佐藤正午のレビュー一覧
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前作「ありのすさび」が好評だったようで、エッセイ第二作。良かったですね。
相変わらず淡々としていて面白い。また、あとがきにもちらほら見られるように、こういう飄々とした人を食った文体は結構敵を生みやすいようだ(笑)
俺は好きです。短編も読めます。Posted by ブクログ -
面白かった。脱力系、っていうのとはちょっと違う、肩の力の抜けた軟投派エッセイ集。
才能のある焼き鳥屋の話がユーモアに溢れ、面白かった。
パスタを実際に作って食べてみたら絶品。Posted by ブクログ -
夏目、芥川、太宰、三島など近代日本文学の層々たる大家の名作を読みほぐし、文体を細かく分析。何気ない一文に徹底的に拘り、なぜ作者がそう書く必然性があったのか、どこに推敲の後が見受けられるかをユーモアたっぷりに解き明かす小説読本。
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三歩進んで二歩下がるんじゃなくて、三歩下がって、また別の方向に進むみたいな小説だった。
主人公に全く共感できない小説も珍しい。
だるーい感じだけど、他のも読んでみたくなった。Posted by ブクログ -
小山内瑠璃のパーソナルは?小沼希美のパーソナルは?生まれ変わられた事によって歩むべきはずだった運命が変わってしまったと考えるのであれば、この小説は悲しいと思いました。
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マルユウとマルセイが混乱してしまうし、読後感ももやもや…。
結局何なの?誰なの?どうして?
はっきりとしたことは書かれていないため、読者の想像でしかない。
だから、読む人によっていろんな解釈ができるのかもしれない。
考え出したら止まらない所とか、謎すぎる所が面白いかも。
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