井上敏樹のレビュー一覧

  • 小説 仮面ライダーキバ

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    オリジナル要素多めです。
    本放送時にはただの変な奴になってしまっていた名護さんがファンガイア
    なら問答無用で殺す、本来の設定通りの冷徹な神の体現者となっていたり、
    紅音也がただの三枚目ではなく、とんでもない天才バイオリニストであるという
    しっかりした描写があったり、本放送ではコミカルに描かれていた次狼が
    悲しい過去から本気で種族の再復興を目指していたり、こっちが本道でも
    いいかもと思えるくらいリアリティのある、真剣な内容になっていました。

    本編では説明のなかった、麻生ゆりの夫(麻生恵の父)についても、話が
    それとなく出ていて、ちゃんと未回収の伏線も回収してくれています。

    一冊でまとめるため

    0
    2015年12月31日
  • 小説 仮面ライダーアギト

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    テレビ本編の内容を改変し、文庫本一冊で終わるサイズになったアギトです。
    主要な登場人物は本編と同じで、読んでいて、かつての津上翔一や氷川誠、
    葦原涼を思い出して、ノスタルジックな気分になったりもするのですが、
    あの神々のいざこざから始まる三種三様のライダーの戦いを文庫サイズで
    収めるため、アギトとは何者か?ギルスとは?そもそもアンノウンは
    なぜ超能力を持った人々を殺し続けるのかという、超根幹的な部分を全く語らず
    に終了してしまうので、いくらなんでも説明不足すぎるのでは?と思いました。

    本編では50話以上かけて謎を少しずつ解き明かしていたわけなので、
    登場から完結まで一冊で終わらせようと思った

    0
    2015年12月31日
  • 海の底のピアノ

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     感想が書きにくい。水雪と和憲二人とも特異な生い立ちをしているのに、作中の人物が特異な人ばかりなので、二人に強烈な(精神的)個性を見いだせなかった。
     否定的な感想なのに、でも、と思うのは、なんでろう。逆に二人の内情が赤裸々に書き出されると、タイトルが崩壊するなと思った。
     もっと読解力を付けて、ゆっくり読めたらよかったなと思った。

    1
    2015年09月09日
  • 仮面ライダークウガ(1)

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    原作のテレビとは似て非なる井上敏樹ワールドが展開されていて中々好き嫌いが分かれそうな内容ですね。グロい部分も多い。テレビとの比較にとらわれ過ぎなければこれはこれで楽しめると思う。とりあえずオリジナルな展開に期待。

    0
    2015年08月04日
  • 仮面ライダークウガ(1)

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    平成ライダー最初作の漫画家だが、五代のキャラがTVのイメージと合わない気がしてモヤモヤする。
    TVと漫画ではキャラが違うのか、それとも映像作品を漫画に落としこむんだせいで違和感が出てるのか、どちらかはわからないが、まだ序盤で判断は下せない。

    しかし、TV放映では絶対出来ないようなグロテスクな表現が多く、大人になったクウガファン向けを意識したような印象を受け、そこは面白かった。

    アギトが今後出るらしいので、ここでは様子見。

    0
    2015年07月07日
  • 小説 仮面ライダー龍騎

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    ネタバレ

     戦わなければ生き残れない!
     仮面ライダー同士のバトルロイヤルを描いた、空前絶後の特撮ヒーロー、『仮面ライダー龍騎』のノベライズ。
     根幹の設定は原作と同じだが、細部はかなり異なっている。この細部の差異の幾つかが許せるものではなかった。まず真司が殺人を犯して激しい罪悪感に囚われないこと、蓮が優衣と肉体関係を持っていること、優衣の伯母さんのキャラクターの改悪、デッキケース、ベントカードの削除などなど……。原作の良い所を幾つも殺しているのが実情だ。また、メインのライダー五人に物語の焦点を絞ったせいで、脇役のライダーの出番が悉く減っている。シザーズ、ライア、インベラーはやられ役としてほんの少し登場

    0
    2015年06月18日
  • 小説 仮面ライダーキバ

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    TV版の設定や登場人物をかなり絞ったシンプルな物語になってます。静香ちゃんがすごくヒロインで、深央ちゃんのエピソードは後半にふわっと触れる程度…。小説版おすすめポイントは次狼のかっこよさ。でもTV版のごちゃごちゃした感じが好きな自分にはちょっとあっさりしすぎていて物足りなかったな。

    0
    2014年11月13日
  • 海の底のピアノ

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     海と対峙してはいけない、海を見つめるときっと人間は狂ってしまう、海と付き合う唯一の方法は海に潜ることに違いない、潜ってしまえば海は人間を見つけることが出来なくなる。
    (P.181)

    「芸術というものはね、祝福であると同時に呪いでもあるのよ。芸術家はそのふたつの世界を行ったり来たりしなければならない。そしてより強い呪いを受けた者にはより輝かしい祝福が与えられる。今のあなたなら私の言葉が分かるでしょう? あなたは今深い呪いの中にいる。誕生の前に闇を通らなければならないのと同じようにね」
    (P.199)

    1
    2014年08月11日
  • 小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~

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    ネタバレ

    TVシリーズより、士の内面に迫った小説版、ディケイド。
    鳴滝さんやディエンドの目的が明らかにされていて、きちんとしたエンディングが用意されているのは好印象です。

    0
    2013年11月21日
  • 小説 仮面ライダー龍騎

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    第一に子供の頃見てた龍騎のイメージで読むならおすすめしない。あくまでも繰り返してる世界の断片として読むべきだと思う。
    かっこいい正義感に熱い主人公と、クールな第二ライダー、儚げなヒロイン、そのイメージは変わらないけれども、内容はわりかしショッキング。

    まず、真司とファム、蓮とゆいのベッドシーンがある。完全にそうだと思うシーンもあれば匂わすシーンもある。そうでなくても子供向けということを忘れたのかと思うくらい下ネタが多い。
    それと人気ライダーだった、真司・蓮・浅倉それぞれの過去がやけにグロの意味で生々しい。
    特に浅倉は読むのをやめる人もいるのではないだろうか。

    私は断片として楽しむことができ

    0
    2013年11月07日
  • 小説 仮面ライダーキバ

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    静香ちゃん補完計画。
    おもしろかったけど、私が好きだったキャラクターはあんまり登場しなくて残念。
    キングさんやらビショップさんはどこへ。
    でも次狼がたくさん出てきたからいいかな。

    0
    2013年06月24日
  • 小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~

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    平成ライダーを小説化していくプロジェクト(?)のなかの1冊。

    今回は通りすがりのディケイドさんの巻。おのれ、ディケイドぉ~!
    マゼンタ(ピンクにあらず)の表紙がオシャレであります。

    TV版とはかなりオモムキを異にします。
    で、なんだか期待とは違い・・・・・。

    TV版の楽しい雰囲気はほとんどないし、青い(シアン)方は哀れな末路だし・・・。

    しかもその終わり方って、寂しすぎるよぉ・・・・・。

    1
    2013年04月26日
  • 小説 仮面ライダーアギト

    Posted by ブクログ

    51話のテレビシリーズに対して、小説版は一冊。設定や展開も各所で異なります。
    文法的に気になる箇所が多々ありますが、概ねうまくまとまっているかと(;´Д`A ```
    アンノウンの存在についてはもう少し深く言及してほしかったかも(○゚ε゚○)

    0
    2013年03月22日
  • 小説 仮面ライダーアギト

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    本編よりも主人公たち3人の対比がくっきりと
    描かれていて良かった。

    葦原のラストだけ若干寂しいけど。
    この物語の流れなら、穏やかに皆仲良しendも
    成立できたと思うんだがなぁ。

    あれ?もしかして物語終盤はG3マイルドが
    活躍している世界になってるのか・・・。

    0
    2013年03月22日
  • 小説 仮面ライダーキバ

    Posted by ブクログ

    良いifだと思う。
    深央が薄くなった分、静香がちゃんとヒロインしていて
    本編と同じシーンも違う目線で見直せたのが良かった。

    名護さんは本編の方が好きだけど、この物語としては
    このくらいの立ち位置で良いのかな。
    (本編より名護父に同情の余地がなかったのが残念)

    0
    2013年03月22日
  • 小説 仮面ライダーファイズ

    Posted by ブクログ

    異形の花々の再録だったのが残念。

    ごめんなさい、単に「悩みに悩んだ挙句、必死こいて
    古本で探して金額見てまた迷ったけど、それでも結局
    買って、読んでからまだ1年も経ってないのに・・・!」
    という個人的な悔しさからの発言でした。
    絶版本が復活するのは素晴らしい事だ!


    物語の構成としては本編よりもまとまりと説得力があって好き。
    特に、啓太郎と結花に関してが一番嬉しかった。結局哀しいけど。
    勿論、それ以外にも木場・真理・巧の関係や個々の心境、やはり
    格好良い海堂も良かった。そしてどこまでも衝撃的な草加。

    もろに伝奇小説テイストなので、好き嫌いはわかれると思うが
    草加にまつわるあれこれは、ある

    0
    2013年03月22日
  • 小説 仮面ライダーファイズ

    Posted by 読むコレ

    テレビ版「555 」の脚本家自身によるノベライズ。
    以前ノベルズで発売された「異形の花々」にその
    五年後のエピソードを追加しての発売。
    当然ながらテレビシリーズと設定が大きく事なり、
    人間とオルフェノクの関係のみが抽出され、
    より一層登場人物達の苦悩と闇と光との陰影が
    明確に伝わってきますね。
    スマートブレイン、流星塾など極力排除したのは正解。

    かなりダークで描写も遠慮のないシーンなど
    規制の少ないなかで作者が剥き出しにした
    ファイズの世界観。スピンオフやテレビ版での
    終盤の失速、未回収伏線をフォローする作品
    ではないけれど、これはこれで面白い。

    但し...文

    0
    2013年02月11日
  • 小説 仮面ライダーファイズ

    Posted by ブクログ

    テレビ版「555 」の脚本家自身によるノベライズ。
    以前ノベルズで発売された「異形の花々」にその
    五年後のエピソードを追加しての発売。
    当然ながらテレビシリーズと設定が大きく事なり、
    人間とオルフェノクの関係のみが抽出され、
    より一層登場人物達の苦悩と闇と光との陰影が
    明確に伝わってきますね。
    スマートブレイン、流星塾など極力排除したのは正解。

    かなりダークで描写も遠慮のないシーンなど
    規制の少ないなかで作者が剥き出しにした
    ファイズの世界観。スピンオフやテレビ版での
    終盤の失速、未回収伏線をフォローする作品
    ではないけれど、これはこれで面白い。

    但し...文章の不安定さは...まぁ仕方な

    0
    2013年02月02日
  • 仮面ライダークウガ(1)

    無料版購入済み

    好みの問題かな?

    絵が古い。
    昭和の絵と言うか、チャンピオン系の絵と言うか…、とにかく古い。

    ストーリーも同様で、70年代80年代の作品を彷彿とさせるようなもの。

    私自身もいい歳ではあるけれど、特に仮面ライダーファンでもないし、この絵とストーリーはダメでした。

    もっとも、石ノ森章太郎っぽいといえばぽいのだけど。

    0
    2024年08月29日
  • 小説 仮面ライダーアギト

    購入済み

    仮面ライダー

    なし

    0
    2013年09月27日