北川智子のレビュー一覧

  • 宇宙はなぜ面白いのか

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    2024年7月発刊。サブタイトルに「挫折しない宇宙の入門書」とあるように必要最小限度の最新知識を面白く感じられるようコンパクトにまとめてある一冊。

    確かに要所要所の専門用語などわからないものもあるのですが、必要最小限度なので知りたければそこからとっかかれるようなまとめ方がとても上手いと感じます。
    巻頭の写真もわくわくさせられるインパクトのあるもので、写真に関わる内容部分に触れるとさらにその写真の壮大さを感じます。

    QRコードが貼ってあるところが数カ所ありそこの情報もまた興味深い。
    特に一番感動したのは天体画像の情報を可聴化するというソニフィケーションというもの。
    宇宙を聴くということができ

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    2025年08月25日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    著者のように、海外で活躍して、素晴らしい実績を残されている方のお話は元気をもらえる。
    著者自身がものすごく優秀な方だけれども、ご自身ではどうにもできない差別も経験され、苦労をされた上での成功体験の話なので、小説を読んでいるような魅力的な内容だった。

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    2022年12月18日
  • 世界基準で夢をかなえる私の勉強法

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    がり勉ではなく常に人生の上でのバランスを考え、人生を前向きに自分というキャラクターを理解して進んでいこうとする作者に共感した。記憶の反芻が大切、自信を持つこと、自分ができないことはあきらめ得意なことに力を込める。人の前に立つものとしておしゃれにも気を使い、生きることをこんな風に楽しめたらなと思った。自信や余裕、人格は職場以外で培われる。

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    2019年12月06日
  • ケンブリッジ数学史探偵

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    日本,欧州,中国の3地域での17世紀の数学の発展を通して世界規模で歴史を理解することを教えてくれる。

    前作と同様に面白くて,一気に読める。

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    2015年09月23日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    日本史を高校時代にただの暗記物として距離をおいてしまった自分に取って、動きのある日本史は新鮮だった。日本史の講義は概要しか書かれていないが、それでも女性を含めたサムライ史というのは視点的に面白かった。アクティブラーニングは、日本の歴史教育でも取り入れてほしいと思う。音楽とお絵かきと動きを取り入れた斬新的なティーチングスタイルは、自身の生活でも応用してみたい。

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    2014年08月16日
  • 世界基準で夢をかなえる私の勉強法

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    大学院まで理系畑を歩んでいたにもかかわらず、
    ひょんなことからハーバードで日本史を教えることになった、、

    そんな北川さんが、ご自身の勉強法についてまとめられた一冊となります。

     “これはやってみないと後悔する! という直感”

    全てのスタートはこの点になるのでしょうか。
    “飽くなき探求心・好奇心”と言葉にすれば簡単ですが、、

    それを実現していくのは並大抵ではないはずです。

     “失敗は単なる「プロセス」である。”

    そんな中でも、こう言い切れるのは素敵だな、と。

     “プレゼンは、自分がどれほどきれいに話すかではなく、
      どれほど周りとつながりを持てるかが重要”

    また何かを伝えようと

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    2014年01月28日
  • 世界基準で夢をかなえる私の勉強法

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    読んでいて胸がすっきりする。著者にはガムシャラさがありながらもどこか洗練されたスタイルがある。みんなが同じやり事を真似するのではなく、好き嫌いをはっきりさせ、自分に合ったやり方を自分で探していく姿が参考になる。そしてつかみとったハーバードとケンブリッジの教壇とは本当にすごい。

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    2014年01月13日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    読みやすく、元気の出る本です!
    深いのに陽気で、視野が明るく広がります。
    世界史の一部として、海を越え時を越えていく日本史。
    サムライ・ウーマンの香水とセットにして、誰かにプレゼントしたい!
    著者の方と少しだけ言葉を交わしたことがあります。とても素敵でした。
    大好きな本です。

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    2013年09月18日
  • ハーバード白熱日本史教室

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     ハーバード大で日本史?しかも若い女性の教授?
     最初この本を手に取った時には頭の中にいくつも「?」が浮かびました。一読してみて感じることは「熱血」。工夫を続けること、新しい視点を持つことで自分の道を切り開いていくことの重要性です。
     
     世界から俊英の集まるハーバード大学。そこでひょんなことから日本史を受け持つことになった北川さん。もともとの専攻は数学と生命科学。

     日本史を教える教授の下、アルバイトで助手になったことがきっかけで疑問を持つ。「日本史の教え方はこれでいいのか?」そこから教授たちの推薦をもらい、転科したうえで大学院に通い直し、ダメ元で応募したハーバード大で中世日本史を教えるこ

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    2013年08月15日
  • 世界基準で夢をかなえる私の勉強法

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    著者のノートの取り方は、全ての人に当てはまるのだろうか?やっぱりこの著者は、他の人には無い特殊な能力をもっているから可能なのではないだろうか?だめ元で自分でも挑戦してみようかな?アメリカの大学に入学する息子にプレゼントしようと思ってネットで注文したけど、そこのところ言い含めないといけないなと思いました。英語の勉強法やタイムマネジメント、失敗の受け止め方なども興味深い。著者の勉強法が自分にも出来るならば、試してみたい。どの道3日坊主の私ですから、挑戦してみよう!!

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    2013年05月14日
  • 世界基準で夢をかなえる私の勉強法

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    本屋で見かけて何気に買った本でしたが、今私が知りたかったことがたくさん書いてあり、久しぶりに”本との巡り合い”に感謝しました。
    学ぶ立場と、そして教えるものの立場との、両面から学ぶべきことが多く書かれています。
    「将来、いつまでも楽しく、カジュアルにエンドレスに勉強すること。」
    是非、参考にしたいと思います。

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    2013年10月11日
  • 世界基準で夢をかなえる私の勉強法

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    タイトルを読むと勘違いしていますのですが、
    いわゆる勉強法を紹介する本ではありません。
    時系列で追ったエッセイ本といった感じです。

    生き方やコツを巧く紹介してくださっているので、
    それがまた勉強に繋がる方法なのだと考えれば、
    勉強法という言葉が正しく感じます。
    勉強をするためにはあらゆる総合力が必要なのかもしれません。

    高校から教員になられるまでの海外での生活を語っています。
    懸命に研究をし続けられてきた姿を追体験でき興味深かったです。

    今回気に入った部分は、
    論文のアプローチに触れられていた点です。
    「論文はがむしゃらに書く、捨てる、書き直す」
    とにかく話をするようにひたすら乱打すると

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    2013年03月23日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    大学のとき、もっとちゃんと勉強しておけばよかったと思った。もう一度、大学に行きたいと思った。子供たちが、こんな先生に出会えるといいなと思った。「白熱」感が、とてもよく伝わってきて、一気に読み終えました。

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    2014年11月13日
  • 宇宙はなぜ面白いのか

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    「宇宙」に関する本3冊目です。
    前に読んだ『宇宙とは何か』、『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』に比べると、前著は宇宙の成り立ちや仕組み中心だったように思いますが、この『宇宙はなぜ面白いのか』は「宇宙」へ行くという話が中心だったように思います。

    宇宙開発の中でも地球観測などをしている衛星(サテライト)ロケットの打ち上げ。
    反対にUFOは地球に来たことがあるのか。
    宇宙人が昔はいたかもしれない惑星として火星が挙げられています。

    そしてまた地球の問題として大切なこと。
    宇宙に核兵器を持たない「宇宙条約」。
    隕石衝突にどう備えるか。

    最後は1961年4月に「地球は青かった」という言葉を残

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    2025年05月06日
  • 日本史を動かした女性たち

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    ネタバレ

    秀吉の正妻であった「ねね」が、争うことを極力減らした天下統一に貢献していた事を初めて本書で知った。2人には、実子はいなかったが、養子を多く得て、その関係性をメンテナンスするために、まめに手紙を送ったり、北政所という朝廷内の立場を得てからも、朝廷、キーとなる各地の大老たちの元に嫁がせたり、養子として出した息子、娘たちへの進言の手紙を出すことで、平和な天下統一がなされることに貢献してきたとのこと。まさにペンは剣よりも強しを自でいくレディーサムライ。
    今後日本語の教科書にも載ってもよいぐらいの内容と思いました。

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    2025年01月03日
  • 宇宙はなぜ面白いのか

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    宇宙に興味を持ち始めたばかりの私のような人にちょうど良いレベルで、その興味を増長するような書き方をして下さっているので終始ワクワクして読み進めました。
    宇宙開発って、私が思うより遥かに進んでいるんですね…!
    なぜ大人になった今、こんなにも宇宙に魅せられるのか自分でもよく分からないのですが、それだけ宇宙には夢が詰まっているということなんだと思います。今後はリアルタイムで情報を追っていきたいです。

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    2024年12月04日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    海外の大学で教えられる日本史は、それ自身がいわば外交官的役割をもっている、とはその通りだと思う
    日本とはどんな国で、世界の人々にどんな見方をしてほしいのかを確固たるものとする為に歴史は学ぶべきだ
    初めは日本史に興味を持ってもらえず履修者が少なかった授業も工夫を重ねて、抽選が必要になるほどの人気授業に
    海外の人たちに日本を語る彼女もLady Samurai

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    2024年02月16日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    ハーバードにおける授業制度•評価方法についても学べますが、筆者がその環境で人気のある講義を提供できた秘訣が詰まった本でした。

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    2023年10月03日
  • ハーバード白熱日本史教室

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    感想
    自分語りを武器に昇華する。歴史を語ることで現在を理解してもらう。相手の語りを引き出すことで相手を理解する。情熱をもって自分たちを話す。

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    2022年11月07日
  • 日本史を動かした女性たち

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    「ねね」といえば、何度も何度も映画、舞台、ドラマ、小説で描かれてきた豊臣秀吉の正妻である。
    彼女には実子がいなかったが、たくさんの養子の母として、平和を希求し、子供を愛し、戦乱の世を生き抜いた女性だった。
    著者は「レディサムライ」として「ねね」を中心とした日本の女性たちから歴史を学び、未来に知識を伝えていこうとしている。
    インパクトのある言葉だが、著者の言う「レディサムライ」とは、勇猛果敢な武将ではなく、皆のために生きる為政者としての強さを持つ女性のことだ。
    さて、どんな姿なのだろう?

    「ねね」はずいぶんと筆マメだったようで、たくさんの史料が残っている。
    彼女の立場もあったと思うが、どうして

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    2021年04月04日