トマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ既作で変に読者に受けていたらしい、うざかわいい系ヒロインをメインに据えた青春ラブコメシリーズの第一巻である。
ややシリーズを前提にしている感も見られる一巻で、ここでは「5階同盟」なるインディーズの超人気ゲームクリエイター集団(同人サークルと言い換えた方が適切かもしれない)の紹介に徹している一面も否めない。
本筋としては、サークル単位での大手ゲーム会社へのコネ入社を企む主人公・大星明照が、うざかわメインヒロインの小日向彩羽のうざ絡みに悩まされつつ、月ノ森真白の転校生活をバックアップする形で展開している。
日常的な風景を描写しながら、彼女の持つ学校生活上のトラウマを解決していく内容は至極 -
Posted by ブクログ
クラウスの離反という衝撃で幕を閉じたサードシーズンに続くファイナルシーズンはクラウスの居なくなった『灯』はどのような現状かを外側から描くものとなっていたね
それはまるで幾つものインタビュー記事を読んでいるかのよう。けど、聞き手が防諜スパイであり話し手に国家反逆の疑いがあるならば、インタビューの意味は異なってくる。それは尋問に等しいもの
しかし、元『鳳』のランにとって『灯』は共に共和国を守り抜くと近い合った同志。ランが『灯』を探り続ける間に抱き続ける懸念は尚更に今の『灯』がどうなっているかを気にさせるものとなるね
『灯』として得てしまった大きな変化はそれこそクラウスの喪失なのだけど、それ以上 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ毎回、さて、この巻ではどんな種明かしが待っているのだろうと楽しみになっているが、今回も期待を裏切られず、予想できない結末となった。
特にアネットがあんなに取り乱すなんて、母親を手にかけたときの彼女とは似ても似つかない。そして、アネットが機械なんかではないと言い切ったサラも格好良かった。
『灯』の少女たちの自分たちより数段上の相手にも果敢に立ち向かう姿勢が本当に凄い。少しでも自分が足止めできれば…!と自分を犠牲にしても仲間が革命を為すことに懸けるなんて早々できない。今回も身体張ってるなぁ…。
敵の中では、心理戦を得意とする藍蝗が強敵だった。身体能力皆無なのにね。半端ない。絶対、敵にしたくない。 -
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Posted by ブクログ
クラウスが『焔』へ入るまでの話と『焔』が壊滅するまでの話。
今では世界最高のスパイと言われるほどの実力を持っているクラウスも、最初はただの子どもだったのだなぁと微笑ましくなるが、そんな時代もつかの間で、吸収力の早さ、能力の高さを見るとやはり恐るべし子どもだった。
無人島では自身も感染症に罹りながら、病人を助けようとし、最終的には冷酷且つ合理的な判断を降す。
クラウスのいる世界は甘い世界ではないと分かってはいるけれど、それでもクラウスがこんなに残酷な世界にいることに哀しみを覚える。
ギードはじめ『焔』のメンバーとクラウスの関わりが書かれていてとても良いのだが、いずれ訪れるメンバーの最期を思う -
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Posted by ブクログ
スパイでありながらアネットの為に敵スパイを助ける。それはとんでもなく甘々な判断でクラウスに知られたら叱責されたって仕方ないもの
だからティアは誰にも相談できず、対立したモニカも屈服させる形で危険なミッションに参加させるしか無かった
それが為にティアはマティルダに騙されてしまったのだろうなぁ…
マティルダは見る人が見れば危険な人物だとすぐに判るタイプ。またその本性も唾棄すべきもの
だからスパイの世界で生きていこうと思うなら彼女のようなスパイに容易に騙されているようではまだまだ。マティルダがティアを指して「ちょろすぎますよぉ」と言うけれど、それは真実だね
紅炉に憧れてスパイのヒーローを志す彼女に -
Posted by ブクログ
本コミカライズは原作小説よりもグレーテの内心にフォーカスしているのだけど、彼女と対になるオリヴィアが本性を表すに連れ、その点が意味を持ってくるようになるね
正体不明の暗殺者を前にして不安定になる仲間はグレーテが守らなければならない相手。けれど一方でジビア達に刃を向けようとするオリヴィアは倒さなければならない相手
二種の重圧はグレーテの身に過ぎるものだけど、その持て余す重圧に拠ってクラウスの重責を知るというのは印象的な展開。グレーテはこの任務で仮リーダーというだけなのだけど、それ以上の意味をこの任務に見出すならばクラウスの想いに近づく事も彼女にとって大きな意味を持つわけだ
ここで潰れそうなグ -