加藤昌治のレビュー一覧
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手元に置いてアイデア出しが必要な時に見るべき。ハウツー本として秀逸。知らないアイデア出しの方法がたくさんあり、とても参考になった。
・アイデアはwhatとhowで成り立つ
・アイデアはわがまま→思いやりのステップ
・アイデアという食材を料理するのが企画
・頭の働き方の基本は広げて絞る
●情報収集
1. カラーバス:色縛り
2. 聞き耳を立てる
3. ちょいメモ
4. 七色いんこ:誰かになりきる
5. フォトリーディング:速読の一種。画像で覚える
6. 臨時新聞記者:現場を取材。中学生に説明できるまで理解
●展開
7. アイデアスケッチ:一枚一案3行まで×30案
8. ポストイット
9. マンダラート:3×3行。真ん中にテーマ。周り8マスををアイデアで埋める
10. マインドマップ
11. アイデアスケッチ(PC)
12. 連想ゲーム:◯◯といえば××…
13. オズボーンのチェックリスト
・転用したら?今のまま新しい使い道は?
・応用したら?似たものは?
・変更したら?意味・色・動き・形など変えたら?
・拡大したら?
・縮小したら?
・代用したら?代わりになる人、物、材料、場所?
・置換したら?入れ替えたら、順番を変えたら
・逆転したら?逆さま、上下左右逆、役割を反対
・結合したら?合体、混ぜる、合わせたら
14. ブレーンストーミング
●アイデアを企画にする
15. 5W1H
16. タイトル
17. ビジュアライズ:絵を浮かべる
18. マンダラート:5W1H(真ん中Who、周りにwhat、where、when、why)
19. 企画書:誰が読んでもイメージを掴めるように
●スパイス
20. アイデアマラソン:アイデアを毎日記録
21. 問いかけの展開:課題を変える、ずらす -
Posted by ブクログ
●チック・タック法:状況のネガティブな面を書きとめる。次いでそれがどれほど非合理かを思いめぐらす。そしてそれを一つ一つ、ポジティブに変えていく。
●クライアント訪問を恐れているセールスパーソンに対し、「相手事務所に這っていって、どけ座したらどうですか」と言った。そんなことできますか、と反応したらこう一言。「だったら、どうして精神的に這いつくばって、ぺこぺこするんですか」。
●創造的な人は自分を創造的だと思っている。つまり、自分をどう思うかが非常に重要。
●アイデアパーソンになるために:
・毎日考える。・細部を記憶する。・たとえば、今日は赤色に注目しよう、というように、狙いを定めて観察する。・通勤ルートを変えるなど、慣習を変える。・ノンフィクションを読む際、課題解消の部分を読む前に、自分だったらどうするかを考える。・ダイレクトメールなどをとっておいてトレンドを分析するなど、内容分析の手法を様々に応用する。・メモをとる。・ -
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AIを使って考えるための適切な使い方を紹介した本。
使い方自体はそれほど目新しさは無いですが、「おわりに」の記載が印象的です。以下引用します。
人間にしか発想できない「2つのこと 」
1. 「オフラインでしか語られないことを大事にして考える」こと。
現場では一部の人しか知らない事実や発見というものがあります。公言するにはリスクがある、信頼した人にだけ口頭で伝えられる情報です。
2. 「不道徳な考え」や「不適切な視点」をあえて素材とすること。
プロが行うブレストでは、一見「禁断」に思える発想があえて場に出されることがあります。一方でAIは、内在する安全装置によって、そうした「不道徳」なエリアはきれいに避けて通ります。 -
Posted by ブクログ
人が人たらしめるものは、自身で思考し考え決断した時だ。それには多くの視点と思索が必須となる。
現代(2026)において、AIは指数関数的な勢いで技術と仕組みが世界を巻き込んで現象として起きて、私たちの手元にAIという形で存在し、その脅威的な能力を日常生活またはビジネス上でも発揮している。現時点において、総務省の情報通信白書(2025年版)ベースのまとめでは、日本の「個人の生成AI利用経験率」は26.7%とされ(前年9.1%から大幅増している。これからも増えていくことだろう。本著のような教科書的な指針を指す、書籍も多くなることだろう。
さて、AIには全てにおいて、発言ややり取りに対して共感や方針、戦略、ビジネス上のあらゆる面で臨機応変に対応するが、全ての発言には「発言の責任はない」ということをゆめゆめ覚えておく必要がある。本著が主張する通り、扱う側がしっかりと視点と問いを投げ、そのAIが反応する応えにどう思索するか、どう問いをし直すと良いか、その言葉には明確な根拠やデータがあるのか。作り話ではないのか。オンライン上の平均値の結果では無いんか等、あらゆる面で死角と盲点が多数ある。
AIはとても優秀だ。これからも進化し更に世界が変わるだろう。AIを触ったことが無い人はまずは無料から触ると良いだろう。得体の知れない存在(AI)から、良き伴走者となるかも知れない。それは私やあなたの使い方や問いの立て方次第だ。AIには責任が無い。それが正しくとも万が一失敗した際には、断言した事実を平気で覆す存在でもあることを知ることがAIを知ること、そして、自分の頭で良く考えて接すること。重要なことは自分自身の頭でしっかりと判断し決断をすることだ。
本著は私たちの生活や仕事上にAIという存在が入り込み、浸透していく今という時代を象徴する一冊の一つであろう。良書である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ概観・基本コンセプト
・「AIを使って考える」=AIに丸投げするのではなく、人+AIで共同的に発想を行うスタイル。著者はこれを「ハイ・ブレスト(H-AI ブレスト)」と呼ぶ。
・本書には、思考や発想支援の既存技法をAI向けに再設計した56の技法が収められており、それぞれに対応するプロンプト(AIへの指示文)が付されている。
・Web上には、56個すべてのプロンプトをまとめた「読者向けプロンプトツール」が公開されており、実際にコピー・貼り付けして使えるようになっている。
・主な技法とプロンプト例(テーマ別ハイライト)
以下では、各章から代表的な技法をピックアップし、対応するプロンプト例を交えて紹介する。
1部:すぐにアイデアがほしいとき
・技法5「各種専門家の案」
> プロンプト例:「多数の専門家(クリエイティブ専門家、技術専門家、ビジネス専門家、学術研究者、社会科学者、ユーザー、ディスラプター、ユーモアのセンスを持つ人々、冒険家として〈対象〉について具体的な案を考えてください。」
・技法1「多様な特徴」
異なる視点や切り口を列挙させてアイデア構造を広げる。たとえば「このテーマについて、10個の異なる切り口(技術的・文化的・社会的・環境的など)を出して」
・技法9「ランダムな単語」
発想のトリガーとして、無関係そうな語を混ぜて問いかけを変える。プロンプト例:「以下のランダムな単語(A, B, C)を使って、このテーマと関連付けるアイデアを3案出してください。」
2部:アイデアを磨きたいとき
・技法13「工夫のパターン」
妥当案と挑戦案を混在させて出力させるプロンプト。例:「標準案と斬新案をそれぞれ5案ずつ出してください」
・技法14「理想の状態」
目指すべき最適・理想像を想定してそこから逆算する。「理想状態はこうなっていると仮定して、そこに至る道筋を3段階で示してください」
・技法17「9つの型」
発想を複数の型(切り口)から出す。例:「このテーマを、A型・B型・C型という9つの視点でそれぞれ2案ずつ出して」
3部:アイデアを実現したいとき・伝える段階
・技法 XX(伝え方)
アイデアを相手に伝える「物語性」「比喩」「ストーリー構造」を意識させる指示。「このアイデアを、顧客に刺さるストーリー形式で3段落で説明してください」
・技法 YY(実行策)
具体的なアクションプランを複数出させる。「このアイデアを実現するために、短期/中期/長期で実行可能なステップを5つ示してください」
4部:考えるヒントを得たいとき
・課題・悩み・人・未来からヒントを得る技法群
たとえば「未来」を扱う技法では、「10年後の未来の前提を5つ挙げ、それを前提として現在のテーマをどう変化させうるか案を出す」というプロンプト形式が例示されている。
プロンプト設計上の留意点・運用ヒント
・ただ「いい案を出して」と聞くのではなく、切り口・制約・役割(専門家役)などを明示してプロンプトを強化する。
・漠然とした問いが来たら、「分割(サブ課題化)」して問いを明確化するプロンプトをまず使う。
・回答の多様性を担保するため、「前提を変えたバリエーション」「異なる観点からの案」などを同時に出させる形式を活用
・プロンプトに「出力形式(箇条書き・表形式・ストーリー形式など)」を指定して、AIの回答を制御する
・本書で紹介されるすべてのプロンプトは読者特典として利用可能(Wordファイル形式で編集できる形) -
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書籍『考具 考えるための道具、持っていますか?』(著:加藤昌治)は、「アイデアはひらめきではなく、考える技術で生み出せる」という前提のもと、思考を助ける“考える道具=考具”を紹介した実践的なビジネス書です。以下に内容の要約と、ビジネスでの活かし方をまとめます。
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【要約】
本書は、「アイデアを生み出す力」は誰もが持っており、それを発揮するためには“考具”=「考えるための技法・フレーム・発想法」が必要だと説きます。著者は広告会社出身で、企画・発想を業務とするなかで得たノウハウを、多数の具体的な「考具」として紹介しています。
主な構成内容:
•第1章:「考具」とは何か?
→アイデアは「発見」ではなく「発明」。道具(考具)を使えば誰でも考えられるようになる。
•第2章:「考える」前の準備運動
→視点をずらす・制限を設ける・関連情報を集めるなど、考える前のウォーミングアップを重視。
•第3章:基本の「考具」たち(18個)
→例:マンダラート、オズボーンのチェックリスト、なぜなぜ分析、連想マップ、ブレインストーミング、PMI法など。
→各考具に対して、使い方・メリット・具体例を紹介。
•第4章:「考具」を使いこなす技術
→組み合わせて使う、仲間と一緒に使う、自分用にカスタマイズする方法。
•第5章:考える組織をつくる
→個人の創造性に頼らず、チームで継続的にアイデアを生み出す「仕組みづくり」も考具の一つ。
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【ビジネス・仕事に活かせる5つのポイント】
1.発想に頼らず「技法」で考える
→「ひらめき待ち」ではなく、道具(フレーム)を使って着実に考えることで、安定してアイデアを出せるようになる。
2.複数の視点を強制的に得られる
→例えば「オズボーンのチェックリスト」では、改善・代用・応用・拡大・縮小など9つの視点でアイデア出しをするため、思考の幅が広がる。
3.個人でもチームでも使える
→ブレストやマンダラートなどは、個人作業にもチームワークにも対応しやすく、柔軟に展開できる。
4.思考の見える化ができる
→「マッピング」や「なぜなぜ分析」によって、考えのプロセスやロジックを可視化し、他人と共有しやすくなる。
5.企画・改善・戦略すべてに応用可能
→新規事業企画、業務改善、マーケティング戦略立案など、あらゆるビジネスシーンで応用できる。
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1. オズボーンのチェックリスト
【概要】
アレックス・F・オズボーンが開発した、既存のものに対して「何か新しいアイデアを加える」ための9つの質問チェックリスト。
【9つの質問】
1.転用できないか?(他の使い方は?)
2.応用できないか?(似たもので活かせないか?)
3.変更できないか?(色、形、音など)
4.拡大できないか?(大きく、長く、強く)
5.縮小できないか?(小さく、短く、軽く)
6.代用できないか?(材料や人、工程など)
7.置き換えできないか?(順番や位置)
8.逆にしてみたら?(上下、左右、イン⇔アウト)
9.組み合わせできないか?(他のものと融合)
【ビジネス活用例】
•新商品の改良アイデアを出すとき
•既存サービスのアップデートを考えるとき
•「今あるものを活かしてどう変えられるか?」を短時間で出すときに最適
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2. マンダラート
【概要】
9×9の正方形にアイデアを広げていく“発想の展開表”。中央にテーマを書き、その周囲に8つの関連キーワードを書き、それぞれをさらに展開していく。
【使い方】
1.中央にテーマ(例:新規事業)を書く
2.周囲の8マスに関連要素を記入(例:市場、顧客、競合、技術など)
3.それぞれの要素をさらに9マス展開していく(深堀・広がり)
【ビジネス活用例】
•戦略立案や新規事業企画で、網羅的に要素を洗い出す
•ブレインストーミングの土台として
•自分の考えを「可視化」することで、抜けや偏りをなくす
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3.マインドマップ(連想マップ)
【特徴】
•中央にテーマを書き、枝を伸ばしながら連想を展開
•キーワード・色・イラストなどを自由に加えて視覚化
•論理というより“直感・連想”で広げていくのがポイント
【作り方】
1.中央にテーマを書く(例:「副業」)
2.関連するワードを枝状に描く(例:「お金」「スキル」「時間」など)
3.さらに枝を伸ばして具体化(例:「スキル→ライティング→note運営」)
4.色分け・絵・記号などで視覚的に強調
【ビジネス活用例】
•思考の整理(プレゼン・企画前の構想まとめ)
•書く・話す前のアウトライン設計
•メモ・記憶法としての活用
•プロジェクトの構造可視化