平康慶浩のレビュー一覧

  • 逆転出世する人の意外な法則 ― エリート人事は見た!

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    1番に出世した人が、その後もずっと1番に出世していくわけではありません。係長への出席競争で遅れていた人がその後挽回し部長1番に昇進したような事例も数多くあります。そんな彼らこそまさに逆転出世で成功した人たちと言えるでしょう。

    20代評価によって報酬が定まる事は実は当たり前ではありませんでした。日本でも戦前には職務給と言う概念が当然のように使われていました。スキルのある職人が1日働いていくらと言うような考え方です。この時、良い結果を出しているからといって、1日あたりの賃金を変更することはありませんでした。このことから、新人段階での評価と将来的な成功や修正とは関係しないということです。評価を気に

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    2024年04月10日
  • 逆転出世する人の意外な法則 ― エリート人事は見た!

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    この本を手に取った人は出世に遅れている人が多いのではないだろうか。

    しかし、20代〜50代まで世代別に書かれており、それぞれの最後にやっておくべきことのまとめがある。

    印象に残った箇所は、突然の逆転のためには「尖った専門性」と「丸いつながり」が大事だという。

    「尖った専門性」とは、専門性のレベルが世間一般的に高いレベルである。つまり本質を理解していて、その専門性に基づいた指導ができる。自分なりの言葉を使いながら教えることができるため相手もわかりやすい。そのレベルに到達できていない専門性は、ただ仕事を抱え込んで身に付いたものであり、自分の頭の中ではわかっているけれど、形にして人に示すことが

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    2023年05月09日
  • 逆転出世する人の意外な法則 ― エリート人事は見た!

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    評価を気にせずに仕事に打ち込むこと。メモハラには気をつけること。尖った専門性と丸い繋がりが大事。使いやすい部下より、上司の後継者になれるか?目指すべきは部長ではなく常務。40代からは周囲の人たちに助けられながら成功することを目指す。自分は何ができる人なのかを一言で表す。経営者の視点を持つ。マネジメントは経営資源の使い方。遅咲きの社長、言い訳しない、失敗から学ぶ、人を育てている。

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    2021年01月11日
  • 給与クライシス

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    給与のことだけでなく、これから求められる生き方やキャリア選択の考え方がわかりやすく書かれていて読みやすい本だった。
    社会人はもちろんだが、これから社会に出る学生の方もオススメできる一冊。

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    2020年11月14日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    出世する人は人事評価を気にしない
    2014/10/9 著:平康 慶浩

    出世している人たちの共通点は、会社の中での人事評価を気にしない。けれども、その背景には彼らに共通した行動がある。仕事の進め方、人づきあいの方法、そしてプライベートなどである。それらについて整理し、以下の2つのポイントでまとめられている。①会社の中の人に関するルールと運用と実態から解きほぐしてみること②その背景にある企業組織のあり方について、人的資本や社会関係資本、ネットワーク論などの経営学、経済学理論を踏まえて整理している。

    構成は以下の7章から成る。
    ①評価が低いあの人が、なぜ出世するのか
    ②課長手前までは「できる人

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    2018年03月18日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    非常にわかりやすい内容でした。会社内の3段階の人事評価の違い。会社内で出世する人の特性など。さらに、会社内で自分のキャリアをどの様に考えて、行動すべきかという点についても、方向性を示してくれています。
    素晴らしい内容でした。

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    2017年05月07日
  • 課長1年目の教科書

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    課長1年目の教科書 2016/2/18
    著:平康慶浩

    著者は、人事コンサルタント。アクセンチュア、日本総合研究所を経て、2012年よりセレクションアンドバリエーション㈱代表取締役に就任。大企業から中小企業まで150社以上の人事評価制度改革に携わる。

    あなたがすでに課長になっているのであれば、経営層を目指してほしい。課長というポジションこそが会社という組織の中で、経営層を目指すための入口だからである。それはまさに、会社人生で二度目の採用試験に他ならない。まさに課長からこそ出世のための本番が始まるのである。

    課長からはじめるキャリア戦略とは、複雑にからみあったこの社会の中で、人とうまくつなが

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    2016年02月20日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    出世する基準は決まっているという。出世しなくても、年齢を重ねていく中での働き方を示してくれているのではないかと思う。読んでいくと、会社に評価されるとはこういうことかと仕組みがわかって割りきれる部分もあるし、会社に過度な期待をせずに自分の中で芯をしっかりもっていれば大丈夫なんだと組織の中で働くということがもっと楽になるのではないだろうかと思える1冊。なかなか今までに読んだことのない視点の話だったので新鮮だったしためになっておもしろかった。

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    2015年11月29日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    課長までとそれ以降の出世の仕組みには違うものがあることが分かる。
    課長までは自分の仕事を結果として残すことが大切だけど、部長から上は組織がどこへ向かっていくかを常に意識し、上を見つめて仕事ができる人が出世していくことが分かった。
    とてもいい本だった。

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    2015年05月06日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    出世の典型的なプロセスを知ることができた。曖昧な印象をもつ企業の評価基準もある程度書かれていて、意外と有用だと思った。役職定年という概念は初めて知った。

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    2014年11月15日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    出世のために人事評価を気にしない、
    という言葉にとらわれてはいけない。

    破天荒であればよいとかそういうものではない。
    本当の目的に向かって何をすべきかを見つめた上で、
    自分の強みをみがき、
    時には(短期的な)評価に繋がらなくても信念に基づいて行動する。

    管理職前の人にとってもひとつ考える材料になるとともに、
    人事、評価者側も一度人事制度であったり、
    それを受けた運用をみなおしてみるのによいきっかけだと思う。

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    2014年10月26日
  • うっかり一生年収300万円の会社に入ってしまった君へ

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    本というより説明書。
    まずなんで今の日本の雇用形態がこうなっているのか、から始まり、職種別の詳しい説明が記されている。
    とても為になった。

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    2013年10月25日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    世間は評価査定を経てボーナス支給の時期だ。
    私は、この評価査定の欺瞞や、社員の意欲を上手く引き上げられているのかという点に人事制度の効果への不審を拭えない。例えば、3割が加点を得るなら、7割は不満。アンケートでも取れば、それは如実に現れるのだから、成果主義なんて古臭くて瓦解している。それで納得できるのは、誰しもが居場所を確認できるマラソン競技のようなものだけだ。幻想だし、逆効果ではないのだろうか。

    この本は、その不満を諦めさせる説得的な要素と、評価を得るための対策編で構成される。部長にならなくても、別の生き方があるよ。あるいは、課長と部長では、昇格基準が違うよ、という話だ。そういう事に悩む人

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    2022年06月05日
  • 課長1年目の教科書

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    課長以上は、仕事のできる人ではなく、課長以上に求められている仕事のできる人(マネジメントのできる人等)がという言葉が印象に残った。
    役職に応じて求められる役割が異なり、目指す役職があるのであれば、求められる資質を満たすことができることを見せる必要がある。

    上記のような意識をもっていなく、今担当している業務を十分にこなすことで評価を得られると考えていた。
    本書を読み意識が変わった。

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    2021年07月15日
  • 逆転出世する人の意外な法則 ― エリート人事は見た!

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    ゲスい本なのかと思って読んでみると、非常に誠実で前向きになれる内容でとても良かったです。ただ、年齢に対して想定される役職が高すぎます。あえてそういった事例を取り上げたり、高めに書いているのかもしれませんがそういった数字上はちょっと実感の湧かない内容でした。

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    2021年05月18日
  • 給与クライシス

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    メンバーシップ型からジョブ型に働き方が変わり、仕事に対する考え方、給与はどう与えられるのかがよく分かった。これからの時代は自分の市場価値をどう創造していくのか考えていかないといけない。給与はもらうものではなくどう取得していくのか、在宅勤務で困っている部下をどう支援するのか、仕事を与える上司を使いこなせ、キャリアを自分自身で考える、DXと人材多様化への対応、等仕事のことを今一度考えさせられた。

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    2021年03月06日
  • 給与クライシス

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    結構刺さったのが、「ベテランと呼ばれるようになったら気を付けないといけない。自分が一番だとおもったら、負け始めているかもしれない」。
    テレワーク主体の働き方になって、汗をかいた状態は考慮されず、成果しか評価されない、評価できない状態になっていくのは、今までもそうだったが、よりその傾向が強くなるというのは実感できる。
    管理職であってもジョブ型になっているで、自分の市場価値をどうやって高め続けていけるかがカギですね、本当に。

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    2020年11月29日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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     多くの日系企業では実際の選考基準が曖昧模糊とされ公開されていないが、人事コンサルタントの筆者のヒアリングと分析では管理職までと管理職以上で昇進基準が異なるという論旨。
     
    経営層
    ・ビジョン
    ・戦略性
    ・勝利へのこだわり
    ・ビジネスモデリング
    ・人材マネジメント(部下の自発的行動)

    管理職
    ・課題認識
    ・目的達成
    ・数値管理
    ・部下育成(部下の役割を決めて指導)

    行動指針
    ・つながりを大事にする
    ・質問を繰り返す(自問自答も)
    ・評価を気にしない

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    2020年05月01日
  • 出世する人は人事評価を気にしない

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    人事評価が出世にどう影響するかを人事コンサルタントが述べた本。この本の内容は、自分にとって目から鱗である。

    使われる側と、使う側はの変化のタイミングで、選ばれるルールが変わると言うのは全く意識していなかった。
    自分は出世に興味はないので、人事評価もあまり興味はないが、いつになっても価値を出せる人間になれるように、今後も成長して行きたい。

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    2019年11月23日
  • 課長1年目の教科書

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    最初に断っておきますが、私が課長になったわけではありませんので念のため。
    なぜこの本を読んだかというと、自分のスキルアップに活かすため。
    マネジャーになるため、役員になるために何が必要なのかを述べた本です。

    あとがきで次のように言っているところが心に残りました。
    今いる組織の中だけで上を目指すことだけが出世ではなくなる。
    社内政治を勝ち抜いて出世するのではなく、互いに協力し、変化に向き合う生き方を選んでほしい。
    そうして実現する出世のほうがより大きく新しい価値を生み出す時代になっている。

    課長の仕事は、人を動かすこと
    絞り込んだ専門性を通して発見した新たな気づき、発展した興味などをそのまま

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    2018年12月30日