黒星紅白のレビュー一覧

  • 学園キノ(3)

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     今回もパロディ要素満載
     電撃文庫の懐の深さはもはや測り知ることあたわず
     ていうか底なし?

     しかし今回は留学生を中心に物語が進行するという事で
     既刊に比べ(あくまで既刊に比べ)お遊び要素は少なめ
     戦闘シーンではまじめに共闘するなど
     きっちり話をまとめております
     『キノの旅』だと思って読むと怪我するけど
     セルフパロとして読めばここまで茶化してる作品というのもそうないかと
     今回も爆笑させていただきました

     麻生さんが首相のうちに読めばよかった……
     何故かって?
     読めば分かるさ!

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    2010年05月14日
  • キノの旅XIII the Beautiful World

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     本当にいつも通りの寓話です
     普段何気なく接している事柄を抽出し、再構成し、物語化する
     一見簡単に見えてとても難しい事を今回もさも簡単そうにやってのけてます
     毎度毎度の精巧な物語の構築、恐れ入るの一言です

     そんな今作ですが、今回は大分社会風刺色が強いです
     特に表現の自由を扱った『違法な国』は秀逸で
     「作品」と呼べるものに少しでも携わる人には是非読んでほしいお話
     日本がこんな国にならない事を切に祈るばかりであります

     と、少々重い話が続くわけですが
     決してそれだけで終わらないのが時雨沢クオリティ
     スペシャル収録の『いろいろな話』はキノと若かりし頃の師匠が一緒に旅をするという

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    2010年05月14日
  • キノの旅XIII the Beautiful World

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    やっと読めた13巻。

    このシリーズは時雨沢作品の中でも特に好きです。
    今回収録されている話の中でも特に気になったのはこんなご時世なこともあり『違法な国』ですかね。

    次回作も非常に楽しみです。

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    2010年05月14日
  • メグとセロンV ラリー・ヘップバーンの罠

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    表紙のメグかわいい!!…と思ったら、タイトルがっ!!!
    ラリーはいい奴だと思うが、ぶっちゃけタイプではないのでという女の子が多そう。そんなラリーに今回、春が…?!

    今回は今まで以上にサクサク読めちゃった気がします。
    たぶん話の流れが分かりやすかったから。
    予想がつく着地点に、得意の軽妙な掛け合いで持っていけるのは作者ならでは。

    私としては、ラリーはジェニーとくっつくといいなあと思っているのですが、どうでしょうか。

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    2010年04月20日
  • リリアとトレイズI そして二人は旅行に行った〈上〉

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    いやぁ、リリアが愛しい。
    今回ばかりは、ベネディクトー!!!とぉぉおトレイズー!!惚れてまうやろー!!(笑)
    いや、今回ベネディクトはあんまり出てこないけど…ついつい…
    リリアは本当にアリソンの娘だなぁ、ってしみじみ。
    何この子可愛すぎる…トレイズとペアで可愛い…。

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    2010年04月20日
  • メグとセロンIV エアコ村連続殺人事件

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    うん、メグセロは毎回面白い。
    特に今回は、メグとセロン「だけ」の出番も多く、タイトルらしかったかも。
    ハートネットさん再登場もサプライズ。
    今回の犯人の考えは個人的には大嫌いですが。

    今回は先に「メグとセロン」の出番が多いと書きながらも、
    ニックやジェニー、ナータの見所も美味しかったです。
    この巻の時点では、1人影が薄くねぇか?と思った読者が多かった
    と思うんですが、次の巻でその「1人」がサブタイトルに!
    次も楽しみですが、次巻はその「1人」がメインということは、
    セロン君…ご愁傷様か…
    読者としてはまだ続きそうなのは嬉しい。

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    2010年05月09日
  • アリソンII  真昼の夜の夢

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    やっべー、やっぱ超好み。
    なんだろう…この独特のさっぱりすっきりほっこりした後味(*´ω`*)たまらんなぁ…
    とりあえず今回も、
    ベネディクト!惚れてまうやろー!(笑)
    この巻で新しい重要人物が出てきます。
    黒髪で芯の強い女の子…どストライクじゃないですか…私もフィーって呼びたい…。
    ティーと若干かぶるやないかと思ってスイマセン。とても魅力的かつ可愛いキャラクターです。
    あらすじのほうは…歴史的大発見の英雄様がまた大活躍するということで…。
    読めばわかる! 読んでください! ワクワクドキドキが絶対待っているに違いない!

    すっかり時雨沢さんファンの私でした。

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    2010年04月09日
  • アリソンIII〈上〉 ルトニを車窓から

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    まだ読み終わってないんだけど、ヴィルが駅で列車を待つシーンに感動した!
    そうそう、待ち時間の楽しみをわかってらっしゃる!
    私は待ち時間ってものが好きで、バスとか電車とか病院とかわざわざ早めに行って本を読んだり人間観察したりするわけだけど、
    朝まで列車を待って朝ごはんをホームで食べるなんて、最高の憧れ!
    荷物を抱えて行き交う乗客や売店の準備をするおばちゃん達、そんな動き出した駅の中のひとつになれるわけでしょ。もう、最っ高!!
    そんな中、サワークリームたっぷりのベーグルと牛乳をほおばる…(*´ω`*)いいわぁ…憧れるわぁ…

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    2010年04月09日
  • アリソンIII〈下〉 陰謀という名の列車

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    とりあえず、リリアァァァ!!とでも叫んでおきましょうか(笑)
    毎度のことながら、この「アリソン」には惚れてまうやろー!を連発していた私ですが。
    実に惚れ惚れする魅力たっぷりのキャラクターが、素敵な世界を駆けめぐるお話でした。

    何だかいろいろなことがいっぺんに明かされて、すっきりやらぐったりやらの気分なので、あらすじはご勘弁くださいませ…。
    欲を言えば、四人が順調に旅を楽しむところも見たかったかな…(笑)
    上巻のヴィルが駅で待つシーンにワクテカしただけに(゜∀゜)
    いろいろあったようだけれど、大好きな皆が幸せになってよかった。
    リリアァァァァ!!!(笑)

    この「アリソン」のお話は、「リリアと

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    2010年04月09日
  • 学園キノ(3)

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    やっぱり!やっぱりやっぱり最高だった!
    木乃ちゃんは可愛いし、茶子先生も素敵だし、サモエド仮面がとんでもない。陸太郎のリベンジは続く!

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    2010年02月27日
  • キノの旅XII the Beautiful World

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    今回の話しの内容はそして、すぐに、キノとエルメスは大きな病院の前にさしかかった。玄関ドアの前に、数人の看護婦が見送りをするために並んでいた。さらに、一台の黒塗りの車が道に止まっていて、運転手がそのドアを開けるところだった。車の後ろにエルメスを止めて、キノはその光景を眺める。やがて、祝福の声に包まれて、病院から夫婦が現れた。若い二人は顔に笑顔を浮かべながら、夫の方は大きな鞄を、妻の方は、小さなバスケットをその手に抱いていた。夫婦はお世話になった看護婦達に何度もお礼を言って、幾人かと笑顔で抱き合った。(プロローグ「幸せの中で・b)とうとう最後の巻になってしまいました。つぎから何を読めばいいんだ。早

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    2010年02月01日
  • メグとセロンI 三三〇五年の夏休み〈上〉

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    皆、聞いてくれ。セロンが可愛過ぎると思うんだ!
    「一緒にいられるだけで…」
    …もうさ、誰よりも乙女だと思わないか…?
    ストーリーも気になりますね。地下倉庫の秘密!

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    2010年01月05日
  • リリアとトレイズI そして二人は旅行に行った〈上〉

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    一言で言いましょう、大好きです。
    もうね、ツンデレとへタレとか最高じゃないか…!ww
    アリソンママに“トラヴァス少佐”も好きですね。

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    2010年01月05日
  • メグとセロンIII ウレリックスの憂鬱

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    えー、久々、すぎますね、メグセロ。
    もったいながって逆に読むのが遅れた気がします…
    今回は、ラヴコメですよ!
    セロン君もほんの少ーーーーーーーーーーーーーーーーしだけ、
    進展、かな?

    メグたんとセロン君は、思いっきり正反対なんですよね。
    凄くウブでポーカーフェイスのセロン君と、正直すぎるメグたん。
    メグたんは、祖国のお国柄も若干あるかもですが。
    ただ、恋愛論は恋愛してないなら(セロン君…(T_T)声高らかに
    言っても説得力がないよ…
    自分もメグたんに考えは近いが世の中にはツンデレってのもいるんだ。

    ま、展開のほうはお約束。
    最初に思ったとおりのオチでした。がオチにいたる展開は
    セロン君のよ

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    2010年04月11日
  • リリアとトレイズI そして二人は旅行に行った〈上〉

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    強気のリリアと、いいなりのトレイズの掛け合いが楽しい。
    何か大きな陰謀をにおわす序盤で終わっている。しかし、まだまだ深刻さに欠ける二人。正直、今後どうなるかよりも、この二人+カルロ(旅の途中で出会う子ども)の活躍を期待している。

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    2009年12月01日
  • 学園キノ(3)

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    なんで巻が進むにつれサモエド仮面を好きになるんだろう・・・そしてなんでそれを認めたくない自分がいるんだろう・・・

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    2009年11月29日
  • メグとセロンIV エアコ村連続殺人事件

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    だんだんセロンのメグに対する内面感情の描写が激しくなってきた。それはそれで面白いのだが、なんだか読み始めた当初に比べてセロンのイメージが変化した気がする。
    この巻の見どころとして一番に上がるのはやはり事件の経緯と真相。そしてはからずとも新聞部の皆がそれに関わって行ってしまうところだろう。私は恋愛をしたことが無いから「愛」というものが微妙によくわからないのだが、それでも真実を知った時のメグの涙は理解できた。悲しい結末だったと思う。
    エアコ村での合宿はまだある。次巻にも期待だ。

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    2009年11月10日
  • メグとセロンIII ウレリックスの憂鬱

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    1,2巻の「三三〇五年の夏休み」とは違い、演劇部副部長のソニアの恋と、水面下で身をひそめるセロンの恋とが主になっている。ソニアの恋を単体で見るよりも、それにセロンのメグに対する気持ちをからめて考えながら読むと一層面白い。また、メグの応援によってかなりの頑張りを見せたセロンが頑張り過ぎたり、眠った(眠らされた?)セロンの看病を自分から受けおったメグとの静かなからみが微笑ましかった。一番面白かったのは、メグの他意のない無邪気な言葉がセロンの心に突き刺さり、思考が停止したり何も聞こえなくなったところは一番笑えた。

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    2009年11月05日
  • メグとセロンII 三三〇五年の夏休み〈下〉

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    「三三〇五年の夏休み」の山場である旧校舎突入後の展開が見どころだ。ジェニーの写真に写っていた人影の正体や謎の作業員・ハートネットたちの本当の目的など、次々に新事実が発覚して行くさまは読んでいて全く飽きが来なかった。それに加え、終盤、時雨沢恵一の前作「アリソン」のヴィルの位置にあたるであろうセロンの推理劇によって自分で解けていなかった謎が明らかになって行くさまは心地よかった。あと、地下でセロンがさりげなく「メグ」と呼んだところは不覚にもテンションが上がった。

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    2009年11月05日
  • メグとセロンI 三三〇五年の夏休み〈上〉

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    時雨沢恵一著「リリアとトレイズ」シリーズのスピンオフ作品。といっても、実際にリリトレに出ていたメグよりも、名前でしか登場していなかったセロンを主な視点として書かれているため、全く新しいものとして楽しめた。セロンが初恋相手であるメグの前だと内心ほぼパニック状態になって、それでもそれが表に出ないようにしているのが面白かった。メグもメグで、他の女子がセロンを見てハイテンションになっている中で一人だけそうでもない反応をしているなど、天然っぽいところが好印象だった。今後の続巻が楽しみである。

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    2009年11月05日