トマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第2巻でも引き続きキャラ紹介を兼ねたエピソードが展開されているね
注目してしまうのは、そのエピソードの中に原作第4巻以降に明かされた逸話が含まれていた点だろうか
もしかして、このコミカライズでは原作第1巻+αのエピソードしかやらないんだろうか?だから先のエピソードを先にやったのかな?
さておき、内容としてはそれぞれの少女たちの特技が明かされつつ、どうにかしてクラウスに土を付けようとする訓練が続くね
まあ、それらの訓練は通常の正面攻撃が一切効かないと判明しているから、変則的攻撃を通り越してコントのようになっているのだけど
色仕掛けをしたいからってみんなしてバニーガールやらメイドになるのは迷走 -
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Posted by ブクログ
ネタバレアネットがなぜ過去の記憶を失ったのか、
なぜあんなにもいろんなものが作れるのか、
アネットの過去が明白になった
アネットのお母さんもスパイだったの⁉︎って思った
アネットが自国水準ではない機械を作れるのは
アネットのお母さんが敵国の研究者(?)だったから
今回も最後まで騙されてしまいました
アネットのお母さんが義理のお母さんだったこと
アネットや他のみんなを利用して国に帰ろうとしたこと
アネットを殺そうとしたこと
そして、アネットがとてつもなくすごい子だったこと
クラウスも言っていたことですが
『灯』にはちゃんと冷酷さを兼ね備えた少女がいました
相手が義理の母でその記憶をなくしていたとして -
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Posted by ブクログ
養成学校の落ちこぼれと世界最強のスパイで結成された
スパイチーム『灯』
これを聞くと、主人公達が最強のスパイの元で
成長していく話なんだろうなって予想できますよね。
もちろん成長はしていきますが
まずこれまでの話と違うのは最強スパイ「クラウス」の
教えるのがとっても下手なこと。
普通の人が頭で理解しないと出来ないことも
呼吸をするように感覚で出来てしまうため
上手に教えることが出来ないんです。
ー『あなたはすでに騙されている』ー
そう書いてあったので絶対に騙されない
って思ってたのに
まんまと騙されてしまいました。
やられたって思ったけど
すっごい面白かったです。
続きがすごい楽しみ -
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Posted by ブクログ
その特殊な扱いから長いこと表立ったイラスト化があまりされてこなかったエレナが遂に表紙ですよ!
そして中身は多くの場面にて「不幸…」と呟く彼女の雰囲気に合わせるかのような展開に溢れた内容となっているね
これまでの物語が不可能任務とか国家の危機とか仲間や守りたい人の命が懸かっているとか重苦しい背景が有ったのに対して、今回『灯』が立ち向かうことになった難局は随分ラフなもの
けれど、そこにはクラウスと少女たちの絆が天秤に掛けられていて、更には成長が止まってしまった少女たちの底力向上も掛かっているとなっては本人達は気を抜くわけには行かない
少女たちは少女たちなりの苦悩と対面することになるわけだ
そう -
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Posted by ブクログ
グレーテが偽造婚姻届を提出しようとした事から始まったクラウスの花嫁探し
……のっけから頭が痛くなるような導入だけど、その騒動の合間にスパイの少女達とクラウスがどのような交流を重ねてきたかが判る短編が挟まれている事で、別々の流れで作られている短編が一塊の物語であるように感じられるね
それにしたってやっぱりグレーテの行動には驚かされたけども。これ、クラウスが先に婚姻していたから事なきを得たけど、万が一にでもこれでグレーテとクラウスの婚姻が成立していたらクラウスはどんなリアクションを返したのだろう(笑)
それぞれの短編の時系列は第1巻の訓練期間から第2巻の直前までの物語ということで、少女達は最強 -
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ネタバレ 購入済み
第1部完
ティアメイン回。前回の失敗を見事に乗り越えて成長。伏線回収の手際の良さも相変わらず読んでいて清々しい。ただクラウスチート過ぎて、本当にチーム必要なのか疑問になってしまう。
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Posted by ブクログ
遂に『蛇』との本格的な闘争が始まった第4巻。
『蛇』に属するスパイの実力は如何程かと思っていたけど、想像以上にえげつない力を持った相手でしたね……
2巻、3巻では二手に分かれた『灯』の面々がクラウスの力に頼らない形で難敵を退ける事が求められた。対して『蛇』の紫蟻と熾烈な争いをする事になるこの4巻では全員の力を束ねて敵に対処する事に
癖の強いながらも特殊能力によって類稀な戦果を披露することも有るリリィ達。これまで彼女らを束ね導くのはクラウスの役目だったが、流石の事態に交渉が得意なティアにその役目が託されたのだけど……
『灯』の大半の少女達は2巻、3巻のエピソードにて成功体験を得ている。クラウ -
Posted by ブクログ
原作既読
原作はアレな事情により映像的再現が難しい部分が有るためか、マンガ版では原作と幾らかストーリーが変わっているね
そのお蔭か、原作を知っていても充分に楽しめる内容となっている
また、原作でもコミカルな会話シーンは多かったものの、せうかなめ先生の表現により喜怒哀楽に富んだ百面相のリリィが所狭しと駆け回る事で更にコミカルとなっている印象
端的に言えば、とても楽しめるコミカライズでしたよ
この巻では導入部の他にジビアやサラをメインに扱ったエピソードが収録されているね
自身がギャングの娘である事を引きずり続けるジビア、自分は皆の役に立てていないと悩むサラ
リリィだけでなく他のスパイ少女たちに -
Posted by ブクログ
面白かった。今回のメインキャラクターはティア、灯火以前から焔と関わっている唯一のメンバー。クラウスの前ボスとのEPもちょっと言及される。国外実践活動となるが、卒業試験的な位置付け。これは本当にラノベと軽んじてはいけない、本格スパイ小説。キャラクターが萌え要素多く、ちょっとチート能力があるだけ。そして、個人的には無駄に強いというのは読んでいて非常に安心感があるのでよろしい。ラノベというのは”安心感”付きなのかもしれない。さらに、成人向き(その言い方もナニな感じだが)のスパイモノにありがちな、過激な性的表現もないのが好ましい。すこぶるつきに楽しく、そのままハリウッド映画になりそうな感じ。
小冊子 -
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