トマリのレビュー一覧
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クラウスと焔のメンバー在りし日のエピソードを描いた短編集。本編では断片的に語られることの多かったクラウスの過去編はまさにファン必見!クラウスがどうしてあれほど強くなったのか……その一旦を知れて大満足。あと、ギードは苦労人すぎる(笑)Posted by ブクログ
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一番スパイに消極的なサラの活躍で長かった戦いに一旦決着がついたのは感慨深いものがある。
灯の少女たちの成長と死闘もよかったし、蛇の面々を愛したくなってしまう一面もよかった。
でも個人的に一番よかったのがアメリの最期。
組織を疑うこともしないお人形のようだった彼女が、揺れ惑い、自分の考えで自分の正義...続きを読むPosted by ブクログ -
やはりアルチュールが裏切り者だったか。こういう頼れる部下キャラは怪しいのが定番だからな。
ニケと渡り合い、買ってしまったモニカが凄すぎる。タナトスのまさかの振る舞いに一杯食わされたところもあるけど、ニケを倒して終わりではなく、ニケの人気をキープしつつ、国王の悪行を晒して革命を扇動する計画も鮮やか。Posted by ブクログ -
スパイ教室最新刊! 前回は苦渋を飲まされた王国の英雄ニケ。最強クラスのスパイと真っ向からぶつかり合う展開は興奮必至! 続きを楽しみにしていた分、買ってからあっという間に読み終えてしまったのが玉に瑕。灯メンバーの面々が、ライラット王国での任務を通じて、個々に成長していることを窺えるエピソードも散りばめ...続きを読むPosted by ブクログ
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日常生活だけでも問題児ぞろいの灯です。モニカみたいな優秀な奴もいるけどその分性格の方に難があると、ここからどう動いていくのか?匿名
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帝国が放つ正体不明の組織『蛇』を暴くために、ムザイア合衆国の大都市ミータリオで『灯』が戦う。
今回はティアがメインで、アニメの2nd seasonでも描かれていたお話でした。
特に紫蟻との戦いは圧巻でした!Posted by ブクログ -
ハイジの音楽ってどのような音色なんだろう。雑音ってわけではないのか。
フェロニカがムザイア合衆国で布石を残していたように、ルーカスとヴィレもライラット王国に爪痕を残していたんだな。LWSの由来がそういうことだったとは。
エルナの内面、アネットの残虐性、サラの自己犠牲の精神。わずか一年での成長が凄...続きを読むPosted by ブクログ -
暗殺者『屍』のミッション達成後、ティア・モニカ・エルナ・アネットの4人は、行方不明になっていたと思っていたが、休暇を満喫していた。そこで4人はアネットの母と名乗る人物と出会うが、それがチーム最大の危機に・・・!!
今回はアネットがメインの回。
記憶喪失で謎だったアネットの出自が少し明らかになりまし...続きを読むPosted by ブクログ -
ジビアお姉ちゃんの姉スキルが強く発揮される短編集。モニカ編での全方位カバーぶりがイケメンすぎる。
やり切れない気持ちを吐き出して死別を乗り越えていく書き下ろしのエピソードも好きだし、一言では表せない複雑な気持ちを残していくエルナとアメリの話も好き。 -
14日間のバカンスを、3通りの視点から描く9巻。互いがちょっとずつ交差し、同じシーンが視点を変えると印象が変わるタイプのエピソードで、殺人事件が起こることもあってちょっぴりミステリ風味も感じる。まあ、そういう見方をしちゃうと真犯人はお察しではあるけれど。
モニカが羽目を外すと本当にバカまっしぐらにな...続きを読む -
セカンドシーズン開幕と共に登場し、大きな衝撃を与えた《鳳》にまつわるエピソードをまとめた短編集。セカンドシーズンの激闘とはかけ離れているようなバカバカしさがとても楽しく、少し寂しい1冊。クノーさんとアネットの話が読後感含めてお気に入り。
あと、今回初めて人物像が描かれたかつての《鳳》のボス・『円空』...続きを読む -
3巻に渡るフェンド連邦編の完結巻。過去最大級のピンチが描かれ、最後の最後までメインキャラクターの生死にドキドキするような緊迫感があった。
世界観やキャラクターそのものも深掘りが進んでより魅力的になっているのはもちろん、今回は「『炯眼』の正体」という明確に提示されていた謎があったのでいつも以上の「して...続きを読む