神様の言うとおり然り、デスゲーム×〇〇の王様的な感じだと思っている。初めて読んだのは高校生の頃で、自分と重ねて読んでいたのを思い出す。頭脳に特化するのではなく、トランプの柄に分けてゲームが異なるのがとても面白い。敵側も同じ人間であるため、なんとももどかしい気持ちにさせてくれる。死を彷徨ったらこんな世界に行けるかもしれないという死に対するイメージを軟化させる効果があったと思うし、「繋がり」を人生で一番大事だと思っている人にとって、もしくはまだ思ていない人に(つまり全員なのだが)読んでもらいたいと、月並みだが感じた。