トマリのレビュー一覧
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購入済み
友達の妹が俺にだけウザい
良いです。面白いです。
1巻お試しのつもりが2巻、3巻と読んでしまいました。
キャラクターはそれぞれ個性があって、応援したくなったり、怖!って思ったり、かわいい!と悶えたりそしてウザかったりします笑
設定も凝っていて物語に引き込まれてしまいます。
オススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ既作で変に読者に受けていたらしい、うざかわいい系ヒロインをメインに据えた青春ラブコメシリーズの第一巻である。
ややシリーズを前提にしている感も見られる一巻で、ここでは「5階同盟」なるインディーズの超人気ゲームクリエイター集団(同人サークルと言い換えた方が適切かもしれない)の紹介に徹している一面も否めない。
本筋としては、サークル単位での大手ゲーム会社へのコネ入社を企む主人公・大星明照が、うざかわメインヒロインの小日向彩羽のうざ絡みに悩まされつつ、月ノ森真白の転校生活をバックアップする形で展開している。
日常的な風景を描写しながら、彼女の持つ学校生活上のトラウマを解決していく内容は至極正統派の青春物語である。
そこに彩羽をきちんと絡めているのもまた、恋愛物語として正道を進んでいる印象である。
現段階ではまだ主人公の目的がハッキリしきれてない面もあり、やや先行き不透明な印象も残った。
その辺の、シリーズを前提にした構成が少し気になったこともあって、ここでは星四つ半相当と評価している。
主役陣の過去、現在、未来のどの点にも伏線が敷かれているが、これらがどのように消化されていくかは続巻を見ていきたいところだ。 -
ネタバレ 無料版購入済み
アニメと違う?
たしかアニメだとエルナの存在が意図的に消されていて終盤に「実はもう一人いました!」みたいな展開だったと思うんですが、漫画でエルナの印象を意図的に薄めていたのは最初だけだったように感じます。
アニメの展開がうろ覚えなのでどっちがいいとかはわかりません。 -
Posted by ブクログ
1巻目では難事件をミステリに登場する探偵ではなくスパイとして幾つも処理してみせたヴィンドはいわば合理性を突き詰めた人物と言えるのか。事件を悠長に推理して解決するような無様は見せず、一瞬の状況理解により事態をスパイとしてどう解決すべきかを導き出している
その在り方は彼の優秀さをこれでもかと示し、同時に彼に追い付こうとするチームメンバーの非凡さ、皆からお荷物扱いされるアーディの特殊性を示してくれた
続く2巻は『蛇』との戦いが始まっていく物語となるようで
本編においては結構前に壊滅した『蛇』だけど、そこまでは何度も『灯』に辛酸を嘗めさせたし、そもそも『鳳』壊滅の原因と成ったスパイチーム。ヴィンドであろうと遭遇すれば容易に対処できない…というのは納得できるとして、この巻では別要因もヴィンドを苦しめる事となったね
どのような難事件も合理的に考えて真実に到れるヴィンドだからこそ苦戦してしまう非合理の世界。流石にこの事態は既にミステリの次元を逸脱しているように思えたけれど、それこそがヴィンドに必要な試練と成ったのだと判るね
事件の依頼人が犯人だった、これだけならミステリでも珍しくないお題なのだけど、1章において問題と成ったのはむしろ動機の部分であり事件対処の部分であり
トリシャが犯人である点をヴィンドは合理的な推理によりあっさりと看破した。そんな彼でも見抜けないのはトリシャの扱い方。彼女の内心なんて彼には全く判らない。そして判らなくても事件解決は出来てしまうから決定的にヴィンドは間違える
そうした点が今巻では試練として彼に襲い掛かるね
ヴィンドの不足に最も気付くのがファルマというのは少し面白い構図。彼女はヴィンドのような鋭敏さは無いけれど、超直感のような感覚によって見えない感情を見通したりする
そんな彼女だけがトリシャの内心の一部を見通し、見通せなかったヴィンドに必要な助言を授けられるというのは面白い。彼女はヴィンドに無い能力を持っている
…のだけど、それですぐにヴィンドの足りない点を指摘せず悩ませるのは良いと見るべきか悪いと見るべきか
まあ、実際としてはそうした部分にも非合理性を見出すのが正解なのかも知れないが
2章で起きた事件なんて非合理の塊だからね。ヴィンドが事件現場に接していたら、1巻の時のようにあっさりと真相を見抜いたかも知れない
けど、無能のアーディを操る形で、しかも推理を行いながら事件解決をしなければならないなんて非合理の極み
でも、この事件だって最終的には合理的な答えが存在していた
3章と4章はヴィンドの合理性では太刀打ち出来ない事件と成ったね
というか、3章の真相は確かに有り得ない要素を除外していって最後に残った要素を真相とするならば、確かにアレを事件の真相と呼ぶしかない。あの真相をミステリの答えや推論として提示されたらブチギレそうになるだけで
しかし、そういった非合理の世界に足を踏み込まねば真相には到れなかったし、その先で『白蜘蛛』を追い詰める事だって出来やしなかった
その意味では『白蜘蛛』を倒す為にヴィンドは己の限界を一つ突破したと言える
ただ、逆に言えば一つしか突破出来なかったから以前に放置していた非合理が彼に襲い掛かると…
『鳳』が壊滅しかねない窮地。そこでようやく自分が壁を越えるのではなく、壁を越えられる者に任せる手段が採れたのはそれはそれで壁を越えたと言えそうだし、『鳳』というスパイチームの強度が一段階上がった瞬間と言えそうだ
…そうした先で明かされたファルマの意外な顔には結構驚かされたけども。相手の秘めたる感情を詳らかにする彼女は秘めた感情を操る術にも長けていたわけか……。いや、恐ろしい女性ですよ
結局『鳳』は『白蜘蛛』を逃がしてしまった。それが後にどのような影響を生ずるかは本編を知っていれば判るわけだけど、それは一旦忘れてチームとして纏まり始めた『鳳』のこの先の物語をもう少しだけ見ていた異気持ちに成りましたよ -
Posted by ブクログ
何というか、あらすじの時点で凄まじさが感じられた短編集。だって他国に潜伏中のスパイ達が揃いも揃って反政府映画に出演しているとか意味判らないからね!そりゃクラウスだって咆哮を上げるというものですよ!
ライラット王国革命編ってクラウスの指揮が得られない中、スパイ少女達もチーム行動の中で培ってきた力が試されるかなりシリアスで不可能を越えた極限任務だった筈なのに、その間に反政府映画に出演していたとなれば、何をしていたの?となってしまうのは避けようがなく。まあ、自らの意思で堂々と出演したのはリリィくらいなものだったけど
その意味では少女達が映画で共演したのは完全に偶然。けれど、その偶然があの時期に離れ離れとなり、緊張の最前線に居た彼女らに一時の安らぎを与えたのではないかと思える作りになったのではないかと思えたよ
……だとしても、潜伏中のスパイが反政府映画に堂々と出演しているのは大問題だと思うけども!
『ウサウサシスターズ』
タイトルの時点で大ふざけしている本エピソードはエルナとアネットの学園生活の表と裏の物語に
後書きでも少し触れられている点だけど、本作の時代背景って戦争により荒廃した直後に暮らした者達の物語だから人々の生活には何処か冷たさや傷が見え隠れしているんだよね。それはカトリーヌが映し出そうとしたライラットの表と裏に通じるような話で
けど、だからといってエルナの穏やかな学園生活で奏でられた諸々の想いまで裏とするべきではなくて。欺瞞であっても、映画の形で語られたのは良かったのかも知れないね
『暴虐なる吸血鬼』
ニケに近付き《暁闇計画》を探る最難関任務を言い渡されたティアとモニカの物語は最もシリアス度が高いものになると思われた。そこに映画出演なんて混ざらないと思った
それだけにモニカの男装に磨きをかける為に始まったティアのトチ狂った訓練には大笑してしまったよ!確かに正論かもしれないけれど、リリィに恋心を抱くモニカに求める要素じゃないよ!そりゃモニカだって胃を痛めるというものだよ!
そうしてモニカの失策ばかりになるかと思いきや、ここに来てティアの内心に踏み込みますか
ティアってそりゃ恋愛遍歴がヤバい事になってるし、それを武器と出来る強かな少女となったのだけど、その原点は痛ましい事件。だからここでモニカに指摘された要素は前々から薄っすら感じ取れる部分はあったんだよね
モニカはどうにかニケを騙し得る程度の男装技術は手に入れた。対してティアの恋心については戦果なく。これは本編の、『灯』として世界をどう守っていくかという方針に活かされて来るのかな
『匿名芸術家「マキシム」』・『消されたアクトレス』
リリィってやっぱりぶっ飛んでいるなぁと再確認させられるエピソード。序盤のメイド業に隠れて政財界と繋がりを作る流れは完璧に等しいのに、“マキシム”の後継者を名乗り始めた辺りから常識を宇宙に放り投げたかのよう…。これは割といつも通りな印象はあるんだけど、潜伏中にそのノリを始めちゃうの?という驚きを禁じ得ない。しかもそれで任務が上手くいく余地が生まれるんだ……
そんなリリィの思惑はクラウスを通じて翻訳されるのは印象的。
ライラットでの任務の重要さを考えれば考えるほど、リリィの思惑なんて読めそうもない。けれどクラウスはきちんとリリィの行動に『『灯』』のリーダーとしてどのように判断したかを見出だせるわけか
だからか、クラウスはリリィが始めたおふざけな奇想天外アイディアに則った奇想天外の策を思いつける
この時期、『灯』は連絡も連携もほぼ取っていなかった。けれど、リリィとカトリーヌが始めた呆れるような映画撮影が彼女らを繋げたのは動かしようがない事実で
これは『灯』のリーダーだからこそ採れた決断だったように思えるよ。……スパイが反政府映画に堂々と出演しているというアレな事実を他所に置けばの話なんだけどさ(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻でクラウスと別離した『灯』の少女たち。どうなっちゃうのと続きを楽しみにしていた。
なんと、あれから1年経っており、クラウスの影も全くない。少女たちはそれぞれの生活を楽しんでるようだけど、どこか違和感がある。やりたいことはこれじゃない的な。
本作はかつての『鳳』に在籍していたランが、『灯』の少女たちの思惑を確かめる任務に着くところから始まる。ちなみに私はランはそんなに好きではなかったが、本作を読んでいたらちょっと可哀想になった。
結局利用されてしまったわけだし。でもスパイの世界ではそんなの日常茶飯事なんだろうなとも思いつつ…。
この巻は私の中ではあまり話が進まない印象で、次巻以降でいっきに展開していくんだろうなと思った。
最後の『巓』VS『灯』は楽しかった。頭脳戦に肉弾戦にと、もはや『灯』に敵なし。『灯』は全員が集まると真価を発揮するのだと思う。彼女たちが再集合したってだけで、もう嬉しかった。
さて、いよいよ登場人物が複雑だ。ケルビムの代表やらフェンド連邦の諜報機関やらもう忘れちゃってて誰が誰だっけ状態だが、とりあえず《奈落人形》の取り合い合戦が始まる…って覚えておけばいいかな。 -
Posted by ブクログ
クラウスの離反という衝撃で幕を閉じたサードシーズンに続くファイナルシーズンはクラウスの居なくなった『灯』はどのような現状かを外側から描くものとなっていたね
それはまるで幾つものインタビュー記事を読んでいるかのよう。けど、聞き手が防諜スパイであり話し手に国家反逆の疑いがあるならば、インタビューの意味は異なってくる。それは尋問に等しいもの
しかし、元『鳳』のランにとって『灯』は共に共和国を守り抜くと近い合った同志。ランが『灯』を探り続ける間に抱き続ける懸念は尚更に今の『灯』がどうなっているかを気にさせるものとなるね
『灯』に生じた大きな変化はクラウスの喪失だが、それ以上にライラット王国における革命を経た事で彼女らが大きく成長した事も変化と言える。特に養成学校にて『灯』が尊敬すべきスパイとして喧伝されているのは、当初の彼女らが落ちこぼれであった事を考えれば尚更意外に思えるね
ただ、意外な変化という意味ではランにも当て嵌まるか。『鳳』ではどこか頼りなくて「ござる」口調の変な妹分みたいな認識だったけど、『巔』に加わった彼女は最前線で活躍するスパイらしくなったね。それは彼女が更に強くなっただけに限らず、彼女に付き従う後輩が現れた事も関係しているのかな
かつての『灯』と『鳳』は大志を同じくして国を守ると誓った。なら、異なるチームに居たとしてもランと『灯』が協力するのは当たり前の光景に思えて
それだけにランが国を守る為に『灯』を疑わなければならないのは心苦しい展開。これ、そもそも『灯』を率いていたクラウスが裏切っただけに仕方ない側面もあるのだけど、それ以上に『灯』が自ら疑われるような行動に出るが故にランは彼女らへ疑いの目を向ける事を辞められない面があるのは非常に厄介だね
一方でそうした感情の揺らぎを主に見せるのは後輩であるヴィニベルガの役割か
元より『灯』に対して複雑な感情を持っていた彼女は『灯』が語る内容に感情を乱され続ける。対してランは動揺をこそ覚えはすれ、それを表には出さないようにしていた。それが最終的な『灯』相手の防諜において優劣を分けるわけだ
この点はランの優秀さを改めて強調すると共に、ランを上回るスパイ術を披露した『灯』の本気が垣間見える結果となったか
この巻では主にランが主役の立ち位置を採っているけれど、読者的に気になるのは前巻終盤のあの選択から今まで『灯』は何を心に抱えて過ごしていたか。それがインタビューの形で見える形となっていたね
《暁闇計画》の成就を望むか阻止を望むか。クラウスによって突き付けられた問い掛けは『灯』をバラバラにする事はなかったけど、他方で『灯』とクラウスの道を決定的に違える分水嶺となった
一般的に考えれば大量虐殺兵器の使用を望むなんて簡単には同意できない話だけれど、『灯』の少女達は戦争に拠って荒廃した国で生き、その後も様々な痛みを見てきた事を思えば、むしろ当然の選択だったのかも知れないと思える
しかし、彼女らの師であるクラウスは全く別の選択を行った。そして彼女らはクラウスを上回る事なんて一度も出来なかった。なら、『灯』には未だ見えていない視点なんてものがあるといえるのかも知れない。クラウスへ追い付こうとする中でクラウスが見ているものが見え、場合によってはクラウスすら見えない何かが見えるかも知れない
この巻で『灯』が選んだのはそうした道か
でも、作中で彼女ら自身が言及しているように、かつては落ちこぼれと揶揄されていた彼女らが国で英雄か何かのように称えられ、サラを始めとして理想へ向かって動き始めた者も居る。それはクラウスが用意した祖国で得られる幸福の一端だろうね
それでも彼女らがクラウスへの慕情を捨てきれなかったのは驚きの理由によるもの
《暁闇計画》の真実を前にクラウスに守られてしまった彼女らはいわばクラウスから落第を言い渡されたようなもの。あれだけクラウスの教えを受け、彼女らだけで革命を実現した筈なのに、更なる不可能任務に連れて行って貰えなかった
そこで『灯』が抱いた悔しさと決意は『灯』らしさに満ちている。但し、これまでの『灯』に全く見られなかった要素もそこには見えて
自分達にとっての安息の場、疑似家族の象徴を自ら破壊した。それは世界が知る『灯』の姿が変革を始める序章を飾るに相応しい爆炎だったのかも知れない
そして、その炎はもう一人に火を付けるね。最後に残った『鳳』として『灯』を超えると誓うランがこれからどのように『灯』と向き合っていくかも気になるね
プロローグで喪服に身を包んだ『灯』の誰か、ガルガド帝国で魔王へと片鱗したクラウス、世界中のスパイが狙い出した《奈落人形》、そして第三勢力へと突き進む『灯』。全ての要素がこれからどう絡み合っていくのか全く予想できない作りなだけに、このファイナルシーズンが私達に何を見せてくれるのか、とても期待を持てる始まりでしたよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ毎回、さて、この巻ではどんな種明かしが待っているのだろうと楽しみになっているが、今回も期待を裏切られず、予想できない結末となった。
特にアネットがあんなに取り乱すなんて、母親を手にかけたときの彼女とは似ても似つかない。そして、アネットが機械なんかではないと言い切ったサラも格好良かった。
『灯』の少女たちの自分たちより数段上の相手にも果敢に立ち向かう姿勢が本当に凄い。少しでも自分が足止めできれば…!と自分を犠牲にしても仲間が革命を為すことに懸けるなんて早々できない。今回も身体張ってるなぁ…。
敵の中では、心理戦を得意とする藍蝗が強敵だった。身体能力皆無なのにね。半端ない。絶対、敵にしたくない。圧倒的強さのニケですら、こいつには一目置いてるもの。ニケも頭が回って作戦の先の先を読んでいるところは流石なんだけれど、いかんせん小手先ばかりな感じがして少々不満。やっぱりニケには暴力的にすべてを跪かせてほしい(どっちの味方なんだ)。
革命の部もそろそろ終わりを迎えそうだが、気になる『暁闇計画』の全貌はまだ明らかになっていない。いつまで待たされるのだろう。