新井陽次郎のレビュー一覧

  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    タイトルにそもそもホモって侮蔑的な言葉が入ってるけど大丈夫?と読む前は思ってたけど、
    全然そんなことはなくて、むしろ世間が思っている認識しているリアルを理解するためにあえてこのタイトルにしたのかもしれないと思った。
    ラストらへんで安藤くんから三浦さんに対しての言葉でこの内容について回収されてて、
    安藤くんが三浦さんに本当に自分をさらけ出して、これからも人間同士として大好きでいようという決意が見えた瞬間でもあった気がする。

    三浦さんのスピーチの「彼は透明な壁を目の前に置いてて、この世界を壊さないように、自分がこっち側にいるようにしてる。彼は自分が嫌いで私たちが大好きなんです」辺りが本当にくらっ

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    2022年07月31日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    作品名で買ったけど途中鳥肌立つくらい超絶面白かったしタイトルだけでは語れない素晴らしい内容だった

    近年特にこう言った話題が取り上げられて自分も含めみんな綺麗事を吐いている。だけどいざ実際に同性愛者がいたら純くんがゲイってバレた最初の月曜日の亮平と同じ普段通りに見えるけどぎこちなくなるんだろうなって思った

    だから小野が言ったみたいな同性愛者がコソコソ隠れる世の中なんだろうなとは感じた
    口で言うのと行動するのは全然違うって改めて感じた





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    2022年05月07日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    BLをエンタメ化していいの? ゲイであることを卑下したり受け入れられない人達と、当事者間の溝。
    それがわかりやすく物語になってる。

    自分の普通を常識にしちゃならないってのも感じさせる内容だった。
    みんな条件付きの愛に縛られすぎだよね。

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    2025年12月02日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    性に関する考え方とか、見方が変わった作品でした。同性愛者で普通になれないことを悩む純の深い言葉。BL好きで、ちゃんと同性愛者を理解しようとする三浦さん。純と同じく同性愛者で、純のネット上の友達ミスターファーレンハイトの言葉。どれも刺さるものがありました。 
     私は、同性愛者も、異性愛者も普通だと思います。人を愛するという点では全く同じだからです。ただ、「同性の方しか愛せない」、「異性の方しか愛せない」それだけの問題ではないでしょうか。それだけの問題に抵抗がある人が減り、誰もが自分が好きな人を自由に愛せる世界になることを願っています。

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    2022年04月04日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    前作と異なり、様々な登場人物の視点から物語りが進んでいる。


    自分とは全く関係ないような関係あるような不思議な感覚を味わう。


    読んでいると苦しくて切なくて泣きそうになるけど、どこかわかってもらえたような感じもする。


    特殊性と普遍性を併せ持った良作!!!

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    2022年01月10日
  • まっしょうめん!

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    剣道に対するイメージが変わりました。勝ち負けより、美しさが重視されるスポーツ。変わっていく小6の女の子の話し。面白いです。

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    2021年08月25日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

    購入済み

    若者に読んでもらいたい

    ドラマ版見逃してたので再放送見始めて原作よみたいと購入。ほんと王道青春小説です。とてもリアルなんだろうなぁとこの小説で描かれる現実をよく知らない自分は思ってしまうけど。
    悪い人がひとりも出てこないのは出来すぎかと思うけど、いろんなことに悩む中高生にはぜひ読んで貰いたい。
    10代ですべては決まらない、ありのままの自分でいいんだよと勇気づけられる作品です

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    2020年06月23日
  • 御徒町カグヤナイツ

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    朝の通勤電車で、50オーバーのおっさんをウルッとさせたり、ニヤッとさせたりしちゃう本。
    大丈夫だよ、中学生くん。大人になってもそんなに価値観は変わらないから、安心して大人になりな。

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    2019年11月29日
  • 2分の1成人式

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    四年生
    ナチュラルキラー細胞は人間の体にあって悪い病気をやっつけてくれる。それは笑うとふえる細胞。
    だめ、できないと言ったらだめになるから言っちゃだめ。


    ハロウィンから3学期始まり

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    2025年11月30日
  • まっしょうめん!

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    剣道が題材ということで手に取る。児童書と思っていたが、なかなかどうして、面白い。「無心」ではなく「天心」という境地、これはある意味理想かも。個人的には「ゾーン」の解釈に近い。

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    2025年10月30日
  • こんな日のきみには花が似合う

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    エモい!
    文章も素敵ですが、イラストがかわいくて一気読みしました。恋愛のはじまりの幸せだけど少し苦しい感じを思い出しました。

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    2025年09月27日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    同性愛者の安藤純がBL好きの三浦紗枝と交際し、その中で自分の性について葛藤し、自分なりの生き方を模索するお話。
    本作品のタイトルである「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」。このタイトルを見た時、交際しても尚彼女のBLへの愛が止まらず倦怠期に入り、彼氏の純が思い悩むストーリなのかな、と思ったけど蓋開けてみると真逆。三浦目線の「彼が好きなものはホモであって私ではない」が正しいのではないか!?笑と思ったがまあ置いておこう。

    本作では純と三浦以外にも魅力的なキャラクターが登場している。印象に残っている人物を挙げたい。まずは近藤さん。彼は異性愛者なのだが、ホモに対しての偏見を純に対して述べて

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    2025年03月04日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    安藤純
    同性愛者であることを隠して日々を過ごす高校生。帰宅部。

    三浦紗枝
    純と同じC組に所属する女子。美術部。BL本を買っているところを純に見られた。

    ケイト
    新宿二丁目で昼はカフェ、夜はバーをやっている店のイギリス人オーナー。レズビアン。

    マコト
    佐々木誠。純の初めての彼氏。行為の時は純に父さんと呼ぶ契約で出会った。四十過ぎの妻子持ち男性。

    純の母
    昼間はスーパーでパート社員として働き、夜は小さなスナックに出向いてホステスとして働く。

    ミスター・ファーレンハイト
    HIVの感染者。

    高岡亮平
    純のクラスメイト兼幼馴染。

    小野雄介
    亮平と仲が良いが純とはそうでもない。

    佐倉奈緒

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    2024年12月18日
  • 御徒町カグヤナイツ

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    作品順はあまり把握してないけど
    今まで読んだ作品とエッセンスは同じだね

    こんな評価は偉そうですが
    自身がマイノリティだったからか
    自分は、自分だったら、相手だったら
    という目線を描くのが上手い、それもポジティブに
    たぶん、この作品で最後に皆んなが言った事が作者の心境だったのかな、と想像
    周りに、友達に出会ったから、
    卑屈せず、絶望せず、
    こういう素晴らしい作品達を残せたのか、と

    もっと作品を読みたかったです

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    2024年11月04日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    直哉くん、幸せになってほしいなぁ。

    他人が引いた線に沿って生きることで苦しくなるというくだり、彼らほどではないけれど、自分も身につまされる部分があり、その線を軽やかに変えたり越えたりして生きていけるようになりたい。

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    2024年10月08日
  • こんな日のきみには花が似合う

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    イラスト可愛い!
    内容は今どきっぽくて、リアルだなーって思う。
    読みながらニヤニヤしちゃったり、こんなキラキラした恋愛感情を感じてみたかったな。

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    2024年09月18日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    結構前に映画を見て号泣し、いつか小説の方も読みたいと思いやっと読み終わりました。
    だいたい映画の話と変わらないけどやっぱり映画では書けないところまで綴られていてよかったです。
    単なるボーイズラブの話だけでないので共感できる人も多いんじゃないかな。

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    2024年07月26日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    続編
    大阪へ引っ越した先でのお話
    登場人物が関西人になった事もあってかお笑い要素強めで、鬱々としたらパートも無く、爽やかな青春物語でした

    最後の章は前作で登場したファーレンハイトのお話
    大阪編とは180度変わって苦し過ぎる内容

    違うのは友達がいたって事かな
    と思いつつ引き金になったとは友達の反応
    もちろん異性であったり、同性からの好意、異性からの好意、等の違いはあるし
    そもそも友達、っていうか友達になり得たという感じかな
    事があってからの時間ってのもあるし
    前作で母さんが僕から父親を奪ったから〜という吐露がありつつ、今作では居ても〜、という事だったり

    結局MECEでは片付けられないのが人

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    2024年06月07日
  • 私は存在が空気

    匿名

    購入済み

    一般的に見れば冴えない、しかし超能力をもった若者たちの6編からなら短編集。
    彼らの恋模様と思春期の悩みが胸をきゅっとさせられるほどよく描かれていた。
    最初の少年ジャンパーで心をいっきに鷲掴みにされた。
    笑えるのに泣けてしまい、感情移入が半端なかった。

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    2024年05月01日
  • まっしょうめん!

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    ひょんなことから興味も関心もない剣道を始める成美。
    そこにあるのは楽しさよりも戸惑い。理解できずやめようとも思った。でもまだ入口に立っただけ。続けることは自分で決めた。その展開が心地よい。
    物事に真正面から向き合うことを剣道になぞらえて描く。

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    2024年01月20日