新井陽次郎のレビュー一覧

  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    映画を先に観て号泣しました
    本でも感極まる事があり立ち止まったり

    とても大切な台詞が多い
    世界を簡単にしてみるのはやめようと思う

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    2024年05月30日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    前作の続きで純の大阪での新生活の話。
    新しいクラスメイトや生活の中で心の成長が登場人物達にあるのが素敵だった。
    五十嵐が純の元交際相手を勘違いしたり、ゲイだけどクラスメイトの女子に告白されたり、恋愛って難しいなと思う所も沢山あった。

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    2024年02月08日
  • 御徒町カグヤナイツ

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    面白かった。
    でもみんなが最後はばらばらになっていく事を断言しているような感じで少し寂しかった…
    まぁ実際そんなもんなんだろうけど

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    2024年02月04日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    同性愛者の苦悩や葛藤が丁寧に描写されていて、読んでいる方も苦しく感じるような感じがしました。
    とても読み応えがあり、面白いと感じました。

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    2023年12月24日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    同性愛も一つの愛の形として受け入れる。この時代だから。

    この時代だから。って言葉で丸め込むのが嫌いだ。じゃあ昔の人は?となる。苦しい人もいたんだろうな。

    でも同性愛は気にしないってみんな言う。結局自分の保身のために。おれたちは認めている。そっちが隠しているだけ。と言うふうに逃げているだけ。

    実際それを明かされたら、みんな気になってしまう。
    気にせずなんていられない。
    隠している同性愛者が気にしすぎ、悪い。って思うのではないだろうか。

    結局は、おれたちは認めないから、隠し通せ。というのも1つの道かもしれない。

    神様は腐女子なのかもしれない。

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    2023年10月03日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    マジか、泣かされるとは思わなかった一冊や…しかもいい話、浅原ナオト様凄まじい。なんでこんなに人のことわかるんですか!これ読んで救われた人は僕だけではないはず

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    2023年10月01日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ミステリー以外で見事だと初めて思った。
    複雑なホモの心情が100%クリアに記されている。言葉選びが難しかっただろうに、、すごい。
    起承転結の鏡。

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    2023年06月25日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    ホモの僕が、同性愛者であることに苦しみ、異性愛者になろうと奮闘するも、逆に自分は同性愛者なのだと再確認する結果になる。
    性的な好きと、人として好きっていうのは伴っていないといけないのか。人として好きな人が同性だったら友達に、異性だったら恋人になるってのが今の世の中なんじゃないかなと思ってる。同性愛者の場合は逆。
    社会学の授業で、性的なことと伴侶っていうのは別でもいいんじゃないかっていう話題があった。確かにそう思う。それはたぶん私が上記のような考えだから。家族が男と女の組み合わせじゃないとだめなら同性愛者の人は苦しい。なら、性的なものは家庭の外に求めてもよくないか?恋愛経験がないからこんな考えに

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    2023年06月17日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    本屋でタイトルを見た時に、「これは読まないといけない(絶対におもしろい)」と思った。
    読んでみて、こんな心を抉られるような、感情を揺さぶられるような、読みながら読むのがつらくなるくらいなのに読み進めずにいられない。
    久しぶりにこういう小説に出会えてよかった。

    あらすじを簡単に言えば、「同性愛者であることを隠している主人公の男子高校生とBL好きのヒロインの女子高生の青春ラブストーリー」なのだけれど、作中に出てくるように、例えば、物理の問題で「ただし摩擦はゼロとする」や「空気抵抗はないものとする」とあるように、世界を簡単に理解するために、カテゴリーにはめ込まないで欲しい。
    ただ、読んでほしい。後

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    2023年05月14日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    お気に入りの本。
    有識者であれば「え?」と思うタイトルも、後半できちんと説明されています。

    自分が卑屈な分、素直な三浦さんはちょっと苦手。

    なんとなく続編は読まない方がいい気がして、手が出せない。

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    2023年05月02日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    ネタバレ

    前作からの続きからの話。
    純とさえちゃん、良平、小野くん、ケイトさん、誠さん、新たに出てくる純の転校先の人間模様、
    みんながそれぞれただ高校生で、大人で、葛藤しながらもそこにあるものを当たり前に愛していく光景が想像できて、前作よりも微笑ましく読めた。

    しかし最後のミスターファーレンハイトの話がもう、辛くて辛くて、彼が死ぬ最期のその時まで見届けてるみたいでもう涙が止まらず。。。
    純もあきらも九重くんも決して何も無く今の環境を手に入れたわけじゃないし、これからも誰かの心無い言葉や態度に傷つくこともあるかもしれないけど、
    ミスターファーレンハイトや兄ちゃんにも少しだけこの境遇があれば、もう少しだけ

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    2022年10月16日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    本当に良かった。映画も含めて。
    いつかドラマも観てみたい。
    映画の印象もあると思うけど、三浦さんが大好き。

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    2022年09月27日
  • 2分の1成人式

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    魔法少女マリンみたいになりたいと文集ノートに書こうとユメが思ったところがすごい!がんばれ!と思いました。

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    2022年08月10日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    タイトルにそもそもホモって侮蔑的な言葉が入ってるけど大丈夫?と読む前は思ってたけど、
    全然そんなことはなくて、むしろ世間が思っている認識しているリアルを理解するためにあえてこのタイトルにしたのかもしれないと思った。
    ラストらへんで安藤くんから三浦さんに対しての言葉でこの内容について回収されてて、
    安藤くんが三浦さんに本当に自分をさらけ出して、これからも人間同士として大好きでいようという決意が見えた瞬間でもあった気がする。

    三浦さんのスピーチの「彼は透明な壁を目の前に置いてて、この世界を壊さないように、自分がこっち側にいるようにしてる。彼は自分が嫌いで私たちが大好きなんです」辺りが本当にくらっ

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    2022年07月31日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    作品名で買ったけど途中鳥肌立つくらい超絶面白かったしタイトルだけでは語れない素晴らしい内容だった

    近年特にこう言った話題が取り上げられて自分も含めみんな綺麗事を吐いている。だけどいざ実際に同性愛者がいたら純くんがゲイってバレた最初の月曜日の亮平と同じ普段通りに見えるけどぎこちなくなるんだろうなって思った

    だから小野が言ったみたいな同性愛者がコソコソ隠れる世の中なんだろうなとは感じた
    口で言うのと行動するのは全然違うって改めて感じた





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    2022年05月07日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    性に関する考え方とか、見方が変わった作品でした。同性愛者で普通になれないことを悩む純の深い言葉。BL好きで、ちゃんと同性愛者を理解しようとする三浦さん。純と同じく同性愛者で、純のネット上の友達ミスターファーレンハイトの言葉。どれも刺さるものがありました。 
     私は、同性愛者も、異性愛者も普通だと思います。人を愛するという点では全く同じだからです。ただ、「同性の方しか愛せない」、「異性の方しか愛せない」それだけの問題ではないでしょうか。それだけの問題に抵抗がある人が減り、誰もが自分が好きな人を自由に愛せる世界になることを願っています。

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    2022年04月04日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    前作と異なり、様々な登場人物の視点から物語りが進んでいる。


    自分とは全く関係ないような関係あるような不思議な感覚を味わう。


    読んでいると苦しくて切なくて泣きそうになるけど、どこかわかってもらえたような感じもする。


    特殊性と普遍性を併せ持った良作!!!

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    2022年01月10日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    とてもよかった。出だしから引き込まれて、「次はどうなるんだろう?」と楽しみながら読むことができた。
    小説投稿サイトの作中が注目されて書籍化されたみたいだけど、下手なプロ作家が書いたものより断然楽しむことができた。

    エンタメ色が強めの作品だとおもう。しかしタイトルから分かるようにジェンダーの問題に焦点を当て、登場人物たちの内面までしっかり書き込まれているから十分な読みごたえだった。

    これはどうでもいい話になるが、作中ではシリアスな展開でも「ちんぽこ」というパワーワードが頻出して、思わず吹いた。

    ちんぽこが勃たないんじゃ、どうしようもない。

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    2021年10月21日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    同性愛や性の問題について関心があったため見聞を深めようと購入。大変社会派の小説であり、現代社会のジェンダーの問題を糾弾し…
    ……嘘です。三浦さんとのセックスシーンが妙に生々しかったので仕事帰りにエンタメ小説が読みたくなり購入しました。

    ともあれ青春群像の中に社会派小説の側面もあわせ持った作品で、冒頭に書いたような事もあながち間違っていないように思います。

    本書で、最も私の心を打ったのは、ミスター・ファーレンハイトです。

    彼とのチャットでのやり取りの数々はこの作品で最も印象深いシーンだったと思います。HIVキャリアとして純に様々な言葉を投げかけるお洒落なイメージのファーレンハイトとのディス

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    2021年01月11日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    知り合いにゲイのカップルがいたり、普段からLGBTの記事を読むようにしていたので、サラッと読める小説かなあ?と迂闊に手を出しました。
    読み初め、想像を超える生々しさに動揺。最後まで読めるかしら?なんて心配したり。でもそんな心配なんて無用だった。

    2020年に読んだ本の中で1番面白い!とまでは行かなくても(たくさん面白い本を読んだので、どの本も甲乙つけがたい…)、ゲイ等のマイノリティな立場の人への考え方がすごく変わった。ほとんどの同性愛者は同性婚をしたいのではないかという勝手なイメージが崩れた。
    そりゃそうだよね、たくさんの子供や孫に囲まれて幸せな老後過ごしたいよね。なんでそんな当たり前なこと

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    2021年01月01日