【感想・ネタバレ】女医レイカ デラックス版 7のレビュー

あらすじ

名取裕子主演でテレビドラマ化された現代人の病巣をえぐる問題作!

純粋だった子供時代に戻りたい…

峰岸 信明/剣名 舞(シナリオ)のゴールデンコンビが放つ不朽の名作!

あなたの周りにもある現代病の憂鬱……
毎日、新聞やテレビなどマスコミをにぎわす病める事件の数々……
人間の欲望など心奥を診る心療科専門医師・女医レイカが闇に迫る!


まさに病める日本にメスを入れた、現代だからこそ、是非読んでおきたい心の奥底を揺るがす、感動のサスペンス・ドラマ!

心の闇の声を聞け!!

目次
Karte1 アガメムノンの幻想
Karte2 ピーターパンの嘆き
Karte3 人格の憑依
Karte4 仮面の告白
Karte5 心の色
Karte6 孤独のセラピスト

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憑依

・憑依:人間の自我意識が失われ、自分の中に他の人格が入り込んで共存したり、
一方的に支配されたりすること。人格変換体験。同時的ニ重人格と継続的ニ重人格がある。
一過性に人格変換をきたし、本人はその信仰する神、タブー、悪魔、あるいは狐、狸などに相当する言語動作を行い、
平常の人格とは全く異なった状態を呈するもの。
・同時的ニ重人格:他の人格に支配されていることを病者が理解している。
・継続的ニ重人格:自己の人格が全く消失してしまう。
・鑑別が必要なのは、作為体験、化身妄想。
・作為体験:自己の行為が他者によって動かされ支配されている。
・化身妄想:自分は神であるなどと勝手に思い込む。
・憑依の特徴:ものが憑いたという妄想、興奮、錯乱、幻視、幻覚、自分が動物になったかのような行動。
そして意識狭窄と混濁による変化。
・コックリさん:一種の催眠現象。集団ヒステリーによる心因反応が、睡眠下で起こる自動書記や自動描画を引き起こしている。
若い女の子は占い遊びのつもりで気軽に行うが、実際は手足の不随意運動など様々な疾患を誘発する危険な行為。
・自身の身体に他の人格を憑依させることは、一種の防御反応。
人格を変換させることで、かろうじて精神のバランスを保って生きている。
・「治療はまだまだ続く。簡単には終わらない。
ただ一つだけ大きな進歩は、この絵が、誰かが憑依して描いたものではなく、
小学生の憑介クン自身が描いた絵だということ…」

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2022年09月30日

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