井上敏樹のレビュー一覧
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面白い。
TV版より静香ちゃんがヒロインしてる。これを読んだら静香ちゃんを好きになる。
渡の苦悩や葛藤もちゃんと描かれている。好きな子に対してファンガイアとしての本能が出てきて苦しむシーンは吸血鬼ものの醍醐味だしよかった。
次狼もかっこいい。キャラクター文庫がどの程度の年代を狙っているのか不明だが、朝8時では映せなかったであろうシーンもある笑。この本で一番かっこいい男性キャラは間違いなく次狼。
753教徒としては、この名護さんはとても新鮮だった。TV版よりも清廉潔白で、表には出さないけどさらに正義厨だと思う。TV版がかっこいい、なら小説版は「美しい」。しかも僕っ子。この美しい名護さんがああな -
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【ノート】
・時期の設定は、鳴滝が◯◯するので番組の後か?相変わらず、小説としてのクオリティにはハラハラさせられるが、番組では終始一貫して傲岸不遜だった門矢士の意外な内面が描かれているのが面白い。
・なぜかまた、複数のライダーの世界を巡っており、天道総司ら、異世界のライダー達との交流の様子も描かれている。その都度、実はナイーブな士の心情を読めるのは小説ならではの楽しみだ。
・クライマックスであるはずの戦闘シーンでの描写が淡白、と言うより明らかにクオリティが低いのは残念。番組を全く知らずにこの本を読む読者などほとんどいないのだろうから、やはりファンサービスとして、お決まりの所作なりセリフは、 -
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本編サブライターである井上敏樹氏による『仮面ライダー龍騎』の小説版。本編要素の再構成型の作品である。
本編においては劇場版にしか登場しなかったファム=霧島美穂と真司の関係性を大きな軸に起きながらではあるが、誰もが殺し合いを望むライダーバトルを止めようとする真司の奮闘を描くのは本編同様である。
TV本編からアレンジされた各キャラクターの戦う背景はどれもエッジが効いたものばかりで面食らう。小説版だから許された描写もあると思うのだが、それにしても本編の伽rクターイメージに似つかわしくないようなものもあったように思う。個人的には主人公である真司の言動がどこか本編中とはずれた印象があったのでいまいち読ん -
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話はオリジナルに近く、今回ついにマイティーフォームに変身!っなことで、原作テレビシリーズ同様なかなか焦らされた感が心地よかった。グロンギ語の表記はいっそグロンギ文字で横書き表示して、その下にカッコ書きでリント語訳を載せるとかの方が読みやすくないかなーとは思うんだけど、そうなったら音が伝わらないのか。難しい。
個人的には原作信者なので五代くんのキャラ、あれはないよなーと思わないでもないし、マンガ版はまた別の世界として捉えたい気持ちもないではないし、そこも複雑。でもあれだけ原作に忠実に作るならキャラを中途半端に変えない方がいいんじゃないかなあ。てか榎田さんのアレはないよ…「ひ○らしのなく頃に」か -
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門矢士のあるべき世界を見つけるために、他のライダーの世界を旅して回ること
は共通していますが、基本的に本作はほぼオリジナル要素で、本放送の設定は
ほとんどないです。
ただ、本放送時は説明することを途中で投げたと思っているので僕はテレビと
劇場版での内容より小説のディケイドのほうが良かったです。
テレビ放送のディケイドは何回見ても、意味がわからない内容になって
いましたので。
旅をするライダーの世界は、放送時にはキャストがオリジナルとは別でしたが、
本作で旅するライダーの世界はオリジナルキャストでのライダーの世界のようで、
クウガの世界では五代雄介が、アギトの世界では津上翔一が活躍していたと