【感想・ネタバレ】私は存在が空気のレビュー

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匿名

購入済み

一般的に見れば冴えない、しかし超能力をもった若者たちの6編からなら短編集。
彼らの恋模様と思春期の悩みが胸をきゅっとさせられるほどよく描かれていた。
最初の少年ジャンパーで心をいっきに鷲掴みにされた。
笑えるのに泣けてしまい、感情移入が半端なかった。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

少年ジャンパーが凄く好きです。
主人公大塚くんの、瀬名先輩との日々を通した心情の変化や瀬名先輩に対する心遣いが印象に残っています。
最後のサイキック人生では、主人公である星野泉にとって超能力は自分の中で自分と他人との間に壁を作ってしまう、あまり嬉しくないもので、後に星野泉のその考えに変化をもたらす一因である蓮見恵一郎にとっては妹の命を守り得た貴重なものである、という対比が印象的でした。
この本全体として、ふふっと笑えるような一文があったり、心に沁みる場面があったりと読んでいて楽しかったです。

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2023年12月17日

Posted by ブクログ

超能力をもつ少年少女たちの物語。「少年ジャンパー」と「ファイアスターター湯川さん」が好きだったかな。
テレポーテーションのできるひきこもりの少年とは、おもしろい発想。もし超能力が使えたら…と考えるのは楽しそう。

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2021年10月09日

Posted by ブクログ

少年ジャンパー
瀬名先輩のために、グランドキャニオンに自転車で行けるのは、すごいと思った。自殺と見せかけて、屋上から移動するのは、他人から見るとすごいびっくりするだろうなぁと思った。私も、こんな能力が使えたらなぁと思った。

私は存在が空気
まさか、本当に先輩が犯人だと思わなかった。先輩がベッドの下を覗き込んだ時は、すごくヒヤヒヤした。最後は、友達だと思っていた人が好きになっていてすごく面白かった。

恋する交差点
全然知らない人と手を繋ぐのは、すごく気まずいなぁと思った。一緒に交差点をわたることが出来て本当に良かったと思った。

スモールライトアドベンチャー
犯人に捕まった時は、すごく焦った笑笑ペスも、強くなれて良かった。知らないふりしてすっとぼけた時は、本当は言いたかったんだろうなぁと思った。

ファイアスターター湯川さん
パイロキネシスというのは、結構大変そうだなぁと思った。湯川さんと俺との関係がすごく、不思議だなぁと思った。スピリタスが、こんな時に役にたつんだと思い、びっくりした。湯川さんがいつかまた、戻って来てくれたならなぁ〜と思った。
「人生で最悪の日でした!俺、無関係なのに!」

サイキック人生
性格のことを、レッテルを貼ると表していることが、面白いなぁと思った。エラーコインには、プレミアが付いていて、数十万円もするんだなぁと思った。私も、見てみたいと思った。蓮見華のことをずっと考えているお母さんは、少しは楽になったんじゃないかと思った。スーパーの中で、派手にやらかしたけれど、今の時代はCGと判断されるから、安心だと思った。どれが本当で、どれが偽物か分からないなぁと思った。

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2021年08月25日

Posted by ブクログ

超能力×恋愛 がテーマの短編集。

一作目の「少年ジャンパー」がとてもよかった。
これぞ中田永一!という短編。
引きこもりの少年が瞬間移動できるなんていう、
突飛な設定を呑み込ませるのがさすが。
しかもオチまで最高におもしろいです。
この短編だけでも読んだ価値があったなと思うくらい。


ただ、婦女暴行や、殺人、スカートのなかを覗く願望…など、ちょっと際どい要素があり、学校におけるかは微妙なライン。
中田永一名義だけど、乙一のダークさを隠しきれてない感じ。ダークさが好きな中高生にはかなりウケそう。

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2021年05月02日

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