トマリのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレスパイ養成学校の落ちこぼれの少女が集められたチーム『灯』。それは死亡率9割の不可能任務専門のチームだった。
今回はタイトルにもあるとおり、チームのリーダーとなった《花園》のリリィにスポットが当たることが多かった。他の少女の話は少なめだったけど、灯のボス クラウスも含めてキャラが良かった。またよくわからない共同生活のルールがまさかの伏線になっていて驚かされた。結構コメディチックな描写ながらスパイらしく騙すところはしっかり騙してくるというバランスも良かったと思う。あと戦争はコスパが悪いという話もあって確かにそうだと再認識した。シンプルに武器や装備にお金がかかるし、徴兵による生産人口も減少する。その -
Posted by ブクログ
ネタバレ『鳳』メンバーが活躍するスピンオフ作品。今はもう亡き彼らの話が読めて楽しかった。
しかも、なんだかヴィンドが探偵らしきことをやっている。いつもとちょっと毛色が違う?と思いながら読み始めた。まあ彼は決して探偵ではないと否定しているが。
数々の事件に巻き込まれながらも、重要人物である暗殺者メメントに着実に近寄っていくヴィンドたち。
本編では『鳳』はエリートたちが集まったチームで、落ちこぼれの集まった『灯』と比較すると凄いやつらの集まり…という感じなのだが、本作ではそれなりに危ない目にも遭っているし、本当に優秀なのか?とまではいかないものの危なっかしい面もある。そこが読んでいて楽しいのだが。
しか -
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Posted by ブクログ
ネタバレとんでもないことになってしまった。
ずっと気になっていた「暁闇計画」の全貌が、まずとんでもない。
大量虐殺兵器を完成させ、それを帝国にぶち込むことによって戦争を2度とさせない平和な世界を作る…?
いや、言ってることは分かるけれど到底理解はできない。
でも、世の中の戦争って全部そうなんだよね。自国だけが良ければ他国の人がどれだけ死のうと涼しい顔。それがまかり通ってるのが、今の世の中なんだもの。
私はフェロニカには賛成できない。ギードと同じ道を選ぶと思う。けれど、フェロニカの気持ちが完全に分からない訳でもない。正直に言うと、家族だけが助かれば良いと私も思ってしまっている。
冷酷無慈悲に見えたフェ -
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Posted by ブクログ
ネタバレクラウスの焔加入から灯創設までを書いた短編集。そしてこれまでほとんど描かれなかったフェロニカ、ギード、ゲルデ、ルーカス、ヴィレ、ハイジたちの話。
クラウスのスパイとしての成長ぶりをとっても面白く楽しく、時に苦しく感じながら読み進められる今作はスパイ教室が気に入った人みんなに読んで欲しいと思いました。
そして、灯の少女たちと焔メンバーの接点を知ることが出来る今作は所謂"オタク心"をくすぐられる伏線回収回で「早く次の接点が知りたい…!」とワクワクしながら読み進めてました
特に双子はそれぞれ接点が面白かったなぁ
あとはなんといってもイラスト!
表紙は幼いクラウスを愛しく見つ -
Posted by ブクログ
前々巻はクラウスを主役とし彼がどのように世界最強のスパイになっていくかを描いた過去の物語だった。前巻はクラウスを脇役とした『灯』達が革命を成し遂げる物語だった
今回は世界大戦終結後を『焰』がどのように過ごしていたか、そしてフェロニカとギードはどのようにして決裂したかを描いた物語となったね
それはライラット王国で起きた革命の最後を飾るに相応しい裏話であり、同時に世界レベルでの革命が始まる前夜だったとも言えそうだ
『焰』はフェロニカが加わる前から存在していたスパイチームだけど、本作としては彼女がボスの時代しか描かれていなかったものだから少し誤解していたかな。『焰』を家族としたのはフェロニカの方 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ暁闇計画の全貌を解明するために動き始めた10巻、今回は煽動班であるエルナとアネットの動きについて主に描かれてました
それなのに表紙はサラ…?と思ってたら、灯離散直前に比べてとても頼もしくなったサラが窮地に陥ったエルナとアネット、そして反政府組織の『義勇の騎士団』のメンバーを救うために現れたときには鳥肌が立ちました、更にLWS劇団の現代表と宣言した時はゾワっとしました
今回は主に謎に包まれた炭鉱での爆破事件についての調査がメインだったので、謎解きに近かったように思いますが、さすが、最後はハラハラのアクションシーンが待ち受けていたなぁ、と。
そして、最後の双子の話。
いや、LWS劇団ってお前