almaのレビュー一覧

  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    前から好きだったほしお先生の話は普通によかった。ほかのお話もよかった。アンソロジー、あたり。

    おにぎり、おいしそうだった。人気の下灘駅に行ってみたくなった。

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    2024年12月19日
  • 絵本処方院ウサミの謎カルテ

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    すごく面白かった。
    絵本への愛に溢れた小説。幼いころに読んだ懐かしい絵本も、読んだことのない面白そうな絵本も、"院長"の処方していた絵本を全て読みたくなった。

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    2024年09月08日
  • 深川 花街たつみ屋のお料理番

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    猿と名付けられた娘 吉原の料理番だった育ての父に仕込まれた料理の腕を生かして 深川の花街で暮らすことになる。

    絵描きの歌 やり手の枯葉 料理番の善治郎
    いろんな人の心に しみこんでいく猿

    作る料理も美味しそうだし 周りの人の心に寄り添っていくのも 気持ちがいい。

    これ続編はあるのかな?
    と思って読みました。

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    2023年12月25日
  • 星のラジオとネジマキ世界

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    ある日、体育をしていた、タケルとミツヨシとことりは、不気味な未確認飛行物体のような物を、見ます。それは、死んだ、ことりの飼い猫、ポーに関係が!!                    是非読んでみてください!^_^

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    2022年02月20日
  • Go Forward! 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘

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     新人先生と子供たちのラクビーを通じた成長物語である。
    読みやすく、どんどん読めていくが500ページからあります。ちょっとビジネスに通じるとこもあるかも。
    私にとって、今年のベスト3に入ります。

    【本文より】

    「無理?」
    「なにあっさり無理なんて言ってんのよ。あなた、チームのヘッドコーチでしょ。HCがそんな簡単にあきらめてどうすんのよ。他の人間がみんなあきらめても最後まであきらめないのがリーダーでしょ。」

     負けるかも、と一瞬でも思ったら絶対負ける。勝つと思わなければ絶対勝てない。「勝つと思わなければ絶対勝てない」

     ラクビー部の主体はあくまで選手なのだとということに遅まきながら思い至

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    2018年08月07日
  • 星のラジオとネジマキ世界

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    ネタバレ

    面白いSFの児童書だった。

    タケルの家庭環境は、現代の子どもが抱える悩みそのものだった。上空に現れた未確認飛行物体をめぐって、困難を受け入れ、乗り越えた子どもたち3人の成長がよく分かる物語だった。

    とくに、世界のネジマキが始まる瞬間がとても美しく表現されていて、良かった。

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    2025年05月12日
  • 天秤の護り人

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    医療は天秤の護り役、この言葉が好きです。

    中盤から、一気に物語が進んでいく感じが良かったです。
    もし、そのような能力があったら、自分は同じ行動がとれるか…多分できないと思います。

    二人のこれからの関係性も気になります。

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    2024年10月10日
  • ヒーローは眠らない

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    実はこの著者が知り合いで…。
    そんな理由で読みました。
    面白かった!
    最初は、ふーんこんな感じなのね、と超上から目線で読んでいました。
    が、途中「魚」がでてきたあたりで私のスイッチが入り一気に読みました。
    みんなにオススメしたい。

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    2023年10月12日
  • 天秤の護り人

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    淡々と進み、良く言えばテンポよく読みやすかったですし、惜しいという意味ではもうちょっと盛り上がりどころを書き込んでもらえたらなぁ…という感想。とはいえなんといっても題材が興味深いし、もっと読んでみたい登場人物達です。

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    2023年10月12日
  • 絵本処方院ウサミの謎カルテ

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    古い絵本から新しい絵本まで色々と紹介されてました!
    魔法みたいな感じでその人にあった絵本を処方すると思いきや、地道な診療で絵本を見つけだすものでした。
    まさに病院でした!
    小さい頃に読んでもらった絵本は宝物ですよね!
    大好きな絵本は大人になっても手放せないです!
    自分を作ってくれた物のひとつですね!
    すれ違いがよく起こってましたが、心暖まるストーリーばかりでした!

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    2023年01月08日
  • 星のラジオとネジマキ世界

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    空に現れた謎の飛行物体を調べながら、友だちの女の子が可愛がってた猫が死んで落ち込んでるのを慰めたい小学四年生の不思議な冬の体験。
    ジャンルとしては現代ファンタジーだけど、設定がシンプルで読みやすい。友だち思いで当たり前に友だちの為に頑張れる主人公がステキだった。猫が死んで落ち込んじゃう女の子も、不思議が大好きでそれ以外見えなくなっちゃう友だちも、みんないい子で読んでて幸せになる。

    違う子を主人公で続編も出せそうな内容だなと思う。
    小学3.4年生でも読めるようにか、難しい漢字部分は平仮名になってたりふりがながふってあるので、漢字が苦手な子にもおすすめ。大人なら2時間もあれば余裕で読める。読み終

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    2023年01月07日
  • 深川 花街たつみ屋のお料理番

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    料理という定番要素にまたかとの思いが多少あったのに全然違った
    彼女の手料理しか食べない人も居るけど、それはオマケ

    『猿』と名付けられたオカメ女子のマシラっぷりが豪快なホラー小説

    猿(女子)の野蛮ぶりと、歌(優男)の縋りっぷりに、冒頭からの印象がどんどん変わっていくのが楽しかった
    歌さんが色んな意味で怖くて笑います
    楽しい作品でした

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    2022年10月04日
  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    清瀬駅、鎌倉高校前駅、下灘駅、京都駅。
    それぞれの駅にまつわる心優しいアンソロジー。
    清瀬駅以外は、美しい風景も目に浮かぶようで、疲れた心にはとても染みる。
    手に取った理由はほしおさなえの作品が収録されているからで、それ以外の作家さんは初読み。
    そして、意外にもほしお作品以外がとても良かった。
    特にお気に入りは下灘駅を舞台にした「どこまでもブルー」。
    作品にも描かれているが、鉄道ファンならば知らない人がいないと言ってもいいくらい絶景の下灘駅。
    その下灘駅を日常的に利用する地元の人に移る観光客の描写が絶妙だったが、後半描かれる主人公の亡くなった母の想いがとても切なかった。
    「クジラ・トレイン」以

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    2022年05月30日
  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    どの作品も、心が温まる作品でした。一緒に電車に乗ったり、バスに乗ったり。そして少しづつ変わっていく主人公達の心に寄り添って、自分も変わっていくようなそんな一冊でした。
    私のお勧めは「どこまでもブルー」かな?

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    2021年11月17日
  • 社畜の品格

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    自分の描いていた理想通りに現実はいかない。
    それを目の前でやられたら、悔しくて不甲斐なくて、逃げ出したくなる気持ちはわかる。
    頑張ってるのに上手くいかなくて、貧乏くじ引いても誰も見てくれなくて。
    思ってることはあるのに言葉には出てこない。

    そんな簡単に人は変わらないし変われないけど、彼女の影響を受けて、少しずつ成長というか変わっていく彼はきっと傍目にも輝いている。
    ポンコツ上司からの評価は変わらなくても、彼自身が気付いて得たものは一生ものなんじゃないかな。

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    2020年04月18日
  • Go Forward! 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘

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    就職に失敗したラグビー名門大学のラグビーマンだった酒田は恩師の紹介で櫻木学院高校の臨時体育教師として赴任する。
    若くて派手だが、理事長である美日子からラグビー部の創設と花園予選ベスト4入りを命令される。
    部員集めに必死になる酒田だったが、集まった部員はラグビー初心者どころかひとクセもふたクセもある生徒たちばかりであった。
    ラグビー合宿の聖地、菅平での激しい特訓を経て、選手たちの意識は変わっていく。
    誰もが持っている自分の弱さや劣等感を、ラグビーにひたむきに取り組むことによって自分の殻を破っていく選手たち。
    ラグビーはひとりではできないスポーツ。自分のあとには仲間がいて、自分のうしろには仲間が走

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    2019年02月07日
  • 八幡宮のかまいたち 江戸南町奉行・あやかし同心犯科帳

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    Tさんのおすすめ。

    あやかし同心と副題にあったので、
    当然あやかしやら化け物やら幽霊の話かと思いきや、
    表沙汰にできない、またはしたくない事件を、
    あやかしの仕業として解決する話だった。

    世渡りベタな隠密同心と奉行の三男が仲良く(?)なって、
    事件を解決しつつ、
    自らを省みる姿はちょっと新鮮だったかも。

    ただ、妻の気持ちをとりもどすためとはいえ、
    個人的な理由で自らの髷を切ってしまったのに同心が続けられる設定には、
    ちょっと納得がいかない。

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    2019年01月26日
  • Go Forward! 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘

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    2/20読売書評、児童書じゃなくて一般書。青春小説って好きだ。
    スポーツがテーマの青春小説って大好きだ。3年も取材したって、よくぞかいてくれました。

    読み終わって数日経っても櫻木高校ラグビー部の面々を思い出してしまう。

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    2018年12月26日
  • Go Forward! 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘

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    現代版スクールウォーズにスラムダンクの要素を合わせたような作品。痛快感はあるが魅力的な登場人物が多すぎるため500ページ弱のボリュームがあるのに最後は尻すぼみな印象。なにも考えずに読めるのに加えて、まぁ間違いのない内容なため次の作品への繋ぎとして読んでも楽しめる。

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    2018年02月26日
  • あの日、あの駅で。 駅小説アンソロジー

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    駅は出会いと別れの場所だとよく言われるが、まさしくそんなアンソロジー

    遺品整理のために祖父母の家を訪れる中学生、ブラックな職場を有給消化中のシステムエンジニア、映え駅に住む高校生、伝統芸能の家から距離を置く大学生

    誰しも喪失感を抱え、変化を受け入れ、不変を受け入れ、新たな気づきも得ながら生きている
    きっと大丈夫、そう思える作品たちだった

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    2025年02月18日