虚空の人 清原和博を巡る旅

虚空の人 清原和博を巡る旅

1,700円 (税込)

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清原和博という「虚空」を巡る旅
私はなぜ、清原和博に引きつけられるのか。ベストセラー『嫌われた監督』(ミズノスポーツライター賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)の著者が描く堕ちた英雄の4年間と翻弄された男たちの物語。

目次
プロローグ こだま六八四号
第一章 甲子園の祈り
第二章 怪物
第三章 祭りのころ
第四章 脱走
第五章 虚空の人
あとがき

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虚空の人 清原和博を巡る旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月28日

    人は過去の出来事を自分から切り離すことはできないし、ずっとついてまわるもの。それがいいものなよくないものかは別として。

    清原さんの話の続きが読みたいです。桑田さんから話が聞けてないので桑田さんに取材して欲しい。桑田サイドからみたドラフト会議のような感じで桑田さんの本も作って欲しいなと思った。

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    Posted by ブクログ 2023年12月13日

    正直、巨人に行ってからの清原は好きになれなかったが著者が好きなので読んでみました。
    改めて、優しい心の持ち主の人だと思い、だからこそ、勝負師になれず、虚勢をはってあんな風貌になり、覚醒剤に手を出したんだと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2023年01月30日

    嫌われた監督に続いて読みました。
    清原氏の経歴を良く取材されているのがわかります。清原氏は過ちは犯したけど、同世代のスーパースターとして野球会に貢献してほしいです。

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    Posted by ブクログ 2023年01月03日

    本年もよろしくお願いします。

    さて今年の一冊目は「清原和博を巡る旅」と副題
    にも謳われた「虚空の人」です。

    「嫌われた監督」で注目を浴びたノンフィクショ
    ン作家、鈴木忠平氏の最新作です。

    少なくともプロ野球選手としては成功した清原和
    博氏についてはではなく、薬物使用で逮捕された
    「その後」を追...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月08日

    作家の生業について考えさせられる。対象との距離感に苦慮する作家の姿が印象的なドロドロした内容の本。

    石井妙子さんの「女帝 小池百合子」を読んだ時に似た、重い読語感。

    対象に惚れ込みながら食い物にしているだけでは、と自問自答する作家の姿。

    輝かしい存在に照らされ人生を振り回される一般人。そして自...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月17日

    清原氏は三歳ほど年上の方。
    スポーツはおろか、健康にも、恵まれたとはいえない自分の青年期に、あまりの格差に、羨ましいとも感じず、ただニュースで名前を見るだけの人だった。
    中年になり、とんねるずの番組で、どう見ても堅気ではない様子で活躍しているのも見かけた。
    その後、クスリで話題に。
    同じ時代を生きて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月14日

    覚醒剤に手を出した清原和博を書いた本。野球少年だった頃から、PL学園時代、プロ野球選手の頃、そして現在と書かれています。

    清原に関わる色々な人、そして清原の抱える光と影をうまく書けています。物語の終わり方は何かはっきりしたものや華々しいものではありませんが、それこそが人であり人生なのだなという終わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月12日

    「告白」に比べて大幅に内容が充実した印象。薬物依存を向精神薬で抑え込もうとするも病状は一進一退、尽力してくれる周囲へ感謝の気持ちも表せないほどの「虚空の人」に心を蝕まれる協力者たちの心理描写も十分。関係者の多くが実名で描かれているのも良し。野々垣武志との関係も丁寧に描写されている。

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    Posted by ブクログ 2023年07月22日

    人は成長して強くなる部分と生まれ持った部分とがあるとは合わさっていると思う。誰も本当のことはわからないけど、清原のようになると、悪い噂、評判も出てくるし、運命がそうさせたという見方もでてくる。まさに世間だなと感じた。

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    Posted by ブクログ 2023年04月18日

    豪快で怖いものなしなイメージの清原はここには居なくて、真っ直ぐで野球だけが生きがいの弱くて頼りない1人の男の話だった。そんな姿を垣間見てもやはり応援せずにはいられない。今後の活躍を期待せずにはいられない。スターの輝きがあるほんの一握りの人だと思う。

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