平康慶浩のレビュー一覧

  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    企業における経営層側の人事登用ロジックの裏側を知ることが出来る一冊。当初の期待を良い意味で裏切り、実に有用な内容だった。なんとなく自分が正しく評価されていないんじゃないか…と感じている人なら必読の価値あり。少なくとも自分にとっては様々なモヤモヤを解消することに大変効果があった。今後の仕事に対する意識や姿勢に対してポジティブな影響を及ぼすことになりそう。

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    2018年06月26日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    面白かった。マネージャーになる前に読みたかったなぁ。
    幸か不幸かかっちりした評価制度の経験はなく、どちらかというとうまく回っていない制度しか知らなかったけど、制度の意味合いやそのルールの中でどう働いていくか? この問いに対する本書の説明はとても納得感があって最後まで面白く読めた。

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    2017年06月12日
  • 課長1年目の教科書

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    ・データ等も使用しており、信憑性のある論理を展開している。しかし全て実践することは難しいので、出来ることから少しずつ取り組んでみたい。もっと本当に1年目に読みたかった本だった。。。
    ・昇給が止まるのは45歳~50歳の間。それ以上は、昇格しない限り下降線。
    ・課長の最大の敵はあきらめ感。
    ・上が評価する課長とは、出来る課長ではなく、アイツは人を動かすのがうまい、組織として結果を出している人。
    ・課長になって最初にやってはいけないことは、部下を連れて飲みに行くこと。仲良し課長になってしまうと組織の秩序が保てず、課長の権威もなくなってしまう。
    ・課長になって最初に外に誘うべきは部下でなく、上司である

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    2016年12月10日
  • うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ

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    前半はものすごくわかりやすい解説。
    社外の知人友人を増やし社内の孤独に耐えられる環境を作る。社外の友人に大した話でなくてよいので連絡を取る。実名SNSを一日一度のぞく。新しいことを考えたり悩んでいるとき相談を投げかけてみる。答えてくれた人を大切にする。感情的にも社内の孤独に耐えやすくする。魅力的な人物になる。
    雑談。運送だったら、この荷物は大体何日くらいこの倉庫にあるのか。どういう風に区分けして配送されるのか。その担当は自社か業者か。配送先はだいたいどのエリアか。他にはどこからここに持ってこられるのか。倉庫は常にいっぱいなのか。倉庫面積が足りないときはどうしているのか。倉庫が余っているときはど

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    2016年01月08日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    この本には衝撃を受けました、業界を問わず数多くの企業に対して人事コンサルタントをされてきた、この本の著者である平康氏の書かれた本です。

    タイトルに惹かれた購入しましたが、読んでみて分かったのは、ある程度のレベル(課長あたり)までは、能力・業績で評価されるが、それより更に上に進むには別の要素が必要になるということです。

    評価される基準がそれまでと異なる、というのがポイントでした。今でも鮮明に覚えている、多くの企業が赤字に陥った、1998年のあの時を境に企業は人事戦略を変えてきましたが、ここに書かれている内容が、それだったのですね。

    以下は気になったポイントです。

    ・出世している人達の共通

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    2015年08月16日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    社内の人事評価と昇進についてすっきりした
    考課はある時期で基準が変わる!
    ・平社員・主任・係長(企業によっては課長)まで
     卒業基準=一定レベルに仕事が達しているか。
     査定内容=期日を守る、高品質なアウトプット
    ・部長、役員
     入学基準=ポジションの職務を運営できるか
     査定内容=経営的な素質があるか、高所からの運営

    社員側と運営側では求められることが異なるので、平社員で低い人事評価のものでも運営側に抜擢される!

    そんなこと、会社に入った時の考課制度として教えてもらわなかったよ~

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    2015年05月10日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    気恥ずかしいタイトルだけど中身は結構まとも。ここでの「人事評価」とは「使われる側」としての評価のこと。係長・課長まではそれまでの成績で選ばれる(卒業基準)。しかし、それ以上への役職には、その職務にふさわしい能力があるかどうかで選ばれる(入学基準)。「ある時点で「選ばれるルール」は変わるんですよ。そこを意識して自分の仕事を考えましょうね」、という本。「ルールに従う側」から「ルールを作る側」に。それはマネジメントを目指す人だけでなく専門職の道を進む人であっても同じ。「プロフェッショナルとは、明確な専門性があることに加えて、具体的な収益価値を生み出す職種である」という指摘に納得です。

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    2015年03月23日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    「使われる側」から「使う側」への変化について書かれているが、私はまだまだ使われる側だと思う。
    どうしても細部にこだわり過ぎて大局感が備わっていない気がする。
    作中のドラマ仕立ての内容には、興味をそそられました。

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    2015年02月11日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    大阪市の人事担当特別参与も務める著者が、人事コンサルの目線で会社における選抜の仕組み、ゲームのルールを語ったもの。

    30代半ばの課長世代がターゲットのようで、課長手前までの選抜ルールは卒業資格、部長以上の選抜ルールは入学資格、という違いを主題に「だからゲームのルールを知って戦略を変えろ」と訴えかけています。

    余談ではありますが、著者の好みか、「ストレスは変化から起きるので、最初から"平日は家でメシを食わない"と決めてしまえばストレスは発生しない」などハードワーク礼賛の風がありますが、同じロジックで定時帰宅派の理論を裏付けることもできるので多様な読み方ができます。

    同じ

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    2014年11月23日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    知ってそうで意外と知らないことも多かった。
    意識するのと、しないのではオジサマになったとき大きな差になりそう。知れてよかった。
    会社の人事制度このまんまだし。
    評価する側の視点を知ることは価値がある。
    合間に載ってる小説のような話がおもしろい。

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    2014年10月27日
  • うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ

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    人事の仕組みを知ること、その理由を知ることが、組織で働く上で重要であるという感覚を教えてくれる本。

    もちろん、自分の給与を上げたい人間にとっても有用だが、組織で働く意味を考えるうえでも非常に有用な本。

    そもそもの評価制度がいかなる仕組みか、そして実際の運用はどうか、その理由はなぜか。
    この思考プロセスは組織=制度の中で動かなけばいけない。組織=人の集まりであるため、感情が最も大きな影響力を持つ。という二律背反な状況を、まず現実として受け止めること。そしてそのルールの中でいかにうまくプレイするかという発想を読者に与えてくれると思う。

    プレーヤーとして視座を高く持つ人はもちろん、自分のように

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    2013年01月16日
  • うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ

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    チェックリストはとても現実的。
    それぞれの設問の意図も明確だ。

    また、人事評価についても実践的なんだと思う。
    どうして昇給が青天井ではないのか、とてもよくわかった。

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    2012年12月17日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    人事評価が社内においてどのように捉えられているのか、特に平社員から課長職までと、課長職から部長・経営層まで、その評価のされ方が違う。組織内のパーツとしての捉え方で頑張るのか、経営の本質を捉えながら頑張るのかで大きく変わる。使う側となるポジションとしては後者のような考え方でいなければならない。使う側といっても管理職と経営層でも職務は違う。そう考えると、自ずと人事評価というものが気にならなくなる、というようなことと理解した。
    出世競争というような考え方はそもそも自分もしていないので、考える視点としては自分も同意と認識する。
    また、キャリアを棚卸することや実際に出世している人がどのような考えや行動を

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    2025年04月27日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    ・40歳からの経営層を目指している人

    私はまだプレーヤー側なのでちょっと求めている話題とは違ったが、

    中年層になると求められる能力(嫌われても人を動かせる)、

    管理職以外にプロフェッショナルとしていつか転職できるような地位を獲得する方法=自分独自の職種を作る

    などの点が参考になった。

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    2022年10月24日
  • 人生100年時代の「出世」のカラクリ

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    ▼これからの自分のキャリア戦略を考える
    ・自分で手を動かし形に残すことが主要メンバーとして重要
    ・自分の領域だけ分業するだけではなく、全体をみることが大事
    ・行動心理学で好子を示すと、行動が繰り返される(褒めるなど、好ましいことを示す)
    ・自己流→会社流→業界流→汎用 汎用まで翻訳することを目指す。
    ・決断力→ 結果責任と説明責任→説明ができるようにする→自分の行動の軸を常に決める
    ・稼ぐではなく「稼がせる」という考えにシフトすることが出世に必要

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    2021年03月04日
  • 給与クライシス

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    帯の「何もしなければ手取りは下がる?」の一文にひかれて読んでみた。

    コロナショックにより仕事のあり方が大きく変化した今、どうボクらは働くことを考えるべきか?
    コロナ禍の今、起こっている変化は、一体どういうものか?
    メンバーシップ型とジョブ型、そして本当に日本もジョブ型に移行していくのか?
    働き方が変わる中、これからのキャリア形成についてボクらは何を意識するべきか?

    多くの人が大なり小なり危機感を抱いているコロナ禍で、これから来たる「脱メンバーシップ時代」を生き抜く術を書いた一冊。

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    2020年11月30日
  • 課長1年目の教科書

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    自分自身の経験を増やす為の行動として、
    1予算に上限を定める
    2いち早く商品、サービスを試す
    3また始めてみる
    4仕事とは別の何かをやり遂げる
    5 人に何かを与える


    このうち、1.2は意識しているが3以降ができていない。
    3、4はまた始めてみたい。

    リーダーシップを支える力として
    怒る力
    認める力
    楽しむ力
    魅せる力

    楽しむ力、魅せる力を身につけて部下の意識、行動を変えたい

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    2019年02月16日
  • 人生100年時代の「出世」のカラクリ

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    20181111


    サラリーマンのこれからの処世術。

    人生100年時代、という内容ではなかったかな。

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    2018年11月11日
  • 出世する人は一次会だけ参加します ―会社人生を決める7つの選択

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    時代が変わり世の中が変わり働き方が変わり、となっている中でどういうキャリアを形成していくのかという話。
    人事異動が左遷かチャンスかという話や、企業をロイヤリティ型、環境適応型、自立型と3つに分けてそれぞれに応じた働き方などを提案。また、定年までの年数も考慮した上で年齢別の働き方もアドバイスされている。

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    2018年08月25日
  • 課長1年目の教科書

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    視点としては「どうしたら課長から先に出世していけるか」が書かれた本だが、中身は課長という立場でどう立ち振る舞うべきか、ポイントが整理されたており、出世するしない関係なく、課長になるのであれば理解しておくべき内容。
    課長というのは、今後の出世選抜をしていく上でスタートラインに立ったと考えるべきで、課長というポジションを「2度目の採用試験」として捉える発想は面白い。

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    2016年08月25日