カルロ・ロヴェッリのレビュー一覧
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「時間は存在しない」という著作で、私を混乱に陥れた理論物理学者カルロ・ロヴェッリの初学者向け量子物理学の入門書。
著者が序文に記している「私はこの本を、なによりもまず量子物理学にはなじまが薄いが、それでも量子力学がどんなもので何を意味しているかをできる限り理解したいと考えている人々に向けてまとめた。」という意図は成功していると思う。
言葉で書いてある部分を拾いながら、それを理解しようと努力することはできた。
ただ、数式が出てくると、私はその意味を理解しようという努力をスキップした。
見えても理解できないものはあるのだ。
ただ、なんとなく、マルチバースの考え方は、空想だけでなく、現実に理論的に -
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本書のテーマは「科学的思考の歴史」。
著者のカルロ·ロヴェッリはその科学的思考の一大転機を、古代ギリシャの都市国家ミレトスのアナクシマンドロス(BC610生まれ)とする。
その時代は、あらゆる事象はギリシャ神話に出てくる神々の意思と結びつけられてていたが、彼は
1.雨水は元々海や川の水で、それが太陽の熱で蒸発して降ってくる。地震は酷暑や豪雨が引き金。
2.大地は有限で宙に浮遊し、落下しない理由は落下さる特定の方向わ持たない=他の物体に支配されていないから。
3.太陽、月、星は地球の周りを完全な円を描いて回っている。
4.自然を形づくる事物の多様性は、全て唯一の起源(アペイロン)から生じている。 -
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ネタバレ科学的素養をそこまで必要としない量子論の本という触れ込みで読んでみた。確かにエピソード重点で読みやすい部分もあったが、数式や未知数が出てきた瞬間にわかったふりしかできなくなった。観測による確定とか関係性しか存在しないとか実にむつかしい哲学の話で、この辺は訳者あとがきの言う通り。
直感に反するというだけで話が受け入れがたくなるのは、注記で批判されていた本そのままの態度で反省すべきかと思うが、それも引用されていた英作家ダグラス・アダムズの「重力井戸の底で火の玉の周りをまわって生きている人間の視野がどれだけ歪んでいるかは明確」という言を受けてみればなるほど納得。また人は目でものを見ず、脳の予期と異な -
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カルロ・ロヴェッリさんの言えば「時間は存在しない」の著者
何か読んでみたいと前々から思っていた
たまたま書店で目についたのでこちらが1冊目のカルロ・ロヴェッリ氏
アナクシマンドロス
紀元前610年、ミレトス出身の古代ギリシアの哲学者
著者によれば、科学史における、最初の概念上の革命を実現し、物理学、地理学、気象学、生物学の先駆けとなった人物とのこと
さらには世界像を捉え直すことへの道を切り開いた科学的思考の源流に立つ思想家とする
そのアナクシマドロスの今もなお影響が生きている革命について語られるのが本書だ
アナクシマドロスの時代は巨大な宮殿も、半神のような王の存在も、組織化された宗教的権