鈴木忠平のレビュー一覧

  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    こんなに面白い本は久々だ

    こんなに面白い本に出会ったのは久々だ。綿密な取材、息を呑む描写、「聖域」に対する緊迫した距離感、ゾクゾクする内容だった。

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    2021年11月12日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

    購入済み

    これはビジネス書です

    文春連載時から読んでいました。
    改めて読み直し、あらたな気づきが得られました。
    落合博満は選手時代から一番好きな選手です。そして監督としても一番好きです。お会いしたことはありませんが、監督としての内面を少しでも知ることが出来たのは本当にありがたいです。

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    2021年09月28日
  • 清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実

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    対戦するまでの経緯、対戦前の清原和博に対しての気持ち、対戦後のそれぞれのストーリーや清原和博に対しての思いが書かれていて、読みやすかったです。

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    2019年08月24日
  • 虚空の人 清原和博を巡る旅

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    当時のPL学園の試合をテレビに釘付けになって見ていた。小生の1学年下の清原と桑田。来年、還暦を迎える2人の人生は大きく差がついてしまったと言える。この差は精神面の強さの違いが要因と考える。著者も書いているけど、桑田を応援したい気持ちが勝った。清原の母親の育て方が悪かったかもしれない。

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    2026年09月29日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    落合博満監督が嫌われる理由はいくつかあるだろう。
    ファンから嫌われた理由はわかる。
    試合が面白くないから。
    確実に勝てる選手で確実に勝てる方法で勝っていく。
    ファンなら勝手嬉しい気持ちはもちろんあるはずだが、予定調和の試合は見ていて面白いものではない。

    ファンはそこにドラマが欲しいのだ。
    予定調和では得られない、感情が揺さぶられる何か。
    落合が最も嫌う、それ。
    勝つために雇われて、勝つための試合をした結果がファンに嫌われる。
    でもまあ、ファンに好かれるようにというのは契約条項にないので、落合は気にしない。

    しかし球団は気にする。
    勝っても勝ってもドームが埋まらない。
    リーグ優勝、日本一になってもファンが帰ってこない。
    しかし勝ち続ける限り、成功報酬のように監督や選手の年俸は上がっていく。
    経営は圧迫していく。

    マスコミは、今までの慣例を無視して、多くを語らない、語る場所を作ろうとしない落合を持て余す。
    セオリーを無視した落合の言動を、マスコミはどう評価してよいのかわからなかった。
    それは気分のよくないことなので、落合を嫌った。

    私は勝つことに対する落合の貪欲な姿勢を買う。
    説明されれば理にかなっていると思われるあれこれを、なぜ説明しないのかと言われれば、自分の頭で考えて自分の判断で行動してほしいからに他ならない。
    普通は大人として当たり前のことだ。
    ぶら下がっていれば記事のネタが与えられるとか、監督やコーチのいうとおりにしていればいいとか、それは社会人として無責任だと思う。

    でも、唯一落合の読み違いがあるとすれば、ファン離れによる球団の経営悪化だ。
    野球はスポーツで、真剣であるべきなのはもちろんなのだが、プロということで興行としてどうかも考えなければいけないのだと思う。
    最近のエンタメに振り切れているプロ野球がいいかと言われると、まずプロとしてのプレーができてこそだろう、と思っているけれど、想定通りの勝ち方をするのならわざわざ球場まで足を運ぶ必要がないのも、わかる。

    ただ、感情的な繋がりはなくても、自分から落合の考えを読もうと努力した選手は、落合のことを嫌ってはいなかったんじゃないかと思う。
    わかろうとしなかった選手は、最後まで落合がわからず嫌いだったかもしれないけれど。

    でも、勝ち続けたがゆえに解任っていうのは、経営としてはわかるけど、長い目で見て球団としての判断が問われると思う。

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    2026年08月12日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    決断の裏側と葛藤。重要であればあるほど迷わずに決断していることはない。
    ただし、本人から説明がないので一定以上のプロフェッショナルの集まりでないと通用しない組織作りなのだと思う。
    ただ人を好き嫌いで判断しないという点は、とても大事なポイント。

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    2026年08月02日
  • アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち

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    仕事って、中高年になっても、大企業であっても公務員であっても、情熱や理想を持って取り組むとこんなにワクワクできるものなんだと思った。
    組織が大きいほど、ある程度働いて年月が経つと、しがらみや社会の暗黙のルールに則って、うまく空気を読んで無難にこなすことが最優先になるものかと思っていた。
    大きな仕事には、年齢関係なくこの主人公たちのような純粋な気持ちが必要不可欠なんだと思った。
    それを貫くには大きなリスクもついてくるからこわいけれど、怖がっていては何も成せないから、色んな感情を切り捨てて腹をくくって進むしかない。
    その結果、夢のようなボールパークが完成して、こんな仕事ができたら最高に幸せだろうと思った。

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    2026年07月20日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    『嫌われた監督』は、野球ノンフィクションでありながら、一流の組織論とリーダー論が詰まった一冊。
    勝利のためなら情ではなく結果を優先し、「契約がすべて」という落合博満監督の徹底したプロ意識は、ビジネスの世界にも通じる考え方でした。
    嫌われることを恐れず、信念を貫く覚悟の重みを感じさせられます。スポーツファンだけでなく、働くすべての人に読んでほしい名著です。

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    2026年07月20日
  • アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち

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    結末を知っているのに面白かった
    信念を貫き通す
    球場移転に市、球団、本社と色んなしがらみがあることがよくわかった

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    2026年06月10日
  • いまだ成らず 羽生善治の譜

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    この本を読んでる最中に羽生先生の棋聖戦挑決戦があり。劇的な幕切れでタイトル挑戦は叶わなかったけど本の内容とリンクして胸熱。私は羽生先生の全盛期の頃の将棋界のことは疎い。羽生世代の先生方の当時の苦悩が今の棋戦を通して語られていて、今はそれを越えた関係性や戦術、人格を手にした姿を見てるけど当時は相当辛かっただろうなぁと。ただ、光と影だったり影にもなれなれずに棋界を去った人達も結局は羽生先生を心の拠り所にしてるんだと感じた。本人は意に介さないだろうけど。

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    2026年05月03日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    勝ちすぎた監督として、就任から勝っていても監督から下されるまでの8年間を綴った一冊です。
    非常と言える采配や、価値にこだわり続ける意義など、とにかく心の奥にある情熱に心を動かされました。
    ただ、当時の選手たちにとっては鬼だったにかなと、恐怖すら感じてしまいました。
    結果として、常勝軍団を作り上げた落合監督の手腕には脱帽ですが、それを面白くないと思う大人も多すぎたのかなと。
    野球に詳しくない方でも面白いと思います。

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    2026年05月02日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    選手、コーチの視点と取材者であり著者でもある鈴木氏の視点から描いたドキュメンタリー。
    プロ野球を知っている人間であればこの落合氏を知らない人はいないだろう。「オレ流」と称される落合氏の表面だけでは計り知れない選手への情、監督としての決断力が垣間見える作品。己のすべきことを全うすることへのひたむきさに胸が熱くなる。プロ野球ファンのみならず、ビジネスパーソンなど多くの人に一読してほしい一冊。

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    2026年04月11日
  • いまだ成らず 羽生善治の譜

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    羽生さんvs藤井さんを軸に、そこと接点を持つ棋士や関係者の心情を描いたノンフィクション。

    羽生さんファンとしては「やっぱり羽生さんは特別だな」という思いが強まる反面、物語的な装飾がやや強いので、盛りすぎかな…と冷めてしまう箇所も。

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    2026年03月28日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    自分の持っている強い中日のイメージは落合監督時代のものだったと知った

    自分が正しいと思うことをやること、感情を表に出さないこと、
    だからといって、周りが気にならないわけでも、感情がないわけでもない
    ということを改めて思った

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    2026年03月21日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    ・一つの対象ぶつを毎日同じ場所から見続けると、異変や変化に気づきやすくなる。
    ・落合監督のユーチューブや、他の中日の選手のユーチューブをみてみようと思った。より裏側を知れるかも。
    ・メデイアは好き勝手なことを書いており、本当のことは当事者でないと分からないことが多いと感じた。
    (評価)3.9

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    2026年02月09日
  • いまだ成らず 羽生善治の譜

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    ネタバレ

    将棋の羽生元7冠・現九段についての、一種の伝記と言っても良いだろうか。新しい趣向としては、それを、羽生九段ご本人に焦点を当てるのではなく、羽生九段と濃密に関わった棋士たちの姿を通じて、羽生九段像を描こうとしている点。
    関わった棋士として取り上げられているのは、豊島・谷川・森内・佐藤康・深浦・渡辺。将棋ファンであれば、人選に納得するのではないかと思う。さらに、米長や藤井といった棋士も紹介しており、人選は充実している。
    「羽生善治の譜」という副題がついている。辞書で調べると、「物事を系統立てて列記したもの」とあり、使い方の一例として、将棋の一局の全てを最初から最後まで記録した「棋譜」という言葉も紹介されている。副題の意図は、羽生九段についての記録を書きたいということなのだろう。ただ、別に書かれていることは「系統立てて」整理されたものではないので、こういう副題が適切だったかどうかは分からない。
    題名の「いまだ成らず」の方は、終章の下記の部分が語っていると思う。

    二十五歳で七冠を制覇した直後、羽生が専門誌のインタビューで語った言葉がある。
    「将棋というのはつまりどういう結論になるのか、ということは常に念頭にあります」
    この頃から羽生は勝敗を越えて、将棋の本質を探すために指すようになったと言われている。十五歳で棋士になってからこの日まで、2200局を指し、1527の勝ちを積み上げてきた。その果てに、確たる何かに辿り着いたのか-。

    そして、将棋の本質を探すための羽生の試みは、まだ途上であること、そして、辿り着けないことが羽生にとって幸せであること、すなわち、羽生という棋士が、一生を通じて、将棋の本質を探し求めた人であることを示して、本書は閉じられている。

    「つまり、何も終わっていなかった」

    ということであり、それを将棋用語を使って、「いまだ成らず」という題名に表したということだ。
    そういうことを言ってもおかしくないだけの厚みが本書にはあると思う。

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    2026年01月17日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    近年のノンフィクションといえばこちら。色々受賞もしていて、あちこちでお勧めされている。
    そのうちと思いながらようやくよめた。

    皆さんのいうとおり、めちゃめちゃ面白いではないか!
    記憶があいまいなところもあるけど、当時の騒動もなんとなく思い出したり。

    荒木の章が特に良かった。
    「〜俺は好き嫌いで選手を見ていない」
    「でもな…この世界、そうじゃない人間の方が多いんだ」
    「だからお前は、監督から嫌われても、使わざるを得ないような選手になれよー」

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    2026年01月11日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    勝つために行動した結果、結果を出すことは出来たが、その反面ファンや周囲の人を敵にしてしまっていると感じた。
    プロとして求められていることが何なのか考えさせられる一冊。

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    2025年12月05日
  • 嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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    8シーズン通してAクラス堅持、日本一1回、リーグ優勝4回という異常な強さだった落合中日。当時ニッカンの中日担当だった著者はオレ流ドラゴンズに何が起こっていたのかを本書で紐解いていく。川崎憲次郎から始まり、森野、福留、吉見にブランコと当時の選手は勿論、宇野コーチにスカウト部長の中田、編成の井出峻などディープなドラファンでないと分からないスタッフにまでエピソードは及ぶ。プロ選手や監督のチーム内での役割とは何か、どうやれば勝てるのか…落合が言葉少なに語る方針はロマンと仲間意識に欠け、寒気がするほど合理的で冷徹。だがチームは勝ち続けるゆえ、皆が落合の指示の意味を考え始める。

    著者のラストのエピソードがややイージーな幕引きな気がするが、合理的なはずの落合の感情やプロとしての覚悟は読み応え十分。観察する、考える、実行する、反省する…落合は知ってか知らずかPDCAサイクルを回し続け中日を強くする。野球を知らずとも社会人なら読んでおいて損はない。

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    2025年12月05日
  • アンビシャス 北海道にボールパークを創った男たち

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    日本ハムファイターズの本拠地を札幌から北広島に移転させることに尽力した人々の実話 主人公であるファイターズの担当者の思いや、親会社日本ハム、札幌市、北広島市などのそれぞれの事情もわかって面白かった。

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    2025年11月09日