カミュのレビュー一覧

  • 転落・追放と王国(新潮文庫)

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    短編集だけどどれもストーリーが続いてるのかなと思えるところがあって面白い。大して読んでない中カミュで一番好き

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    2010年04月29日
  • 革命か反抗か―カミュ=サルトル論争―(新潮文庫)

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    近代フランス文学における“カミュ=サルトル論争”の元になった雑誌でのやりとり。
    両者の方向性のちがいが判り、非常に興味深い。

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    2009年10月04日
  • 革命か反抗か―カミュ=サルトル論争―(新潮文庫)

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    カミュファンなのでもの凄く腹立たしく読んだ本。
    頭のいい奴に言い負かされてしまいましたよ。
    ただそうあることを述べるカミュを、明晰な論法で撃破するサルトル
    。実存主義ってしょせんは処世術じゃないか。哲学じゃないのに、なにを人の揚げ足とって!、と思ったのはわたしだけ?

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    2009年10月04日
  • 転落・追放と王国(新潮文庫)

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    カミュは短命の作家であり、この短編集は最晩年の作品です。世に不条理を問い続けたノーベル賞作家の唯一の短編集を収録。

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    2009年10月04日
  • 転落・追放と王国(新潮文庫)

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    いやぁ〜びっくりしたね。これ。こんだけ俺と似たような体験をしたひとがいるのかと恐怖さえ感じました。いわゆるいい人の内面が深く描写されてます。スタイルも独特。転落の原因なんて”ささいなこと”である、ってのも俺の哲学と見事に一致。

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    2009年10月04日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    結局、哲学を哲学書として出版するより小説にしたり物語に上手く組み込んでくれると、なんでも読めちゃうんですよね、我々読書人は。
    しかも200ページもない話で簡潔に。私でも読める。自分と世界との関係や関わり方を改めて考えてみたいと思います。

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    2026年09月30日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    理解が及ばないのが残念だが、それでも面白いのは分かる。興味深い。
    主人公の頭の中をずっと覗いてる感じ。
    この人はサイコパス?なに?感情が見えない…
    思考が気になって先を読んでしまう。

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    2026年09月27日
  • ペスト

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    空白を好む私にとって、カミュの精錬された文体が苦手であったが、ペストはプロットが分かりやすいものだったからなんとか読み終えれた。
    1日30ページ、集中できる時間に読むのが適している本だなと思いながら、夜読書にまわしてしまい、この本を半分ほどしか理解できずに後悔している。

    ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟でのプロとコントラの話の一つを思い出した。
    子供が理不尽によって苦しめられているなら、神はどうしてそれを見放しているんだというもの。

    ペストという実態が掴めない不条理な存在にどう立ち向かうのか、いや、ペストのようなものですね。

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    2026年09月27日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    2026/09/22 0:25:28
    ★3よりの4
    どうしても歌謡曲の異邦人が脳内再生されてしまうと言う事は置いといて…
    ムルソー嫌い笑
    アラビア人の話し方と言うか集まって話してる雰囲気は凄く家の近くの雰囲気に似てて…ある意味親近感。

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    2026年09月22日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    L'Étrangerは異邦人でなくよそ者とも略せるらしい。物語のサマリーを読んだときの主人公ムルソーに対して持った感想はちょうどよそ者というか、社会の通常の感覚から逸脱した男性という感じだった。他の読者の感想を読んでいると、読み終わっても物語の結末は不条理とは呼べず、ただ単に殺人鬼が処刑されただけだと受け取る人もいるようだ。
    しかし、読み終わった後わたしがムルソーに抱いた印象は「素直」だった。検察官の主張する「この男の不感無覚を前にして感ずる恐ろしさ」は本当に死刑に値するものだったのだろうか。ムルソーが死刑執行までの残された時間でママンの教え、養老院での暮らしに思いを巡らすシーンがある。また、司祭を追い返す際には「サラマノの犬には、その女房と同じ値打ちがあるのだ」や「セレストはレエモンよりすぐれてはいるが、そのセレストと等しく、レエモンが私の仲間であろうと、それが何だろうか?」という発言がある。実際、ムルソーは母の死に対して涙を流さなかったが、それは間違った感情だったのだろうか。当たり前だが、悲劇を前にして自分がどのような感情になるのかはそれが起こった際にしか分からないものである。もしかしたら案外何も変わらなかったことに驚くかもしれないし、次の日に海水浴に行くこともあるかもしれない。素敵な女性と再会したら彼女の希望する喜劇を見に行くだろうし、欲望が沸かないといえば嘘だろう。印象的なアラビア人を射殺するシーンでは、太陽の光から逃れるように一歩ずつアラビア人に近づいていく様子が丁寧に描写されている。そしてムルソーは法廷で行為を呼び起こした動機について問われた際には、そのまま「太陽のせいだ」と答えるのである。廷内では笑い声があがるが、ムルソーの心の中で動く感性と発言は何一つ乖離していない。なぜ、自分の運命がかかった場面で彼は演技をしなかったのだろうか。完全に不感無覚な人間は死を前にママンや友人、恋人に対してここまで考えるだろうか。私はムルソーという人間について陪審員に上手く伝わらないまま死刑判決が下ってしまっているように感じた。
    つまり、ムルソーの以下の主張について私は共感を覚えた。「要するに、確実性に基礎を与えた判決と、判決が言い渡されてからの、その冷酷な施行とのあいだには、滑稽な不均衡があったからだ。判決が十七時にではなく二十時に言い渡されたという事実、判決が全く別のものであったかも知れぬという事実、判決が下着をとりかえる人間によって書かれたという事実、それがフランス人民(あるいはドイツ人民、 あるいは中国人民)の名においてというようなあいまいな観念にもとづいているという事実、
    ――――こうしたすべては、このような決定から、多くの真面目さを、取り去るように思われた。 それでも、そうして宣告がなされるや、その効果は、私が体を押しつけているこの壁の存在と同じほど、確実な、真面目なものになることを、私は認めざるをえなかった。」少なくとも私はこのように感じたことが、死刑と言っただいそれたもので無いにしても多々あるのだ。確かにムルソーが太陽の光に耐えかねて弾丸を5発も撃ち込んだことは不可解である。だが、意図していなかった殺人に対しての批判が人格否定にまで及ぶのは納得出来ないものがある。そういった些細なことであれば誰しもがマイノリティになりうるのではないだろうか。よそ者にならないように振る舞うことはとても難しいことに思える。


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    2026年08月13日
  • ペスト

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    今更ながら、コロナ禍を経たあとでペストを読んでみた
    生活を脅かすペストはまさに2020年に体験したコロナそのもの。
    正義の人はいつの時代も存在し、また感染症というどうにもできないものを前に人々の欲望、混乱、など本質があらわになる様が客観的に描かれていた

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    2026年08月12日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    面白かった。不条理と言うより、人と人との認知の歪み、感覚の違いで起こる問題を表してるのかな?
    その点でいえば、カフカとは違った不条理

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    2026年08月11日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    難しい…。この世界の何ごとにも意味はないとして、自分に関するすべてを宙吊りにして流れに委ねるような、世界から距離をとるようなムルソーの生き方はペシミズムのように思える。でも最後、ムルソーは他の誰よりも自分を信じていて、自分に根付いているみたいだった。死に近づいて初めて感じる解放。世界の優しい無関心。

    ママンの埋葬の日やアラビア人を殺害した浜辺での太陽の光の強さはなにかのメタファーなのかな。最近とっても暑いから、小説世界の暑さがよく想像できた。暑くて眩しくて、木陰の泉の安寧を求めていき、それを邪魔するアラビア人を銃殺した。人間世界の怨みのようなものはムルソーにはなくて、ただ自然の光と暑さが目にしみてムルソーを襲う。

    太陽光や、養老院・バルコニーでの人工灯の光への嫌悪は、どこからくるんだろう。

    ムルソーでも死に対する恐怖や死から逃れたいという感情はあるのだなと思った。

    実存主義の文脈を理解しないと半分も理解できない気がした。いろいろ学んでみたい。でも何も知らないで読んでも、思ったよりずっと面白かった。

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    2026年08月08日
  • シーシュポスの神話(新潮文庫)

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    不条理な世界でどう生きるか。
    不条理とは何か。それと向き合うこと、諦めて自殺してしまうこと。肉体的な死と哲学的な死。不条理と創造性の関係。などなど、考えさせられる内容だった。
    特に第一章となる「不条理な論証」が難解で読み進めるのは遅くなるが、それ以降はそれほど難解ではなくなってくる。(それでも難しいのだが)
    不条理と付き合いながら生きていくことについて、具体的な助けとなるような内容はないのだが、向き合うことの大切さを学んだ気がする。

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    2026年08月02日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    さすがに名作か。
    時代のイメージがつかなくて読みにくいところもあるけど
    ムルソーの内省みたいなところは
    わかりやすいので読める。おもしろかった。

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    2026年07月27日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    なぜ傑作と言われるか。
    それは本の中でも珍しい、自分を省みることができる機会に巡り会えるから。

    人からの見られ方や言動に揺るがず、欲望と思考に嘘をつかないでいられることの難しさ。
    私は彼を愚かだとは思わない、むしろ英雄にすら感じる。

    自分に嘘をつくならば、死をも受け入れよう。

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    2026年07月15日
  • 異邦人(新潮文庫)

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    古い訳で読みにくいのするする読めるのは内容がおもしろいからだろう。

    感想を見ると割とムルソーに共感を覚えている人が多いようだが、私はあまり共感できなかった。
    ムルソーは無感情、無感覚なサイコパスという印象。何かを深く感じたり考えたりするというより、その場その場の感覚の積み重ねで生きている感じが動物的だと思った。そんな自分とは違うムルソーが面白いと思える物語。最後に自分はいつも正しかったと司祭を罵倒する場面はとても怖くてよかった。

    マリイに愛しているかと聞かれて必ず、愛していないと思うと正直に答えるところがおもしろかった。正直すぎる。

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    2026年06月25日
  • シーシュポスの神話(新潮文庫)

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    世界に意味を求めても世界は答えてくれない
    不条理な世界の中で誠実に生きろというカミュの思想は共感できる
    もう一度、異邦人を読み直したいと思った

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    2026年05月22日
  • シーシュポスの神話(新潮文庫)

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    ・人生は不条理だけど、自殺は拒否する。だって自殺したら負けじゃん。

    人生が生きるに値するか否か。
    無論、人生は人生は不条理だ。自殺をするということは、《苦労するまでもない》と告白すること。ただそれだけに過ぎない。自殺をすることは、日々の無益を認めたということになる。

    ・不条理な日々を《すべてよし》として、腹を括って向き合え。

    生きるとは、不条理を生かすこと。なによりまず、不条理を見つめること。日々に意識的であり続け、反抗を貫くこと。ひとはいつも、繰り返し繰り返し自分の重荷を見出す。ギリシャ神話で地獄で無益な労働に従事していたシーシュポスは幸福なのだ。

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    2026年05月03日
  • ペスト

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    「ーーー階段口のまんなかで一匹の死んだ鼠につまずいた。」

    中世ヨーロッパを震撼させた感染症ペストが、ある日突然小さな街を襲ったら。
    社会はどうなるか、人はどうするか。

    2020年再度話題となったこの小説(1969年刊行)は、文庫版の発行部数が累計100万部を超えたそう。

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    2026年02月21日