黒星紅白のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
下巻読破であります。
主役カプメインだった旧2作に比べ、今回は群像劇ですね。
皆がそれぞれ特技?を使いつつチームワークで事件を解決する感じ。
ヒーローセロン君は割と今までのヒーロー君を受け継いでいますが、
メグたんは今までのヒロインとまるで違いますね。
とはいえあの正義感はちゃんと受け継いでいますが(笑)。
今までの主人公一家と違い、「壁画発見」に直接関わってない人間ばかりなので、
外側からというか客観的な視線でこの世界が見える感じですね。
あとは皆お坊お嬢なので、権力?にモノを言わせられるというか…
このあたりも庶民だったシュルツ家と違う。
でもリリアもこのブルジョワ学校生徒なんですよね; -
Posted by ブクログ
いやー面白かった!
今回はメインキャラが今までに出ていたメグちゃん除き総入れ替えなので、新キャラ紹介に終始した感じもありますが(各章の名前も語っている(笑)、この面子が濃ゆいので、とっても楽しめました。
どうでもいいけど「ヘップバーン」に「ジョーンズ」に「ポートマン」に「ハートネット」って…洋画の俳優さんの名前がずらりでないですか(笑)。
メグとセロンは名前がそうだし…
演劇部の合宿ってのもあるしで引っかけているんだろうか。
今のところやはりというかメグとセロンは勿論として、ニックがお気に入りです。
おっとりツワモノ大好き。
今のところこっちを見る男の謎はさっぱりでした…アリソン3&4ストー -
Posted by ブクログ
リリトレもついに最終巻。
前半全然リリアもトレイズも出てこず、少しタルくなりかけたところに後半は怒涛の展開!
今回が1番「リリアとトレイズ」なお話でしたね。彼らの話だったので。
しかし、「私の王子様」は間違ってもリリアがトレイズにな響きじゃないですがこんな意味とは…
オチとしては凄く意表をつかれましたよ(笑)。
しかし残念な箇所も少なからず;
うぬぬ、前作「アリソン」と若干リンクしているので、トラヴァス少佐とリリアの間に何かあるかと期待したのに、からみすらなかった(滝涙)。
逆に今回の「アン」さんの顛末には嬉しい驚きでしたね。当初は悲劇の匂いがかなりしていたのに。
そしてそしてトレイズ君 -
Posted by ブクログ
上巻以上に面白かったです。
トレイズ君最高ー!!
もうたまらん。めさめさ好きです。何だかんだでリリアとラヴラヴやしーvv
上巻の時点ではトレイズの片想いかぁ…て感じでしたが何のことはない。
サービスシーンも親世代以上かも?
今回は親世代子世代共にありますからねぇ。
欲を言えばアリソンとトラヴァス少佐のからみ、イクス国王夫妻&メリエルちゃんがもっと見たかったですが…次回に期待?
カルロちゃんにもやられましたねぇ。あとが…もとい小生意気なガキ、もしかしたらもしかするかも。
ちなみに旧作と違い、はっきり言ってリリアがトレイズに振り回されてる気がします…て旧作もよくよく考えるとそうだった気がする(笑 -
Posted by ブクログ
久々の大好きシリーズの続編とあり、もったいぶって読んでいた(アホ)ので凄く遅れてしまいました。
感触からいくと、前作「アリソン」より好きですね。
前作の主人公のアリソンとヴィル=トラヴァス少佐はキャラクター性はそのままにしっかり「大人」になっており、特にダンナはすっかり彼女の扱いが上手になっていて笑いました。
そこへ行くとまんまお母さん似なリリアと、まんまお父さん似なトレイズは、青臭さたっぷりですねぇ(笑)。
リリアちゃんのトレイズに対するあの尊大さは謎ですが(笑)、トレイズ君は前作のヴィルのような優しく頼りになるけど心もとない(大笑)たたずまいが凄くイイです。
前作のように、施設が物語のキー -
Posted by ブクログ
この、第一章が手紙のやり取りで始まるのは、『アリソン』シリーズの第二巻と同じで微妙に懐かしかった。そう言えば、今回はサブタイトルにもある通りイクス王国(イクストーヴァ)が舞台だが、その『アリソン』の二巻もイクスでのごたごたが書かれていた。作者は意図的にやっているのだろうか・・・。しかしそう考えると、アリソンはとても大人になったと思う。そりゃ、娘を産んでその娘が15歳になっているんだから、しっかりするのは当たり前なのだが。寝坊癖以外は。巻末の短編は、とても感動した。特に最後の「ふたりいるよ―。ふたりの騎士がいるよ」という幼いヴィルの言葉は胸にグッときた。
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Posted by ブクログ
前作『アリソン』の世界から17、8年ほど後の話。アリソンたちのその後数年はおおまかにしか語られていなくて正直微妙だったが、それを差し引いても面白い。リリアの性格はアリソン似でもヴィル似でもないように思えた。気が強いのは確かに母親似だが、行動力などはアリソンほどではない(まあアリソンは軍人だからっていうのもあるのだろうが)。しかし正義感が強いのはヴィルに似ている。しかし、ヴィルのように深く考えすぎたりしないからさばさばしている。一方トレイズだが、一途だが少々ヘタレだ。そのくせここぞというときは度胸を見せる。両人とも、今後の展開が楽しみだ。
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