高田寛のレビュー一覧

  • シャーロック・ホームズ全集4 シャーロック・ホームズの思い出

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    「白銀号事件」
    キングス・パイランドの名馬がいなくなり、その調教師が荒地で死んでいた。事件の解決に向かったホームズが見破った事件の真相はーー?
    足を引きずる羊、死んだ調教師が持っていた華奢なナイフ、事件前夜に訪れた怪しい男。

    「ボール箱」
    クロインドンのクロス街に住むミス・スーザン・クッシングの元に、粗塩と二つの耳が入った小包が届いた。スーザンは全く心当たりがないという。ホームズは小包の結び目が特殊なことに気づき、また、スーザンには二人の妹がいることを知ったーー。

    「黄色い顔」
    ホームズの元に、とある男が妻が怪しいと依頼を持ってきた。どうやら引っ越してきたばかりの隣人と妻が関係があるらしい

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    2015年06月20日
  • シャーロック・ホームズ全集6 シャーロック・ホームズの帰還

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    「空家の冒険」

    「ノーウッドの建築士」
    ワトソンがベイカー街に戻ってきた。小さな医院を高値で買い取ってくれた若い医師ーー実は金を払ったのはホームズだったらしい。ホームズ……orz

    「孤独な自転車乗り」
    ヴァイオレット・スミス嬢がピアノの家庭教師をしている家から最寄駅まで自転車で走っていると、後から一定区間を自転車でついてくる男がいる。その正体を突き止めてくれという依頼。

    「踊る人形」

    「プライオリ学校」
    閣僚の息子が寄宿学校から姿を消した。同時にドイツ人教師も自転車ごと姿を消した。寄宿学校の校長に依頼され、ホームズは調査を始める。
    だが、閣僚とその秘書はあまり乗り気ではなかった。

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    2015年06月02日
  • シャーロック・ホームズ全集5 バスカヴィル家の犬

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    やはりこの詳しい注は助かる。初読の時は必要ないだろうが、何回も読んでいる身としては新しい発見があって楽しい。
    この版での特徴は解説とあとがき。どちらも力作です。知らなかったことがたくさんあった。
    何よりすばらしいのは初出の挿絵が全点載っていること。

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    2014年04月21日
  • シャーロック・ホームズ全集6 シャーロック・ホームズの帰還

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    河出書房新社訳。現代語に近く、読みやすいかもしれないがクセや雰囲気は薄くなっているかも。いずれにしても面白いことに変わりはない。

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    2025年05月09日
  • シャーロック・ホームズ全集4 シャーロック・ホームズの思い出

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    題からは想像できないようなことが起こって、予想の斜め上の結末を行くのがホームズ。それがすごく面白い。お兄さんと、モリアーティと、重要人物初登場!

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    2024年03月02日
  • シャーロック・ホームズ全集5 バスカヴィル家の犬

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    ネタバレ

    描写が怖かった。なぜステイプルトンが妹にそれほど執着するのかわからなかったけど、伏線回収。
    いろいろなところに話が派生して、人もカタカナでところどころ誰だっけってなってしまった。
    犯人は結局ムアに落ちて死んでしまったのか。

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    2023年11月11日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    ホームズの活躍編と、あるモルモン教徒の数奇な運命編と、毛色の異なる二つの話を上手い事繋げて物語を構成させるコナン・ドイルの筆力に脱帽。

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    2023年10月14日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    これが最初の話だったんだ!赤毛連盟が最初かと思ってた。第二部でガラリと変わって一瞬戸惑うけど、どんどん読めちゃうし、それが事件に繋がった時がとても面白い。ひばりのように歌うホームズが可愛かった…

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    2022年11月10日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    翻訳本は読みづらくて苦手なのですが、とても読みやすかったです。格調の感じられる訳し方なのに、すらっと読める。
    挿絵入り、注釈付きということで中身以外にも充実していました。翻訳者の方がシャーロキアンなので安心して読めます。

    途中で長々と主要人物以外の過去パートとなり、一瞬別の事件が始まったかと思いましたがそんなことはなかった。描き方が上手いので、退屈することなく読めました。淡々と語られているのに、緊張感や逼迫感がとても伝わってきて、どきどきしながら読みました。

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    2022年09月04日
  • シャーロック・ホームズ全集5 バスカヴィル家の犬

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    シャーロック劇場版の予習で読みました。

    ワトソンにかなりフォーカスされていて読んでいて新鮮でした。

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    2022年07月13日
  • シャーロック・ホームズ全集3 シャーロック・ホームズの冒険

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    ありえないことを取り除くと、残ったものがどんなにありそうもないことでも、それが真実である
    『緑柱石の宝冠』

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    2020年12月16日
  • シャーロック・ホームズ全集9 シャーロック・ホームズの事件簿

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    シャーロック・ホームズ物は、すべて読んだつもりでいました。でも、ホームズ自身が書いたというものや、ワトソンが出てこずに第三者的視点で書かれたものなどの存在は、すっかりと忘れていました。本書には、そのような作品が含まれています。

    それと、ワトソンが、ホームズとは別れて暮らしているのは知って(覚えて)いましたが、それでも、ベーカー街での共同生活の方が多く、それぞれ別に生活している方が数少ないと思っていましたが、逆でしたね。

    昔の記憶と言うものは、あてにならないものですね。

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    2018年10月12日
  • シャーロック・ホームズ全集8 シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    学生の頃に読んだ作品の再読。

    色々忘れていますね(苦笑)。特に、最後の「最後の挨拶」こんなエスピオナージだとは思いませんでした。一度読んだはずなんですけどね。って言うか、ホームズ引退後の再登場ですが、何年も活動していたとはね。ここまで捜査するのには時間がかかりますが、そこまでするかと。一度引退しているのにね。

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    2018年10月07日
  • シャーロック・ホームズ全集6 シャーロック・ホームズの帰還

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    実際には、学生時代に読んでいるので、二度目の読書と言う事になるのだけど、初回の時のことをほとんど覚えていないので、実質的に初見と言ってもいい。

    そういう意味で、タイトルを覚えている作品よりも、全く覚えていない作品が興味深い。それと、レストレイドって、ホームズの良い相棒だと思っていたのだけど、どちらかと言うと、レストレイドはおっちょこちょいと言うか、ホームズに助けられている警察官であったと言う事に驚き。どちらかと言うと、雑に扱われるキャラクタですね。

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    2018年09月27日
  • シャーロック・ホームズ全集3 シャーロック・ホームズの冒険

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    中学生か、高校生の頃に読んだものの再読。

    やっぱり面白い。初めて読んだときは気づかなかったけど、今回読んでみて、初めて気づいたことが沢山あります。ホームズが「最初から分かっていたよ」と言う、安楽椅子探偵的なケースが結構ある事と、ホームズについては連戦連勝で、解決できない事件なんて無いと思っていたんだけど、実はそうでも無くて、何件か解決できない事件があるとかね。それと、刑事事件に問う事は出来ないケースも、意外にある事にも気が付きました。

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    2018年09月14日
  • シャーロック・ホームズ全集5 バスカヴィル家の犬

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    ★4.5

    中学か高校の頃に初めて読んだときは、中々おどろおどろしい作品だなと思った作品ですが、改めて読み返してみると、描写は中々ミステリアスな描写ですが、描かれている内容は、極めて真っ当な推理小説的な内容。どういうトリックであったのか、微妙に忘れていたのですが、読み返していて、「あぁ、そう言う事だったのか」と改めて理解しました。

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    2018年09月08日
  • シャーロック・ホームズ全集2 四つのサイン

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    これも、多くの場合「四つの署名」で知られている作品。ですが翻訳者は、サインと行った人物たちが、“必ずしも文字が書けるわけでは無い”と解釈して、署名ではなくサインと訳したそうです。

    恐らく、中学あるいは高校以来に読んだのですが、良いものは、いつ読んでも良いものですね

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    2018年09月08日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    アンソニー・ホロヴィッツによるシャーロック・ホームズ作品『絹の家』を読んで、久しぶりに“正典”を読みたくなりました。

    中学、高校の頃、ホームズものは全て読破していたので、それ以来。今回は、有名なシャーロキアンである小林司さん、東山あかねさんによる訳出の作品です。

    もともとこの作品は『緋色の研究』と言うタイトルで知られていますが、どうやらその“研究”という翻訳は誤訳であるらしい・・・。“研究”のところは“study”なのですが、絵画の習作と同じ意味だとの事。

    それと、文中、当時の世相についての注意書きがあります。注意書きもよみながら本文を読むと、理解が深まります。

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    2018年08月26日
  • シャーロック・ホームズ全集2 四つのサイン

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    ネタバレ

    当初、創元推理文庫でシリーズを読み始めたが、注釈の多さに惹かれてこちらで揃え直し始めた。どうやら文庫版は単行本より注釈が減っているらしいが、それでも充実している。320ページ中228ページまでが本編で、その後にクリストファー・ドーデンによる注と解説(オックスフォード版)が訳出されて掲載されている。注釈も面白かったが、別のイギリス文学との関係が述べられていた解説が、読みごたえがあった。
    内容的にはとても面白くて、先へ先へと読み進み、あっという間に読み通してしまった。一番面白かったのは、ホームズとワトスンの関わり、かけあいの部分。1作よりさらに関係性が増している感じがする。ワトスンが結婚したことは

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    2018年02月27日
  • シャーロック・ホームズ全集1 緋色の習作

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    ネタバレ

    ミステリ。ホームズとワトスンの出会い。
    「ミステリ好きならこれは読んでおかないと!」と思って購入。もとの邦題は『緋色の研究』ですね。
    ホームズの推理が面白い!
    偏ってはいるものの深い知識と、優れた観察力、鋭い直感、素早い行動。130年前に描かれた作品に、ここまで優秀な探偵が登場したら、それは大人気になりますね。
    物語自体も十分に魅力的。適度なボリュームも良い。さすがの良書。
    注釈や年表、解説などはマニアックすぎますが、本当に好きな人には役立つでしょう。

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    2016年10月11日