嶺岸信明のレビュー一覧
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フェティシズム
・「僕はいつかアイツに復讐してやろうといつも思ってた。
そしてある日、僕はアイツをこの断崖に呼び出したんだ。
アイツはまんまと僕の誘いに乗ってきたよ」
・フェティシズム:<生命のない対象>に対する愛着と性衝動。
子供のころは誰にでもフェティシズム的な傾向がある。
例えば、お気に入りの人形を肌身離さず持つように。ある意味、性的に未発達な状態。
・プロファイリングに深入りしすぎると、医師としてよりも異常犯罪者としてのアイデンティティが形成されてしまう。
マッドサイエンティストの行きつく先が人体実験であるように、道を誤った医師、心理学者の最終目的は殺人の実践。
・普段、まったく外面に現れなくても、潜在的な病的性格は、誰の心の中にもある。
心のバランスが崩れたとき、それが突然、姿を見せるかもしれない。
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クレランボー症候群
・「小雨(ペニーレイン)のブルーな朝。幼かったあの頃を夢見ながら、まどろみの中で死んでいこうと思ってた。
嵐の夜にバーボンを飲みながら、ほろ酔い気分で死んでいこうと思ってた」
・クレランボー症候群:恋愛妄想の一種。相手から愛されていると一方的に思い込む。
・症状の基礎は、自負、欲望、希望の三つの感情。対象は芸能人やスポーツ選手など、手が届かない相手が多い。
・手が届かない相手のはずなのに、やけに積極的になって、相手の家まで押し掛ける。
・結局、自分が相手から全く相手にされていないという事実に耐えきれなくなる。
・親近感が作りものとわかったとき、愛が憎悪に転化する。
・希望の時期→怨恨の時期→憎悪の時期
・ストーカー行為に走る。欲求不満から暴力を振るうこともある。
そこには罪悪感や自覚がほとんどない。自分のアイデンティティに充実感を感じられないので、
愛されているという妄想に取りすがって、ひたすら生きようとするからだ。
・「お願いだ…トイレに行かせてくれ。頼む・・・もう限界なんだ」「ククク…」「頼む…」
「大丈夫よ。ほら、ちゃんとオムツ買ってきたから。後で取り替えてあげるね」「頼む…許してくれ・・・ウウウ」
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アルコール依存症
・アルコール依存症とは、意志が弱いためにお酒が止められない病気だと思われているが、それは違う。
大量の飲酒をしているうちに、「ある日その人にだけ、お酒が覚醒剤になる病気」なのだ。
それ故、いったん断酒できても、再び飲酒すれば、依存症という状態に戻ってしまう。
・依存症の根底にあるのは「幸福感を得たい」という渇望。
淋しさを紛らわすため、眠るため、元気を出すためと、睡眠薬や安定剤代わりに使われることが多い。
・禁断症状は、身体の依存による脳の神経の興奮。
エチルアルコールは神経をマヒさせ、習慣的に飲酒していると、神経のバランスが崩れてしまう。
肝臓が障害され、鼻が赤くなる。
・「それが、最後の選択よ。
いくら強制的に入院させたり、監禁したりして断酒させても、
一般社会に戻れば、酒は簡単に手に入る。
アルコール依存症患者がその誘惑に負けて、一滴でも口にしてしまえば、全てが無駄になってしまうの。
断酒して生きるか、飲んで死ぬか、あなた自身が決める最後の選択」
・「一緒に生きていこう。もう一度二人でやり直してみようよ。
俺だってまだまだ不安なんだ。でも二人ならきっと止められるさ」
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今回は静か
今回は1000点棒の移動だけでこの巻での点数変動は前巻と同じまま。
瞬をメインに話が進んでいく感じ。個人的に今回の北岡のやり方は弱者のやり方に見えてしまった。