北川智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ日本人の理系出身の若い女性が2年前からハーバード大学で日本史を教え、それが人気授業に!この本は3点から興味深い。①ティーチング・アワード受賞、ベストドレッサー賞、「思い出に残る教授」選出など、著者のアメリカン・ドリームを体現したサクセス物語として痛快。②ハーバード学生による教員評価の指標がオープンなこと。③そして日本史を米国人にどのように楽しく、深く教えているかということ。著者自身が書いているように彼らにとっては日本史を学ぶことが最終目的ではなく、「日常見たこと、感じたことを表現することの練習!」という授業なのです。日本で史学を学ぶ多くの学生にとっても同じことが言えるのでは・・・。「ミリオネア
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Posted by ブクログ
著者はJAXA宇宙教育センター長を務めた方だそうで、宇宙などの話題に明るくない読者でも理解できるよう、読みやすく書かれています。
SLIM(小型の月探査機)など、最新の話題に触れながら、宇宙の誕生から、衛星やロケットの技術、宇宙開発のこれからと課題などについて幅広く扱っていて、
サラッと読めるのに色々知った気になれる本。
自分にとっては知ってる事が多く物足りませんでしたが、この本はそういう層は対象にしてる訳では無いですね。
子供も使う本棚にこっそり入れてあります。
暇な時にちょっと手に取って、科学の片鱗に触れてもらえたらいいなぁ、と、そんな使い方が良さそうな一冊。 -
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Posted by ブクログ
ずいぶん前から積読になっていた1冊。
期待以上に面白かった。
まず、天下のハーバード大学でさえ日本史講義内容のレベルの低さに驚かされる。人気の無さはクラス受講者が毎年数名レベルだったという事実からもわかるが、そんな筆者もそもそもカナダのブリティッシュ・コロンビア大学の理系大学院生だった・・そこでたまたま手伝った日本史を教える教授の勧めで日本史に進路を変更し、ハーバード大学のサマースクールで受講した「日本史、サムライ」の内容に違和感を持った作者は・・このあたりの経緯も面白い。
筆者が終始、巡り合う運命に逆らわず、それを目いっぱい楽しもうとする姿勢に好感が持てる。
本書は、「教科書で読めばわかる内 -
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Posted by ブクログ
痛快!
『歴史に、センター試験の暗記教科、就職活動には意味がない文系科目というレッテルを貼るのではなく、生活の一部として位置付けてほしい』。なぜなら、『日本人としてのアイデンティティーを作るのに日本の歴史を知ることが重要』だから。
学生の頃の日本史って、重箱の隅をつつくような問題でただひたすら暗記力を試されるような授業、試験で、本当につまらなかった。
歴史の史実である点と点がつながって線になり面となる面白さに四十路を越えてから気付いたけれど、北川先生はそれを立体的に捉えていた!!
なるほどな~とニヤニヤしながら読んでしまいました。
例えば。
北川先生が教える1542年から1642