トマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スパイでありながらアネットの為に敵スパイを助ける。それはとんでもなく甘々な判断でクラウスに知られたら叱責されたって仕方ないもの
だからティアは誰にも相談できず、対立したモニカも屈服させる形で危険なミッションに参加させるしか無かった
それが為にティアはマティルダに騙されてしまったのだろうなぁ…
マティルダは見る人が見れば危険な人物だとすぐに判るタイプ。またその本性も唾棄すべきもの
だからスパイの世界で生きていこうと思うなら彼女のようなスパイに容易に騙されているようではまだまだ。マティルダがティアを指して「ちょろすぎますよぉ」と言うけれど、それは真実だね
紅炉に憧れてスパイのヒーローを志す彼女に -
Posted by ブクログ
本コミカライズは原作小説よりもグレーテの内心にフォーカスしているのだけど、彼女と対になるオリヴィアが本性を表すに連れ、その点が意味を持ってくるようになるね
正体不明の暗殺者を前にして不安定になる仲間はグレーテが守らなければならない相手。けれど一方でジビア達に刃を向けようとするオリヴィアは倒さなければならない相手
二種の重圧はグレーテの身に過ぎるものだけど、その持て余す重圧に拠ってクラウスの重責を知るというのは印象的な展開。グレーテはこの任務で仮リーダーというだけなのだけど、それ以上の意味をこの任務に見出すならばクラウスの想いに近づく事も彼女にとって大きな意味を持つわけだ
ここで潰れそうなグ -
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Posted by ブクログ
『灯』と『鳳』の蜜月期間なる話が書かれている。
ジビアとビックスの合コンの話かなーと思っていたら意外にもサラ、アネット、エルナ、ファルマの合コンだった。
この4人に囲まれて食事するのは楽しそうだ。
ただ呑気に合コンするだけじゃないのは当たり前。
ファルマの能力の高さが認識できる回でもあった。
ビックスはヴィンドに対して複雑な気持ちを抱いてるんだろう。自身もスパイとして力を持ちながらも、そんな自分を凌駕する存在で、尊敬とともに目の上のたんこぶでもあったのだろうな。
基本は明るくチャラい性格だが、根底には真面目に強くなりたいという気持ちがあるし、グレーテには良い勉強になったのでは。
アネット回 -
Posted by ブクログ
束の間の休暇で海のある村がロケーション。少女たちの可憐な水着姿のイラストが素敵。
まあ、何も起こらない訳がなく、連続不審死事件とか海賊船出没事件とかまあまあバタバタする。
海賊船の方に関してはあまりにもリリィ、ジビア、モニカがおバカすぎておいおい…と思ったものの、可愛いから許せる。クールなモニカが段々毒されて来ているのが悲しいような嬉しいような…。
最後はやっぱりアネットが持ってったなぁ。今のところ一番怖い子だし、もしかしたら将来的にクラウスと戦う展開も有り得るんじゃないかと予測(たぶん当たらない)。
悪者は成敗される、それで良いんだけど、成敗した側が完全に善人とは言えないあたりがスパイ教 -
Posted by ブクログ
アネット回はやはり物騒。可愛い外見なのに一番怖いわ(褒めてる)。
誰もが予測できなかったバイト先での彼女の優秀さはすごかったが、それより真にヤバい奴を見抜き、きっちり落とし前をつけようとしたところは流石。本編のときも思っていたが、つくづく敵に回したくない少女だ。
サラ回…と見せかけたティア回も楽しかった。サラは磨けば光るよね。アネットやエルナたち問題児もしっかりまとめあげてるし。実は鋭いし。
そしてリリィはリーダーらしきところをしっかり見せてくれる。やっぱりかっこいいわ。普段アホアホで自分の欲望のままに生きてる感じしかしないんだが、いざとなると仲間のために過度なまでに頑張ってしまう。辛い過 -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっと衝撃的な終わり方をしたのでびっくりしている。私のイチオシのモニカが…嘘と言ってくれ。いや、きっとなにか理由があってのことだよね?
ラストで全てを持ってかれてしまったが、今回も敵との対決、凄かった。特に、普段感情をそんなに表に出さないクラウスまでもが、鳳のメンバーのため怒りをあらわにしていたところが印象的。
スパイは仲間の死にも動じない訓練をしているのだろうけど、それでもやはり喪失感はあるのだ。灯のメンバーと鳳のメンバーの交流が所々書かれているが、鳳のメンバーの死を読者側としては既に知った上で読んでいるので、それはもう悲しい。
ジビアは最初から好きなキャラクター(と言うか嫌いなキャラ