【感想・ネタバレ】スパイ教室02 《愛娘》のグレーテのレビュー

落ちこぼれ少女達が死亡率九割超の『不可能任務』に挑むスパイファンタジー!

「戦争はコスパが悪い」として、スパイ達による情報戦が繰り広げられる世界のとある国で発足したチーム『灯』。
そこに集められたのは各地の養成学校の落ちこぼれ少女達で、ボス兼教官の青年・クラウスは凄腕のスパイだが口下手&超絶教え下手なポンコツだった!

本作は、そんな彼女達が超難度の任務に挑み絶体絶命のピンチに陥りつつも、なんやかんやそれを乗り越えていくお話となっております。
(最終的にクラウスさんがごり押しでなんとかしちゃったり?)

スパイものならではのトリックも随所に散りばめられており、アクション要素もあり。
尖った能力とどこかしらに難がある個性的な面々の会話によるコミカル要素も。

このような題材のものとして、読みやすく非常にライトに楽しめる1作です!

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ネタバレ 購入済み

2巻も先にアニメを見ているので、内容は把握した上で読んだ。誰かを愛し、誰かに愛されることの美しさが感じられる素敵なお話。
ノベルならではの面白さも1巻から変わらず、「普段隠されている部分」といった表現でミスリードを誘う工夫が面白い。一方で、1巻では仕掛けの都合上掘り下げが控えめだった各キャラの魅力が続々引き出されているのも良い。
ところで、あとがきを読むまであまり気にしていなかったけどこの内容でこの表紙は確かに大胆。投票企画があったのね。

#萌え #感動する

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

今回はグレーテメインの話。
誰にでも変装できるし、声も変えられる。
ボス大好きな理由も納得。

最後のストーリーが次巻への期待を持たせてる。
今回も面白かった。

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2023年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回のミッションは冷酷無惨の暗殺者『屍』の排除。
過酷な任務のために、クラウスは最強のメンバー4人を選抜するが、、。

2巻はグレーテがメイン。読んでいてこちらも騙されてしまうほどの彼女の高い変装能力。
『屍』の協力者・オリヴィアとの闘いも凄かったです!
そしてクラウスへの恋心や、彼女の悲しい過去も明らかになります。

次のミッションは、暗殺者『屍』の排除に向かっていたメンバーのティア、モニカ、アネット、エルナの4人が帰ってこずに行方不明に。そして『灯』が崩壊の危機に!?続きが気になる!!

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2023年02月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

数ページ読み進めると、展開がガラッと変わって「えっ!?」ことが多かった。ラストも何があってあんな展開なのか。

グレーテが優秀だな。頭が回るし、変装も得意だし。クラウスと暗殺者を一人で演じてたのがすごい。

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2023年02月03日

購入済み

面白い

一つだけ気になるのは、グレーテの事でサラと話したクラウスさんは、どっち?
どちらにしても疑問しかない。

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2022年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は二班に分かれてのミッション。前回は大きく取り上げられていなかったグレーテがメインのお話。まさか、普段の顔がそうだとは…。グレーテがクラウスを好きな理由が分かった。それにしても、屍はあまりにも呆気なかったようで。それにしてもスーツケースから助けを乞うのはなんとも情けない。

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2022年03月04日

Posted by ブクログ

1巻の時から変わらず、良い意味で裏切られる読み味が癖になる。今回はコードネーム愛娘、グレーテがメイン。常に余裕あるクラウスはやっぱしカッコいいし、ストーリーもシリアスとコミカルのさじ加減が極上です。

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2021年10月12日

購入済み

おぉ!笑

次巻からはいろいろ疑いの目で読んでみようと思います

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2020年11月05日

購入済み

きれいに騙された

前巻のトリックは大掛かりならではの違和感が残ったが、今巻は自然な流れでやられた。もしかして毎回期待していいのか?

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2020年06月14日

Posted by ブクログ

第1巻はリリィをリーダーとしながら『灯』の成長を中心に描いていたのだけど、この巻は明確にグレーテをメインにしているね
第1巻の時点でクラウスへの執着を露わにしていた彼女。その時点では変装が得意との情報程度しかなかった彼女を深堀りしていけばどのような物語が紡がれるのかと思いきや……
いやはや、思いの外、グレーテの覚悟や深い愛情が垣間見える内容でした

今回、『灯』にもたらされたのは国内の政治家を狙う暗殺者を殺すこと
不可能任務であるのは相変わらずなのだけど、今回は落ちこぼれの少女たちを参加させることが条件であったのは印象的

第1巻で行われた事って要するに少女たちを囮にしてクラウスが他の部分を全てやるというもの
これは少女たちを守りたいというクラウスの想いがさせた行動なわけだけど、その分クラウスへの負担は集中していくし、疲労も溜まっていく
少女たちはまだまだ未熟であり、世界最強のスパイであるクラウスは誰も頼れない。その姿勢はチームの初任務を一人で済ませてしまう点にも現れているね
なら、クラウスを敬愛する少女たちがその事態に何もしないなんてありえないんだよね。特に特別な感情を抱くグレーテが何もしないなんて

作戦立案家のグレーテが齎した光明。失いたくない故に踏み出さなくてはならない覚悟
『焔』を失ってから新任務の為に落ちこぼれを集めて。それが家族になってしまって無碍に出来なくて
そんなクラウスにとって今の『灯』がどれだけかけがえのないものか
誰かを頼るのも一つの強さだけど、頼られるように備えておくことも一つの強さだよなぁ、なんてグレーテの姿勢を見ていて思ってしまった

潜入任務中では一転してジビアがメインとなっていくね
孤児院への思い入れが強い彼女が孤児たちへ無私の支援を続けるウーヴェを護衛する中で彼を護る意義を見つけていく描写は良いね
スパイという在り方は誰にも正体や狙いを知られてはならなくて、それは護衛対象に対しても同じ。それは一種の線引であることを考えれば、ウーヴェに肩入れしてしまうジビアの姿勢は感情移入しすぎとも言えるのだけど、その有り様がウーヴェを護るために何をしたら良いのかという発想を生み、ジビアの姿勢が同じように任務に挑むリリィたちにも影響していくわけだ

だからこそ、目立つジビアの陰で少しずつ疲労の色を濃くしていくグレーテの姿が却って印象的。
読んでいる際にはただ男性恐怖症の影響かと思ったが、読み終わってから改めてこれら一連のシーンを読み返すとそこに込められた思いの丈が溢れ出てくるように感じられる

グレーテのコードネームである『愛娘』。これは誰かに愛されていなければ当てはまらない異名
グレーテが抱えるクラウスへの思慕を考えれば、誰に愛されるかなんてあまりにも見え透いている。けれど、どのようにして愛されるのか、そもそも愛されるとは何なのかを極限まで煮詰めるかのようなグレーテの行動には恐ろしいまでに魅了されるね

この巻の後半で畳み掛けるように描かれるグレーテの深い愛情とそれを実証するかのような数々の行動
いや、本当に終盤でとあるネタバレがされた辺りからグレーテの行動の一つ一つが光り輝くように見え始めるんだよね
特にクラウスの為に彼女がしていた行動を思うと「ああ、この子は本当に心の底からクラウスを慕っているんだ」と感じさせる
だからこそ読者はグレーテの想いが少しでも報われてほしいと願ってしまうし、超マイペースなクラウスがグレーテの想いに少しでも応えようとした点も素晴らしい


少女たちを頼るようになったクラウス、クラウスに信頼される為に一歩を踏み出した少女たち。そしてグレーテの類まれな愛情
これだけの要素があり『灯』の未来は明るいように思えるのにラストにはとんでもない展開が……

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2020年05月10日

Posted by ブクログ

変装の得意なグレーテが主軸となった本作。
彼女は優秀だがちょっと抜けている印象だった。しかし、その印象は終盤にかけてがらっと変わった。

本作ではグレーテの作戦立案能力や変装スキルの高さが抜きん出ており、他の少女が霞んでしまうほど。(特にティア、モニカ、アネット、エルナはほぼ出番なし)
序盤のクラウス捕縛作戦からメイン任務の「屍」打倒作戦まで、彼女なくして成功なし得ない(成功したかどうかはともかく)。
どうやら複雑な家庭環境にあったようで、つい頭をなでなでしてあげたくなる。

帝国のスパイは割とすぐ判明するのだが、スパイをどう捕らえ、且つスパイの親玉である「屍」を攻略するかは考えつかない方法だった。
クラウスがスパイの少女たちの能力を信頼していることも分かって嬉しくなる。
4人ずつ行動を分けたことによる少女たちの葛藤も見事、片付いた。
もし少女たちが全員優秀だったら愛着はここまで湧かないかもしれないな。

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2023年01月31日

Posted by ブクログ

【誰にも愛されなかったからこそ、せめてあなたには愛されるように】

次なる任務は、スパイ殺し·屍の排除。クラウスにより選抜されたグレーテ達の謀略と恋慕が加速する物語。

スパイの世界では変装はありふれた工作だ。
架空の人物になりきるのは容易い。
真に技術が求められるのは実在の人物に化ける事。
求められるのは、卓越した観察力。
その点、愛娘·グレーテは秀でている。
クラウスに静かに恋慕するグレーテ。
実る筈の無い恋愛だとしても、僅かでも愛情を望む。

本当の素顔を知って尚、愛を勝ち取る為に技術を磨き続けた彼女は誰よりも美しいのだ。

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2022年11月29日

Posted by ブクログ

今回も面白かった!

2巻はグレーテが中心の話だった
グレーテの過去、秘密が知れる巻

最後のNext Mission見て
次巻もとっても楽しみになりました!

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2021年08月07日

Posted by ブクログ

今巻ではグレーテに焦点を当てた話だった。
彼女の生い立ちや、ボスに対する愛情や思いがよく知れてよかった。
また、なぜあの4人が選ばれたのか。その理由や意図が後半への伏線になっていてとても面白かった。次巻では残りのメンバーがどのような行動をしているのか気になる終わり方だったので、読みたいと思った。

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2021年04月03日

Posted by ブクログ

面白かった。仕掛けもいい感じで、この巻の主になっている愛娘のグレーテ、スパイの王道変装エキスパートというのが、非常に良い。メイド設定も大変自然で良い。クラウスの変さもとても良い。

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2020年12月13日

ネタバレ 購入済み

八人は多すぎたのかな

八人居るはずの少女スパイは,任務の都合上から,ほぼ四人のみの登場となり,その分,個々の掘り下げはあったものの,やはり八人は多すぎて扱いきれなかったのかな。

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2022年06月03日

Posted by ブクログ

次なる不可能任務はスパイ殺し「屍」の排除
今回は4名の選抜メンバーで任務にあたることになるが…

ライトな空気感で読みやすいのに
しっかり面白い話で後半の伏線回収も
ワクワク感があって一気に読んでしまうやつ

クラウスの「このお遊びにはいつまで付き合えばいい?」
ってミステリーで探偵が言う決め台詞みたいで
かっこいいなぁ

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2022年01月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

対師匠としてのチームから本格的なチームとして指導した。
グレーテの変装技術と作戦能力は凄いけど、男性が苦手で能力半減は欠点だなぁ。

クラウス無しで任務達成は見どころがある。

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2021年10月26日

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