感じ嬉しくなる。

    元カノ・紗枝との再会シーンはまさに青春。

    作品内で姿を見せずとも、一際存在感を放っていたミスター・ファーレンハイト。
    彼の壮絶過ぎる過去を描いた番外編はひたすら苦しい。

    例え彼らの事を受け入れる事が不可能でも排除する世界は間違っていると言い切れる。

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    2023年02月18日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    再会とタイトルにあるように前作の続き。
    前半は前作で出した結論が間違いじゃなかったと思えるような造りになっていて大阪に転校した主人公のその後が複数人の視点で描かれている。
    ひとりひとりの単純さと悪人ではない感じが救いを感じる。

    後半は前作での重要人物だったミスターファーレンハイトのお話。
    これは前作の時間軸で話が進んでいくので彼の結末を知っている状態で読むことになるんだけど、知ってるからこそ読んでいるのがしんどい。
    救いがない・・と思う反面、きっとこういうことも実際に起きているのだろうなとも思う。

    前作が問題定義、今作がそこからの光と影を描いているように感じる。

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    2022年12月20日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    タイトルと表紙からイメージするよりも内容は重い。
    新宿の本屋さんでBL本を購入している同級生(女)に偶然会ったのはゲイの僕。というところから話は始まる。
    カクヨムで書かれていたものを書籍化したものらしく、ネット小説らしい文体で登場人物の中の幾人からの視点が変わりながら物語は進む。
    QUEENの曲をキーワードに据えつつ進むので曲を知っている人にとっては物語の深さが増す気がする。

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    2022年12月20日
  • まっしょうめん! 胴を打つ勇気

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    段々剣道が上手くなっていく成美。
    剣道って奥が深いんだね。
    スポーツの枠にははまらないのかもしれない。
    瞬時に相手の出方を読んで対応するのはすごい。
    又は上手くなるのかな、成美は。

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    2022年10月24日
  • まっしょうめん! 小手までの距離

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    紆余曲折がありながら段々、剣道にハマっていく成美。
    読んでいるこっちもハマっていく。
    石田くんをケガさせてしまったときの感触が忘れられなくなって剣道から遠ざかる成美、なんとなく気持ちがわかる。
    しかし、それを乗り越えなければ強くはなれないのかもしれない。
    成美の成長が気になる。

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    2022年10月11日
  • まっしょうめん!

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    海外赴任中の父親からの要望で剣道を始めることになった成美。
    監督のちょっとやり過ぎ、というような指導方法にもなんとかついていくが初めての試合でガッツポーズをしたことで注意を受け、その事に納得できず一旦剣道から離れる。
    剣道の仲間のこと、家族の事等、周りの人達と様々関わりながら成長していく成美。
    剣道のことも色々わかり面白い。
    試合とは言っても試合ではない、武道って何だ?
    もう少し読んでみよう。

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    2022年10月08日
  • まっしょうめん!

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    子どもが本に少しでも興味持てるかなと、最近始めた剣道を題材にした本を探してみました。
    まずは私もと読んでみましたが、主人公のあまりやる気のないところからゆっくりと、自分でも気づかないうちに成長できていく過程がみえてとても面白かった。読んでくれるといいなぁ

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    2022年09月22日
  • まっしょうめん!

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    成美はちょっとしたきっかけで剣道を始めました。
    そこで、いろんな友だちと出会い、挫折を味わいながらも、剣道を続けていくというお話です。
    言いたいことを飲み込んでしまう成美が、はっきりものを言えるようになってよかったです。

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    2022年08月17日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    実写化もされた原作本。2冊続けて読破。

    ゲイであることを隠して生きる、高校生の純は、クラスメイトのBL好きの女子、紗枝に好意を寄せられ、告白をされる。
    純には妻帯者の中年の恋人がいるが、結婚して家庭を作るという「普通の幸せ」も諦められない。そして、思い切って、紗枝と付き合うことにするのだった。
    純の一人称で物語は続いていく。

    クラスメイトの男子の小野にゲイであることをバラされて孤立し、思い悩むシーンは辛かったけど、純の幼馴染の亮平は、いつも純のことを明るく支え、とっても素敵な友達。とにかく良いヤツです。

    紗枝も、純がゲイであることを知り、ショックを受けるけど、それでも優しく寄り添う。好感の持てる女の子です。

    続編の「再会」は、純が大阪に転校してからの物語が中心。純のことを好きになるゲイの明良やクラスの友達、一方亮平に告白されつつも保留にする紗枝の物語も描かれ、明良と紗枝、交互の一人称でほぼ進んでいく。

    純のことを客観的に描かれていくのは面白いと思ったけど、大阪のノリや関西弁がキツくて、下品に感じることも多々あった。「再会」のほうがコミカルな毛色になっていて、本当に同じ人が描いたのかな?とも思ってしまった。

    そして、こちら映画化された作品も同時に観ました。原作からは若干設定が変えられていたけど、純くんの繊細なイメージ、神尾楓珠くんドンピシャでした!素晴らしかった。山田杏奈ちゃんも良かった。神尾楓珠くんと今井翼くんの性描写も若干あり、驚いた。でもあまりいやらしくなかった。

    特別BL好きなわけではないけど、この前Netflixで見た「ハートストッパー」という海外ドラマは面白かったな。次のシーズン配信待ちです。

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    2022年07月15日
  • 「未完成」なぼくらの、生徒会

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    去年まで男子校だった高校へ入学した主人公。過去の自分を知らないところで再スタートと思っている。秘密をばらすと脅されてはいった生徒会だが、生徒会の面々にはそれぞれ秘密があって……。

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    2022年05月17日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    簡単には取り上げにくい題材。


    だけど、LGBTQに関して、そしてQUEENに関してとてもとても興味が湧いた作品でした。
    この本を見た後にちゃっかり、映画ボヘミアンラプソディ見ちゃった(笑)


    学生だったとき、もしかしたら自分のクラスにカミングアウトしてないだけで、主人公と同じような気持ちだった子がいたかもしれない。今だって、周りに生きづらさを感じている人がいるかもしれない。



    自分とは違う感覚をもつ人だからこそ、そういう人たちの視点で描かれたこの作品を見て知ること、得るものが多かったです。


    何を言っても綺麗事にはなりますが、良かったと思います。

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    2022年05月02日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    心の中のツッコミ?ボケ?が面白すぎてたくさん笑った。
    大阪弁なのでテンポが良い。
    同性愛をどう思うか?
    大きなテーマ。
    ファーレンハイトの話が壮絶で凄まじい。
    中学生なのに、考え方が大人。
    もう、番外編なのに、こっちがメインだった。
    苦しくて、想いが大きすぎて、涙が出る。
    「ただ人を好きになっただけ」
    靴を履かずにタクシーに乗るって。
    よっぽどだよ。
    結末はそれ以上のことだった。
    細川さん、草を抜いてキレイにしてくれてありがとう。
    忘れられないすごい話だと思う。

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    2022年02月22日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    学びの多い本だと感じた。
    中高生は、未体験の人が多いから、
    セックスについてとても興味があるけれど、
    わからないことがたくさんある。
    悩んでいる生徒もいる。
    「普通って何?」
    他人に言えない悩み。
    それがとてもよく書かれていて、共感できる。
    前半の純の心の声は、笑ってしまうくらい面白い。
    三浦さんは純粋で真っ直ぐで、
    実らない恋とわかっているのに、
    応援したくなる。
    「僕は世界を簡単にしたくない。摩擦をゼロにして、空気抵抗を無視して、分かったフリをしたくない。」
    死にたいと思う爆発的な感情や、
    失恋の苦しさ。
    自殺した友達の真相を知った時の衝撃。
    びっくりして震えた。
    思い返すと納得。
    理解できない親と話すのは、「宇宙人と話しているようで疲れる。」なるほど。
    #マイノリティ。
    #LGBT #ホモ #ゲイ #腐女子
    #イジメ問題。
    そして転校。
    三浦さんの表彰の時の演説は、勇気のいることで、かっこよすごい。そこまで言うんだ!と思った。
    幼馴染の亮平が優しい。
    この本は薄っぺらい恋愛の話ではない。
    深く考えさせられる項目が盛りだくさん。
    NHKでドラマ化された原作本。
    ドラマを見てみたい。

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    2022年02月16日
  • 私は存在が空気

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    少年ジャンパー
    瀬名先輩のために、グランドキャニオンに自転車で行けるのは、すごいと思った。自殺と見せかけて、屋上から移動するのは、他人から見るとすごいびっくりするだろうなぁと思った。私も、こんな能力が使えたらなぁと思った。

    私は存在が空気
    まさか、本当に先輩が犯人だと思わなかった。先輩がベッドの下を覗き込んだ時は、すごくヒヤヒヤした。最後は、友達だと思っていた人が好きになっていてすごく面白かった。

    恋する交差点
    全然知らない人と手を繋ぐのは、すごく気まずいなぁと思った。一緒に交差点をわたることが出来て本当に良かったと思った。

    スモールライトアドベンチャー
    犯人に捕まった時は、すごく焦った笑笑ペスも、強くなれて良かった。知らないふりしてすっとぼけた時は、本当は言いたかったんだろうなぁと思った。

    ファイアスターター湯川さん
    パイロキネシスというのは、結構大変そうだなぁと思った。湯川さんと俺との関係がすごく、不思議だなぁと思った。スピリタスが、こんな時に役にたつんだと思い、びっくりした。湯川さんがいつかまた、戻って来てくれたならなぁ〜と思った。
    「人生で最悪の日でした!俺、無関係なのに!」

    サイキック人生
    性格のことを、レッテルを貼ると表していることが、面白いなぁと思った。エラーコインには、プレミアが付いていて、数十万円もするんだなぁと思った。私も、見てみたいと思った。蓮見華のことをずっと考えているお母さんは、少しは楽になったんじゃないかと思った。スーパーの中で、派手にやらかしたけれど、今の時代はCGと判断されるから、安心だと思った。どれが本当で、どれが偽物か分からないなぁと思った。

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    2021年08月25日
  • 私は存在が空気

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    超能力×恋愛 がテーマの短編集。

    一作目の「少年ジャンパー」がとてもよかった。
    これぞ中田永一!という短編。
    引きこもりの少年が瞬間移動できるなんていう、
    突飛な設定を呑み込ませるのがさすが。
    しかもオチまで最高におもしろいです。
    この短編だけでも読んだ価値があったなと思うくらい。


    ただ、婦女暴行や、殺人、スカートのなかを覗く願望…など、ちょっと際どい要素があり、学校におけるかは微妙なライン。
    中田永一名義だけど、乙一のダークさを隠しきれてない感じ。ダークさが好きな中高生にはかなりウケそう。

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    2021年05月02日