トマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この巻の内容はとんでもなく甘い。いや、スイーツとかそういった方向の甘さではなく感情を優先して行動する少女達の行動があまりに甘ちゃんすぎる
だからこそ、最後に明かされる底知れない悪意に多大なインパクトを喰らってしまった
『屍』対策のために優秀な者を選抜されたはずのティア達一行。だというのにてんでバラバラで協調性皆無な様子には思わず笑ってしまう
第2巻で描かれたリリィ達一行は実力不足な面が有りつつも、協力して事態打開に当たっていた事を思い出すとティア達のバラバラ感は一層強調されるように思う
能力は高くても協力する気がないならそれはチームとは言えない。けれど、クラウスが求めるのはエゴのぶつけ合い -
購入済み
キャラ一人ひとりが魅力的
展開が読めてしまうと面白さが減ってしまうが、それでも十分楽しめる。最後まで読んで、あれ?もしかして終わりが近いのかと危惧したが、ファーストシーズンね、よかった。
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購入済み
騙された
という感想を書いてる人が多くて気になり購入。途中???なことが多く、ラストでネタバレとなる。総合的には面白い。ただトリックがあると事前に知っていると早々に気づいてしまう。
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Posted by ブクログ
こういう作品ってどこまで作品内容に言及して良いかイマイチ判らなかったりする
落ちこぼれ同士が集められてそれを教える側も教えるのが下手なメンバーでチームを結成、なんてスポ根モノではありふれた題材だけど、スパイモノでそれをやるのはかなり斬新
スポーツなら失敗しても試合に負ける程度で済むけど、スパイなら任務に失敗したら待っているのは死か拷問。しかもスパイの世界では一度失敗した任務は再度の達成が困難という理由で不可能任務に分類されてしまうのだから失敗は自分達の責任だけで終わらない
だというのにリリィ達落ちこぼれは集められ、最強のスパイチームが失敗した任務に挑まなければならない。意味不明な始まりであ -
購入済み
友達の妹が俺にだけウザい4
妹ウザ4巻が出ました!
4巻でも、「5階同盟」のメンバーが色々とやらかします!
それを悪戦苦闘しながらも解決に導かんとするアキ!
5階同盟のメンバーを思っての行動!…あるいは自分自身だけのためなのか…
アキのヒロインたちに対する心情の変化にも注目!
オススメの1冊です!
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購入済み
安定した面白さ
ごめん。
個人的に三河ごーすとさんの作品は以前から好きなもので。
今回も安心して読めました。
読む人にとっては物足りなさを感じる人もいるかと思いますが、
自分はこのくらいライトな作品の方が好みです。
まぁ、作品のジャンルにも拠りますけどね。
星は辛めの採点で4つです。 -
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購入済み
友達の妹が俺にだけウザい
良いです。面白いです。
1巻お試しのつもりが2巻、3巻と読んでしまいました。
キャラクターはそれぞれ個性があって、応援したくなったり、怖!って思ったり、かわいい!と悶えたりそしてウザかったりします笑
設定も凝っていて物語に引き込まれてしまいます。
オススメです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ既作で変に読者に受けていたらしい、うざかわいい系ヒロインをメインに据えた青春ラブコメシリーズの第一巻である。
ややシリーズを前提にしている感も見られる一巻で、ここでは「5階同盟」なるインディーズの超人気ゲームクリエイター集団(同人サークルと言い換えた方が適切かもしれない)の紹介に徹している一面も否めない。
本筋としては、サークル単位での大手ゲーム会社へのコネ入社を企む主人公・大星明照が、うざかわメインヒロインの小日向彩羽のうざ絡みに悩まされつつ、月ノ森真白の転校生活をバックアップする形で展開している。
日常的な風景を描写しながら、彼女の持つ学校生活上のトラウマを解決していく内容は至極 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ毎回、さて、この巻ではどんな種明かしが待っているのだろうと楽しみになっているが、今回も期待を裏切られず、予想できない結末となった。
特にアネットがあんなに取り乱すなんて、母親を手にかけたときの彼女とは似ても似つかない。そして、アネットが機械なんかではないと言い切ったサラも格好良かった。
『灯』の少女たちの自分たちより数段上の相手にも果敢に立ち向かう姿勢が本当に凄い。少しでも自分が足止めできれば…!と自分を犠牲にしても仲間が革命を為すことに懸けるなんて早々できない。今回も身体張ってるなぁ…。
敵の中では、心理戦を得意とする藍蝗が強敵だった。身体能力皆無なのにね。半端ない。絶対、敵にしたくない。 -
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Posted by ブクログ
クラウスが『焔』へ入るまでの話と『焔』が壊滅するまでの話。
今では世界最高のスパイと言われるほどの実力を持っているクラウスも、最初はただの子どもだったのだなぁと微笑ましくなるが、そんな時代もつかの間で、吸収力の早さ、能力の高さを見るとやはり恐るべし子どもだった。
無人島では自身も感染症に罹りながら、病人を助けようとし、最終的には冷酷且つ合理的な判断を降す。
クラウスのいる世界は甘い世界ではないと分かってはいるけれど、それでもクラウスがこんなに残酷な世界にいることに哀しみを覚える。
ギードはじめ『焔』のメンバーとクラウスの関わりが書かれていてとても良いのだが、いずれ訪れるメンバーの最期を思う