新井陽次郎のレビュー一覧

  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    前作から今作を読むのに時間が経ってしまったが、変わりなく楽しむことができた。
    前作の主人公だった安藤純は大阪に引っ越しをして、東京で手に入れた仲間、絆、経験をもち大阪で心機一転頑張っていた。大阪でも、ゲイであることで問題が起きそうになるが、丸く収まり、新しい恋人も手にいれて楽しく過ごしていた。
    場面は変わり、元カノの三浦紗枝は純がゲイだったことでBLとの関係性が変わり悩んでいた。
    様々な事があったが、前作と同様に読みやすくリアリティがあり没頭して読むことができた。

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    2025年09月29日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    映画「彼女の好きなものは」を観て原作を見たいと思って読んだ。映画でもボロ泣し小説でもボロ泣き。
    誰もが理解者のフリをして自分とは別の生き物のような扱いをしている。マイノリティをカテゴライズして世界を簡単にして理解したつもりになってしまう。

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    2025年04月13日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    今年よんだ100冊以上の本の中で1番刺さった小説。
    読んだタイミングも今日が1番よかったと思う。

    本書はある高校生たちが『自分』と今後の『人生』に真剣に向き合い自分を受け入れていくお話。なんて簡単にまとめたけど、実際は一言じゃまとめきれないくらい、とてつもなく深い内容だなと感じた。

    ゲイであることを割り切りつつ思い悩む高校生の心の動き。理解されることを半ば諦めつつ、でも希望も混じったそんな心の機微が本当に刺さった。

    作中のゲイである自分のことを『卑怯なコウモリ』という例えをしたことには特に鳥肌が立った。

    卑怯なコウモリは童話で、内容はこう。

    その世界では獣と鳥の一族の争いが行われてい

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    2024年12月28日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    ネタバレ

    ドラマを観た後、前作を読み、その後映画も見ました。
    なんかこの話が好きなんだよね。安藤純くんの醸し出す雰囲気がはかなくて。
    なので本屋でこの続編みつけて、レジに行くまで早かったわ。「続編あるやんー!!」って心の中で叫んだわ。

    安藤純くん、大阪に転校してからからの話。
    最初にカミングアウトして、クラスにうけいれられる。そしたら隠れゲイの同級生、五十嵐明良がびびった。
    明良のセフレで隣のクラスの九重直哉は、純をみて自分もカミングアウトする。
    明良は無理。でも、その堂々たる純を正直一目惚れしてしまった。
    高校生の明良はそれも処理できず、結局純に嫌な事を言ってしまう。
    なんやかんやあって、最終的に二

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    2024年11月22日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    予備知識なし、完全にタイトル買いをした。タイトルと表紙のイメージから軽い話かと思ったが大間違いでゲイについて本気で深い所まで描いている。
    ラストは爽やかで、読んでいて良かった。2作目があるようなので読んでみたい。

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    2024年09月18日
  • 2分の1成人式

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    魔法少女マリンが好きなユメと、キリンが好きなのぞみの物語。
    夢を追いかけて頑張っているところがかっこいいと思いました!( ≧∀≦)ノ
    4年生には絶対読んでほしいです!面白いので、すいすい読めると思います!(。・ω・。)

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    2024年08月06日
  • 5分後に癒されるラスト

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    心温まる話ばかりの短編集。五分シリーズのなかで特に好きになりました。好きな話は無理しなくていいんだよ、コンビニの猫、花が舞う、うちの父娘、幸せと切なさとです。どれもいい話でした!

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    2024年07月20日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    映画を先に観て号泣しました
    本でも感極まる事があり立ち止まったり

    とても大切な台詞が多い
    世界を簡単にしてみるのはやめようと思う

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    2024年05月30日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    前作の続きで純の大阪での新生活の話。
    新しいクラスメイトや生活の中で心の成長が登場人物達にあるのが素敵だった。
    五十嵐が純の元交際相手を勘違いしたり、ゲイだけどクラスメイトの女子に告白されたり、恋愛って難しいなと思う所も沢山あった。

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    2024年02月08日
  • 御徒町カグヤナイツ

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    面白かった。
    でもみんなが最後はばらばらになっていく事を断言しているような感じで少し寂しかった…
    まぁ実際そんなもんなんだろうけど

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    2024年02月04日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    同性愛者の苦悩や葛藤が丁寧に描写されていて、読んでいる方も苦しく感じるような感じがしました。
    とても読み応えがあり、面白いと感じました。

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    2023年12月24日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    同性愛も一つの愛の形として受け入れる。この時代だから。

    この時代だから。って言葉で丸め込むのが嫌いだ。じゃあ昔の人は?となる。苦しい人もいたんだろうな。

    でも同性愛は気にしないってみんな言う。結局自分の保身のために。おれたちは認めている。そっちが隠しているだけ。と言うふうに逃げているだけ。

    実際それを明かされたら、みんな気になってしまう。
    気にせずなんていられない。
    隠している同性愛者が気にしすぎ、悪い。って思うのではないだろうか。

    結局は、おれたちは認めないから、隠し通せ。というのも1つの道かもしれない。

    神様は腐女子なのかもしれない。

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    2023年10月03日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    マジか、泣かされるとは思わなかった一冊や…しかもいい話、浅原ナオト様凄まじい。なんでこんなに人のことわかるんですか!これ読んで救われた人は僕だけではないはず

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    2023年10月01日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ミステリー以外で見事だと初めて思った。
    複雑なホモの心情が100%クリアに記されている。言葉選びが難しかっただろうに、、すごい。
    起承転結の鏡。

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    2023年06月25日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    ネタバレ

    ホモの僕が、同性愛者であることに苦しみ、異性愛者になろうと奮闘するも、逆に自分は同性愛者なのだと再確認する結果になる。
    性的な好きと、人として好きっていうのは伴っていないといけないのか。人として好きな人が同性だったら友達に、異性だったら恋人になるってのが今の世の中なんじゃないかなと思ってる。同性愛者の場合は逆。
    社会学の授業で、性的なことと伴侶っていうのは別でもいいんじゃないかっていう話題があった。確かにそう思う。それはたぶん私が上記のような考えだから。家族が男と女の組み合わせじゃないとだめなら同性愛者の人は苦しい。なら、性的なものは家庭の外に求めてもよくないか?恋愛経験がないからこんな考えに

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    2023年06月17日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    本屋でタイトルを見た時に、「これは読まないといけない(絶対におもしろい)」と思った。
    読んでみて、こんな心を抉られるような、感情を揺さぶられるような、読みながら読むのがつらくなるくらいなのに読み進めずにいられない。
    久しぶりにこういう小説に出会えてよかった。

    あらすじを簡単に言えば、「同性愛者であることを隠している主人公の男子高校生とBL好きのヒロインの女子高生の青春ラブストーリー」なのだけれど、作中に出てくるように、例えば、物理の問題で「ただし摩擦はゼロとする」や「空気抵抗はないものとする」とあるように、世界を簡単に理解するために、カテゴリーにはめ込まないで欲しい。
    ただ、読んでほしい。後

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    2023年05月14日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    お気に入りの本。
    有識者であれば「え?」と思うタイトルも、後半できちんと説明されています。

    自分が卑屈な分、素直な三浦さんはちょっと苦手。

    なんとなく続編は読まない方がいい気がして、手が出せない。

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    2023年05月02日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない  再会

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    ネタバレ

    前作からの続きからの話。
    純とさえちゃん、良平、小野くん、ケイトさん、誠さん、新たに出てくる純の転校先の人間模様、
    みんながそれぞれただ高校生で、大人で、葛藤しながらもそこにあるものを当たり前に愛していく光景が想像できて、前作よりも微笑ましく読めた。

    しかし最後のミスターファーレンハイトの話がもう、辛くて辛くて、彼が死ぬ最期のその時まで見届けてるみたいでもう涙が止まらず。。。
    純もあきらも九重くんも決して何も無く今の環境を手に入れたわけじゃないし、これからも誰かの心無い言葉や態度に傷つくこともあるかもしれないけど、
    ミスターファーレンハイトや兄ちゃんにも少しだけこの境遇があれば、もう少しだけ

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    2022年10月16日
  • 彼女が好きなものはホモであって僕ではない

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    本当に良かった。映画も含めて。
    いつかドラマも観てみたい。
    映画の印象もあると思うけど、三浦さんが大好き。

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    2022年09月27日
  • 2分の1成人式

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    魔法少女マリンみたいになりたいと文集ノートに書こうとユメが思ったところがすごい!がんばれ!と思いました。

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    2022年08月10日