カミュのレビュー一覧

  • 革命か反抗か―カミュ=サルトル論争―(新潮文庫)

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    知識人同士で喧嘩をすると、1冊の本になってしまうんですね(笑)。
    個人的にはサルトルの勝ち・・・かな。

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    2009年10月04日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    父と母の死で涙を流さないことが、死刑になる理由の一因であるなら、私も死刑になるかもしれない。世の中にムルソーは山ほどいる。

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    2026年09月13日
  • ペスト

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    物語自体が進行していく部分と、概念的な思索が続く部分があり、思索の部分は難しかった。半分も理解できなかったように感じる。その辺りは、訳者の解説によって助けられた。
    物語のあらすじ、展開については引き込まれた。

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    2026年09月07日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    内面には分厚いものを持っているが、外に出ないと他人には分かってもらえないな、と。悟りなのか、諦めなのかどちらとも取れるような気もした。

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    2026年09月06日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    実際に接している周りの人間からは居心地の良いいいやつとの認識のない主人公が、世間の感覚からは違うといつ一点でどんどん裁判で歪められていく不条理さ。死に直面しながらも自分を曲げず幸福を感じるムルソーを見ると、特に日本人のように空気を読み、世間に迎合し生きていくことが幸せなのかと言う点を考えさせられる。

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    2026年08月30日
  • ペスト

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    コロナの流れと似ていてビックリ!
    ペストによって隔離。不自由な生活を強いられる中で、未来に希望を持ち行動する者、未来を閉ざし自暴自棄なる者、様々な人たち。結局、神は救ってくれない。神は存在するのか。不在か。自己を救うのは自分自身の心の中にあるのか。

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    2026年08月11日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    あまり知識のない中読んでしまい、理解し難いところもありました。
    主人公のムルソーは自分の感じたままに生きる素直な男性。だから忖度することのできない性格。犯した罪についても、裁判所におけるやり取りもチグハグとなる。

    今は星3つですが、再読すると星が増えると思います。2度目をこれから読みます❗️

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    2026年08月11日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    自分の本心で他者と関わる難しさ。本音を語って相手を不愉快にさせるのか。嘘をつかずに自分を表現するのか。母親の葬儀で感情的にならないからといって非難されるのもなぁ。私も異邦人かもしれない。

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    2026年08月09日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    難しかったけど、なんとなく人間の本質をあらわしてたのかな、、?という感想。神の話は日本人だからかあまり驚きもしなかった。もし私が一神教の宗教だったら違ったんだろうなと。
    やっぱり和訳の小説は読みにくい。

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    2026年07月28日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    む、難しい…。

    とりあえず、人は人らしく生きないと(人らしいフリをしないと)処刑されるということ…?

    それなら不条理すぎるなあ。

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    2026年07月27日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    主人公の目線から、目の前で起きていることがそのまま書かれている。母の死、恋人との関係、殺人、そして独房や裁判所での情景。死刑を宣告されてからは、本人の気持ちや考えていることが少しずつ描かれていくが、なかなか難しい一冊だった。かなり文学的で、哲学的でもある。
    なぜ弾を追加で撃ったのかも、正直よくわからない。「人はいつか必ず死ぬのだから、今死んでも何十年後に死んでも大きな違いはない」という考え方も、わかるようでわからない。そうした、読んだあとに考える余白を与えてくれる一冊だった。

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    2026年07月22日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    ムルソー視点から見える情景が映像や匂いの感覚としてリアルに感じ取れる…ママンの葬儀、マリィとの海辺での抱擁、ムルソーのアパートでのやり取り…断片的だがはっきりと当時の生活が脳裏に映し出された…凄い…
    ムルソーはアルジェリア出身だし宗教感も違うから犯罪を犯した場合、フランス人とは違う扱い方をされている…
    性格も自分の気持ちに嘘偽りなく正直な発言…でもオブラートに包んだり、場の空気を読んで演出したりしない…いわゆるドライな人物…
    死刑が宣告されても今死ぬのも年老いて死ぬのも同じという考え…で恩赦請求もしない…
    ムルソーにとってフランスは生きづらい国でそれを紛らわせる為現在を騙し騙し生きてただけだっ

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    2026年07月08日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ザ・現実主義みたいな。
    真実はいい!事実はこう!みたいな。
    え、サイコパス?
    何で4発後で発砲したんやろ…
    何が面白かったって、最後の年譜が面白かった。

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    2026年06月10日
  • ペスト

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    コロナを経験してから、読もうと思いつつ今まで読めていなかった。
    2020年以降、感染症はとても身近なものになったけれどだからこそ、この本の登場人物にもある種の共感と憐れみをもって挑めた気がする。

    とはいえカミュの言い回しは苦手かもしれない!一文がかなり長い上に抽象的(かつ馴染みない言葉での例え)が多いから、なんの話してるか忘れたりすることも。淡々としてる訳ではないけど、かといって大袈裟でもなく、なんか独特の文章な気がした、、初めてのカミュだから、2作目読んだら違う感想を持つかもしれないけれど

    淡々とやってくる感染症と、似た温度感で進む物語だった。起承転結なんて分かりきってるわけで、実体験も

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    2026年06月04日
  • ペスト

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    コロナ禍に話題になって読んでみたいと思いながら、ようやく読むタイミングが。ペストがまだ市井の人に認識されないうちに水面下で蔓延して、猛威をふるって、終焉を迎えるまでを医師の目線で書かれた本と言った所か。人間の奮闘はある意味無力で、死が日常化して、ペストという嵐がサーッと駆け抜けて行ったという感覚を持った。びっちりと緻密な文体なので、全文をじっくり味わって読むには重たく感じて、雰囲気で情景をつかみながら読み進めた。

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    2026年06月01日
  • シーシュポスの神話(新潮文庫)

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    カミュが29歳の時の作品。若くして不条理に正面から向き合って語る彼の熱いエネルギーを感じました。
    直ぐは理解できないところも多かったが全体像は朧げながら理解できた気がする。
    何故彼が不条理についてこれほど思索を重ねたのか?と気になって彼の経歴を調べてみた。
    彼は貧しい生まれで1歳で父を亡くした事、小学校で恩師ルイ•ジェルマン先生に出会った事で人生が大きく変わった事を知った。彼はまた42歳で戦後最年少ノーベル文学賞を受賞している。受賞に際してルイ・ジェルマン先生に感謝の手紙を送っており彼の誠実な人柄を表していると思った。
    ギリシャ神話のシーシュポスという人物とエピソードを初めて知った。

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    2026年06月01日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    今の私には正直難しかった。筋書きは単純だけど、とても重厚で深い。
    もう少し年齢を重ねたときに読み直せば、また違ったふうに感じるのだろうなと思う。

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    2026年05月25日
  • ペスト

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    ネタバレ

    新型コロナの流行とともに再注目された作品だが、古い作品だけあり言い回しも難しかったりして、読むのに時間がかかった。しかし日本語としての不自然さはほとんどなく、機微な心の動きを表す比喩などはしっかり翻訳されている感じがわかり、患者が苦しみながら亡くなっていく様子などはあまりに壮絶だった。街が封鎖されて愛する人と引き離される人々の苦悩や、当てのない不安に抑え込まれる街の様子が、時代は違えど現在の世界と重なったのは、歴史は繰り返すということ、また時代が変わっても人間はそうは変わらないということを感じさせた。ペストが収束した駅での人々の再会シーンのような世界がまた来るように願いたい。

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    2026年03月21日
  • ペスト

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    「ネズミが……」と予審判事はいった。
    (本文より)

    タイトルを『コロナ』に置き換えてもいいような内容です。
    最初は誰もがすぐおさまると思っており、
    ペストと認めると役人の不手際を責めたり、神の試練といったり、天罰といったり…

    だいたい人間というものはいつの時代でも変わらないようです。

    「ペストと戦う唯一の方法は、誠実さなんだ」p243それは「自分の仕事を果たすこと」。という言葉が印象的でした

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    2025年08月31日
  • ペスト

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    デフォーのペストの後に拝読。

    デフォーのそれがドキュメンタリー的に語られるのに対し、カミュのそれは観念的で、なかなか入り込みにくい感じがした。

    カミュのペストが出たのは1947年。第二次世界大戦後の荒廃からどう生きるか模索されていた時期であり、そういう社会情勢を鑑みれば、観念的であるのは当然と言えるだろう。

    カミュといえばキリスト教ともコミュニズムからも距離をとった異邦人的な「第三の立場」を思い浮かべるが、その思想がいかんなく表現されている。 

    現代の私たちはコロナ禍でもネットがあり、コミュニケーションは取れるし、いくらでもエンターテイメントがあったので、多少息苦しさは紛れたが、100

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    2025年08月18日