【感想・ネタバレ】清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実のレビュー

あらすじ

PL学園時代の清原和博が甲子園で放った通算13本塁打は、今後破られることがないであろう不滅の記録だろう。この13本は、ただの記録として残っているわけではない。甲子園の怪物に出会い、打たれた球児たちは、あの瞬間の“記憶”とともに、その後の歳月を歩んできた――。
2016年6月、清原和博は覚せい剤取締り法違反で有罪が確定した。甲子園歴史館からは清原和博の痕跡が消え、踏み入れてはいけない領域に手を染めてしまったヒーローの名前は世間の表舞台から消えていった。そんな中、甲子園で13本塁打を浴びたライバル全員が、30年以上の時を経て、あえて今、静かに口を開いた。これは、18歳の清原と49歳(2016年当時)の清原への、打たれた者たちからの“30年越しの告白”である。13本のホームランが生んだ真実が、ここに蘇る。

※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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Posted by ブクログ

対戦するまでの経緯、対戦前の清原和博に対しての気持ち、対戦後のそれぞれのストーリーや清原和博に対しての思いが書かれていて、読みやすかったです。

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2019年08月24日

Posted by ブクログ

著者の鈴木忠平さんの筆力がすばらしいです。落合を描いた「嫌われた監督」同様に、掘り下げるテーマがいい。読み終わった後、清原の全ホームランが見たくなること必至。次回作も楽しみな作家です。

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2023年04月06日

購入済み

面白かった

あっという間に読めました。「拝啓 清原和博さま」の文章も読みたかったです。

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2022年07月04日

Posted by ブクログ

甲子園で、清原にホームランを打たれた人たちの物語。
83年から85年にかけ、彼は甲子園で13本のホームランを打った。
打った清原も、打たれた投手達も、等しく年を重ねた。

「歓声が止んでも、スポットライトが消えても、人生を歩んでいかなけれびならない。」
あとがきには、そう記されているが、もとより歓声ともスポットライトとも無縁に生きてきた。
それでも、同じ時代に生きてきたせいか、その頃の自分を思い出したりしつつ、なんだか感慨深く読めた。

野球は、スポーツは、わかりやすく、ドラマチックなのかもしれない、とも感じた。

とりとめない感想になってしまった。

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2022年04月25日

Posted by ブクログ

ホームランを打たれた人、全員のインタビューって企画が面白いけど、みんながみんな清原を意識して、対戦して、打たれて、とドラマの様な内容。高校時代に何も考えずに生きていた自分がちと恥ずかしくなる。清原が薬中でなければもっと盛り上がったと思うが、これを読んで清原の再生に少しは寄与したのかと思う。清原は好きではないが高校時代の清原はいい奴だったのがよくわかる。

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2022年02月18日

Posted by ブクログ

ラジオで何度も紹介されてたので読んでみた。高校野球シーズンに胸熱。あの時清原和博に打たれ負けた悔しさや涙がその後の人生において宝物となった、その邂逅は努力してその場にたどり着いた者たちにしか味わえない栄光なのだ。

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2021年08月22日

Posted by ブクログ

本来、甲子園の伝説としてあるべき逸話が、覚醒剤で逮捕された清原がいたから出来た物語としてしまった事が1ファンとして悔しい。

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2022年09月22日

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