【感想・ネタバレ】Go Forward! 櫻木学院高校ラグビー部の熱闘のレビュー

あらすじ

名門大学ラグビー部出身だが就職に失敗し、伝手で私立櫻木学院高校の臨任体育講師となった坂田は、ラグビー部の立ち上げと花園出場を命じられ、背水の陣で挑むことに。はじめは入部希望者ゼロで悪戦苦闘するものの、奇跡的に7人制セブンズの試合で神奈川県準優勝。調子づいて夏休みの菅平合宿に突入するが……。個性的な部員たちの人間模様と成長、ラグビーの迫力と面白さ、汗と泥と涙がつまった感動の青春小説!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 新人先生と子供たちのラクビーを通じた成長物語である。
読みやすく、どんどん読めていくが500ページからあります。ちょっとビジネスに通じるとこもあるかも。
私にとって、今年のベスト3に入ります。

【本文より】

「無理?」
「なにあっさり無理なんて言ってんのよ。あなた、チームのヘッドコーチでしょ。HCがそんな簡単にあきらめてどうすんのよ。他の人間がみんなあきらめても最後まであきらめないのがリーダーでしょ。」

 負けるかも、と一瞬でも思ったら絶対負ける。勝つと思わなければ絶対勝てない。「勝つと思わなければ絶対勝てない」

 ラクビー部の主体はあくまで選手なのだとということに遅まきながら思い至った酒田は、対京葉戦のミーティングの進行役を司馬に委ねた。部員たちの自主性と積極性を引き出すためにも、俺は出したい口を控えよう。最低限のことしか言わないようにいよう。京葉戦をどう闘うかは部員たちに決めさせよう。俺の仕事はコーディネートだ。

「彼らは知りつつあります。ラグビーに限らない、なにかに一心に取り組めば道は開ける、その努力は誰かが見ている。」

高校のとき、酒田も彼らのように泣いたことがあった。このメンバーでラグビーをすることは、多分もうないのだ。

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2018年08月07日

Posted by ブクログ

就職に失敗したラグビー名門大学のラグビーマンだった酒田は恩師の紹介で櫻木学院高校の臨時体育教師として赴任する。
若くて派手だが、理事長である美日子からラグビー部の創設と花園予選ベスト4入りを命令される。
部員集めに必死になる酒田だったが、集まった部員はラグビー初心者どころかひとクセもふたクセもある生徒たちばかりであった。
ラグビー合宿の聖地、菅平での激しい特訓を経て、選手たちの意識は変わっていく。
誰もが持っている自分の弱さや劣等感を、ラグビーにひたむきに取り組むことによって自分の殻を破っていく選手たち。
ラグビーはひとりではできないスポーツ。自分のあとには仲間がいて、自分のうしろには仲間が走っていると信じていれば、何も恐れることはない。
個性豊かな登場人物たち、ラグビーへの情熱、仲間との絆を爽やかに描く青春ラグビー小説。
読後の爽快感がハンパない!前向きな気持ちがフツフツと湧きあがります!Go Forward!前へ!

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2019年02月07日

Posted by ブクログ

2/20読売書評、児童書じゃなくて一般書。青春小説って好きだ。
スポーツがテーマの青春小説って大好きだ。3年も取材したって、よくぞかいてくれました。

読み終わって数日経っても櫻木高校ラグビー部の面々を思い出してしまう。

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2018年12月26日

Posted by ブクログ

現代版スクールウォーズにスラムダンクの要素を合わせたような作品。痛快感はあるが魅力的な登場人物が多すぎるため500ページ弱のボリュームがあるのに最後は尻すぼみな印象。なにも考えずに読めるのに加えて、まぁ間違いのない内容なため次の作品への繋ぎとして読んでも楽しめる。

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2018年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ラグビーあるあるネタも満載でしたが、あまりラグビーを知らない人が書いたんだなというところもしばしば。
黒崎高校のモデルが横須賀高校だということは読んでいてすぐわかりました。
高校時代が懐かしい!

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2018年04月08日

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