嶺岸信明のレビュー一覧
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面白いと思うけど、レビューは殆ど無いみたいですね。こういう漫画はあまり読まれないのかなー?
今回はストーリー重視で麻雀部分はあまり重点なかったですが、全体的にはストーリーも麻雀も中身のある漫画です。
いいところで終わってしまった。誰が生贄になるのか先が気になります。
匿名 -
・絵には不思議な力がある。
どんなに隠しても、必ずその人の深層心理が見えてしまう。
たとえ同じ絵でも、見る人によって好みや解釈はさまざま。
・スタンダール症候群:絵の中に引き込まれたり、絵を見ているうちに気を失ったりする現象。
作家のスタンダールがフィレンツェで、聖クローチェ教会の絵を見た時...続きを読む -
・「あなた、まだ子供もいないんでしょ?それで何がわかるっていうの?」
・児童虐待には、身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト(保護の怠慢ないし拒否)がある。
児童虐待は再発率や死亡率の高い《疾患》なのだ。
・「しつけ」と「折檻」は違う。一方的な虐待は、子供の心身の発達を遅らせ、PTSD(...続きを読む -
・インターネット依存症:現実の生活よりも、パソコンの中のネット上の生活の方がリアリティを持ち、
その世界が全てのベースになってしまう。食事は必要最小限のインスタントやレトルトなどで済ませ、
ネット外の生活を《オフラインの生活》と呼ぶ。
・特徴:①睡眠時間が削られる、②ネット以外の活動を無視する...続きを読む -
・憑依:人間の自我意識が失われ、自分の中に他の人格が入り込んで共存したり、
一方的に支配されたりすること。人格変換体験。同時的ニ重人格と継続的ニ重人格がある。
一過性に人格変換をきたし、本人はその信仰する神、タブー、悪魔、あるいは狐、狸などに相当する言語動作を行い、
平常の人格とは全く異なった...続きを読む -
・「小雨(ペニーレイン)のブルーな朝。幼かったあの頃を夢見ながら、まどろみの中で死んでいこうと思ってた。
嵐の夜にバーボンを飲みながら、ほろ酔い気分で死んでいこうと思ってた」
・クレランボー症候群:恋愛妄想の一種。相手から愛されていると一方的に思い込む。
・症状の基礎は、自負、欲望、希望の三つ...続きを読む -
・アルコール依存症とは、意志が弱いためにお酒が止められない病気だと思われているが、それは違う。
大量の飲酒をしているうちに、「ある日その人にだけ、お酒が覚醒剤になる病気」なのだ。
それ故、いったん断酒できても、再び飲酒すれば、依存症という状態に戻ってしまう。
・依存症の根底にあるのは「幸福...続きを読む -
・「あなたを選ぶか、ギャンブルを選ぶか、二つに一つ」
・理屈では分かっていても、抑えることのできない依存欲求というのは、独立性や自主性のない幼児的な甘えからきている。
・その原因は、依存の最初の対象である母親の愛情不足、あるいは愛情過多。
その依存の対象が、具体的人物から象徴的なものにスライド...続きを読む -
・カニバリズム:人間の肉を食べること。
・食人の風習は世界各地でみられた。それは特定の集団の中で、特定の食べ方のみが許される、
きわめて呪術的、共同幻想的行為で、治療行為としての儀礼に他ならなかった。
・神話や文学の中で、屍体への性的愛着がファンタジーとして、何度も描かれている。
・実際にあ...続きを読む -
・「僕はいつかアイツに復讐してやろうといつも思ってた。
そしてある日、僕はアイツをこの断崖に呼び出したんだ。
アイツはまんまと僕の誘いに乗ってきたよ」
・フェティシズム:<生命のない対象>に対する愛着と性衝動。
子供のころは誰にでもフェティシズム的な傾向がある。
例えば、お気に入りの人形を...続きを読む -
昔読んだ小説の内容はもう完全に忘れてしまってるので、純粋に先を楽しみにしています。
というか小説通りなのか、漫画オリジナル部分があるのかどうかも分からないですが。
第2章は哲也が成長し、もう少し世界が広がって、麻雀以外にも様々な賭博の世界やバイニンの生き方が描かれていて面白いです。 -
哲也はたまたま麻雀だったけど、今の時代なら違う世界で喰うか喰われるかの同じ様な生き方をしたんだろうなと思う。
玄人はごまんといても小説を書く人はいないし、それで食べてたんだし頭も良かったんだろうなーと思う。
面白かった。