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PL学園時代の清原和博が甲子園で放った通算13本塁打は、今後破られることがないであろう不滅の記録だろう。この13本は、ただの記録として残っているわけではない。甲子園の怪物に出会い、打たれた球児たちは、あの瞬間の“記憶”とともに、その後の歳月を歩んできた――。
2016年6月、清原和博は覚せい剤取締り法違反で有罪が確定した。甲子園歴史館からは清原和博の痕跡が消え、踏み入れてはいけない領域に手を染めてしまったヒーローの名前は世間の表舞台から消えていった。そんな中、甲子園で13本塁打を浴びたライバル全員が、30年以上の時を経て、あえて今、静かに口を開いた。これは、18歳の清原と49歳(2016年当時)の清原への、打たれた者たちからの“30年越しの告白”である。13本のホームランが生んだ真実が、ここに蘇る。
※この電子書籍は2017年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
Posted by ブクログ 2022年04月25日
甲子園で、清原にホームランを打たれた人たちの物語。
83年から85年にかけ、彼は甲子園で13本のホームランを打った。
打った清原も、打たれた投手達も、等しく年を重ねた。
「歓声が止んでも、スポットライトが消えても、人生を歩んでいかなけれびならない。」
あとがきには、そう記されているが、もとより歓声...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月18日
ホームランを打たれた人、全員のインタビューって企画が面白いけど、みんながみんな清原を意識して、対戦して、打たれて、とドラマの様な内容。高校時代に何も考えずに生きていた自分がちと恥ずかしくなる。清原が薬中でなければもっと盛り上がったと思うが、これを読んで清原の再生に少しは寄与したのかと思う。清原は好き...続きを読む
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