犬塚惇平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
猫の絵が描かれた木の扉。週に一度、土曜日だけに現れるその扉を開くと、そこには
見たこともない料理を提供してくれる料理店がある。
産まれも、育ちも、種族も異なる客たちを魅了するその店は、「異世界食堂」。
週に一度、土曜日だけ異世界へとつながる洋食屋を舞台にした「異世界食堂」シリーズの6巻目。オムニバス形式のエピソード集です。
このシリーズを読んでいて毎回思うのですが、めちゃくちゃ「料理」へのモチベーションが上がります。作るのも食べるのも、何なら食べさせるのも。
わたしは「プリン」さんが出てくるたびにプリンを食べているし、「メンチカツ」さんを初めて見た時何年も食べてなかったメンチカツを買って -
購入済み
先日 第1巻無料で読んで漫画の方が完結したと気づいたら これを買いました。アニメ 2期ども 見たから 漫画がどんな結末になるだろうと気になって、読み終わったら少し物足りないです
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Posted by ブクログ
巻数を重ねるにつれて、シリーズを読み始めたころの「新鮮さ」や「料理の描写に対する感動」のようなものが薄れてきた(=慣れてきた)ように感じます。
登場人物も次第に増え、それぞれが異世界食堂「ねこや」でかかわりを持つようになったことや、過去のエピソードをふり返って描く場面も増えてきたことから、「誰の」「いつの」「どんな」話を描いているのか、ということが少しわかりづらくなってきたようにも感じます。
ふとした隙間時間に、箸休めとして読むには十分に楽しめる作品ですが、ひとつのファンタジー作品シリーズとしておいかけるには少し根気が必要になってきたかもしれません。